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レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ザ・クロコダイル ~人喰いワニ襲来~

2022年04月18日 13時30分09秒 | 怪獣/モンスター

「ザ・クロコダイル ~人喰いワニ襲来~」
原題:百萬巨鰐/MILLION DOLLAR CROCODILE
2012年 中国 90分
■監督:
 林黎勝(リン・リーシェン)
■出演:
 徐熙媛(バービー・スー)
 郭濤(グォ・タォ)
 石兆琪(シー・ジャオチ)
 林雪(ラム・シュー)
 熊欣欣(ホン・ヤンヤン)

●あらすじ
仲間たちを目の前で惨殺された巨大ワニの復讐を描くモンスターパニック。
ワニ園の経営が破綻し、高級食材としてレストランに売られたワニたち。
コックたちによってさばかれ絶命していく仲間を見つめる巨大ワニの悲しみは、やがて復讐へと変化し…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
巨大なワニとサメが人を襲う映画と言えばハリウッドの十八番だが、
アジア人の視点ではこうなると言う感じが面白かった。
これは「霊幻道士」の時に書かれてた記事だったんだけど、西洋人とアジア人では死者の扱いが違うと。
キョンシーもゾンビも要はどっちも動く死体だ。
西洋人はゾンビに対して情けなどかけることなく、銃やバズーカをぶっ放す。
一方アジア人はキョンシーに対してお線香のご飯を上げたり、功夫で戦ったりするなど死体に優しいと。
面白い比較だなあと思ってたけど、その思想は本作でも生きていた。
ハリウッドの「アリゲーター」なんかは、ペットとして飼おうと思っていたワニの赤ちゃんを
無慈悲にもトイレに捨てたことから話が始まり、成長して街に出てきたワニはゴジラと同じような扱いを受け殺される。
要は最初から人間と分かり合える対象とは微塵も考えられてなく、理解しようも無いただのモンスターとして描かれる。
一方本作の巨大ワニは人間の友達である。
長年飼育してきたワニ使いはワニにも情があると言い、ショーで上半身ワニの口の中に入れられてもワニは俺を食べなかった。
情があるからだ。と、ちょっと違う気もする信条を持って巨大ワニを捕獲に行く。
ワニ自身も目の前で仲間を殺されるのを見たから怒っただけであり、最後は死ぬ直前に涙まで流すのだから
どちらかと言うと「アリゲーター」と言うよりかは、77年版の「キングコング」とかに近いのかも?
とは言えアジア映画でこういったモンスター映画ってちょっと珍しかったので、目新しかった。
そう言った点でもオススメかな?

ワイルド・スピード/ジェットブレイク

2022年04月15日 18時07分49秒 | アクション

「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」
原題:FAST & FURIOUS 9
2020年 アメリカ 143分
■監督:
 ジャスティン・リン
■出演:
 ヴィン・ディーゼル
 ミシェル・ロドリゲス
 ジョン・シナ
 タイリース・ギブソン
 クリス・“リュダクリス”・ブリッジス
 ジョーダナ・ブリュースター
 ナタリー・エマニュエル
 サン・カン
 ヘレン・ミレン
 シャーリーズ・セロン
 カート・ラッセル
 ジェイソン・ステイサム

●あらすじ
人気カーアクションシリーズ第9弾。
仲間のピンチを知り、ファミリーと合流したドミニク。
世界中のコンピューターシステムを操る装置を弟のジェイコブに奪われたドミニクたちは、
陰謀を止めるために動き出す。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
主人公チームたちがどんな状況になっても死ぬどころか怪我一つ負わないアクション・シーン。
過去作で死んだのに「魁!男塾」ばりの復活を遂げてくる仲間など、最早リアリティ・ゼロのギャグ映画。
毎回車をテーマにド派手でありえないアクションで盛り上げてくれるが
主人公たちは基本的に怪我ひとつしないので、観ていても全くハラハラもドキドキもしない。
むしろ白けてしまうくらいである。
ヴィン・ディーゼルは本シリーズで一度でも関わると『家族』と言って縛り付けてしまう。
流石にロック様は喧嘩別れできたが、代わりに家族入りしたのがジョン・シナとまたもやプロレスラーだった。
シリーズで唯一触れてこなかった「X3 TOKYO DRIFT」の主人公まで合流させてきたし、
と言いつつも観ている最中は楽しく観れるのだから全く問題ないが、今回は脚本が雑に感じたな。
次回作はいよいよオーラスなのだから、今までの脚本家に戻した方が良さそうじゃない?

ドラゴン・カンフー/龍虎八拳

2022年04月13日 18時55分13秒 | 功夫/空手/武侠片

「ドラゴン・カンフー/龍虎八拳」
原題:小子命大/Avenging Boxer
1979年 香港 90分
■監督:
 邵峰(ジミー・ショウ)
■出演:
 張繼龍(ピーター・チャン)
 [上下]薩伐(カサノバ・ウォン)
 華玲(ホワ・リン)
 龍飛(ロン・フェイ)
 嘉凱(チア・カイ)
 蘇真平(スー・ツェンピン)

●あらすじ
父を目の前で殺し屋フォー・パー・フォングに殺された青年シャオロンは、父から金の札を託され、叔父ルーの元へ逃げ延びる。
シャオロンの父と叔父はあるギャング団の一員だったが、改心し、組織の権威の象徴である金の札を盗んで脱走したのである。
しかし、フォーの魔の手は叔父たちが身を潜める曲芸一座に迫り、叔父をはじめ多くの人々が命を奪われてしまった。
シャオロンは易者先生と呼ばれる老人からカンフーを教わり、叔父の娘シャオリンとともに決死の覚悟でフォーに最後の戦いを挑む!!
(作品データベースより)

★感想など
本作を子供の頃にゴールデン洋画劇場で観た事がある人は、面白かったと懐かしそうに口を揃えて言うであろう。
それ程有名な作品である。タイトルのインパクトも含めて。
DVDは今は廃盤なのかな?
10年以上前に中古屋でふと見かけ速攻でGET。売値も1,000円と価値が分からない店だったようでお宝GETて感じでした。
だがこのDVD、字幕無しの英語音声と、ゴールデン洋画劇場版日本語音声しか収録されていないと言う謎仕様。
恐らくアメリカ辺りから安く買ってきて、テレビ版音声を入手してそのまま販売したんだろうなあ。
主演の声がガンダムのアムロだったので一瞬珍しいとか思ったけど、良く思い出してみたらこの人
確か当時はユン・ピョウの声を吹き替える事が多かったんじゃなかったかな。
ちなみにシャアの声の人は、ジェット・リーの声です。
基本字幕でしか洋画を観ない私ですが、子供の頃はテレビで映画を観ていたから、本作も懐かしい感じがして楽しかったですね。
さて内容の方は完全にジャッキーの「酔拳」路線と言うか、柳の下のアレ系列です。
コメディ功夫あって、修行があってみたいな。
そして「酔拳」の黄正利(ウォン・チェンリー)を彷彿とさせるような悪役のカサノバ・ウォン。
嫌な長髪がイヤミみたいですが、キックの連打とか技が半端ない!
しかも二人の敵相手にジャンプして両足で二人を蹴った後、そのまま空中で右回し蹴りで左側の奴を蹴ると言う
空中三段蹴りをワイヤー無しでやってのける超技を披露!(と言いつつ香港映画ではたまに見かけるが)
修行のシーンも「酔拳」の修行を間違った方向に超バージョンアップさせてる感じだけど
その技を最後のトドメに使う辺りは良かったねえ。
と言いつつラストの闘いは2対1なうえ、トラップを満載した倉庫におびき寄せて次々と罠にハメて勝つと言う
ジミーさんワールドになってしまうんだけどね!
と言った感じで、内容・話の展開・街の風景・コミカル功夫・修行・強敵など、完全にあの頃のジャッキー映画なんだよ!
ジャッキーの「酔拳」が「ファイナルファイト」だとしたら、本作は「バーニングファイト」くらい良く再現されてる。
てな感じで良く出来てて面白い本作。観る機会があれば是非!

沈黙の掟 TRUE JUSTICE2 PART2

2022年04月12日 18時00分35秒 | スティーヴン・セガール

「沈黙の掟 TRUE JUSTICE2 PART2」
原題:TRUE JUSTICE THE GHOST:BLOOD ALLEY
2012年 アメリカ 90分
■監督:
 キオニ・ワックスマン
■出演:
 スティーヴン・セガール
 サラ・リンド
 ロックリン・マンロー
 ジェシー・ハッチ
 エイドリアン・ホームズ
 タナヤ・ベイティ

●あらすじ
SIU襲撃の黒幕と目される東欧の犯罪王カラジックを追うケインと彼の率いる新チーム。
彼らは、カラジックと関わりがあるらしい闇組織を壊滅させるため、カナダ・バンクーバーに潜入する。
その組織は、アジアから密入国させた女性たちに売春を強要する一方、臓器の密売も行なっているという。
やがて、凄腕ハッカーのフィンチからの情報で組織のアジトを突き止めたケインたちは、
ついに宿敵カラジックに関する情報をつかむ。
(WOWOWより)

★感想など
おなじみ「TRUE JUSTICE」シーズン2の2巻。
確かカラジックって「沈黙の絆 TRUE JUSTICE2 PART0」の襲撃事件の黒幕だっけ?
その黒幕を追うのがシーズン2だと思ってたから、もしかしてここで目標達成しちゃった?
となると次のPART3からは新しい話になるのかな?
それはそれで楽しみだけど、もっと全体的に雰囲気が明るくなるといいんだけどね。
前作からの生き残りであるサラはずっと不機嫌な感じだし、チームとしてのまとまりも無い。
カナダだからなのか、寒々とした空の色も含めて冷たい感じ。
凄腕ハッカーのフィンチが明るく、次回からは街に出歩れるようになるから、そこに期待かな。

『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』 第22話「帰還」

2022年04月11日 18時02分36秒 | アニメ

『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』 第22話「帰還」
2016年 日本 24分
■声の出演:
 内山昂輝
 広橋涼
 下野紘
 戸松遥

 ナレーター
 池田秀一

●あらすじ
宇宙に旅立った人類が新たな可能性を期待されて送り出された事実を記した宇宙世紀憲章の「未来」という一文。
その一文が記された『ラプラスの箱』を怖れる連邦政府の中心人物でリディの父のローナンは
『箱』の在るメガラニカ破壊の為、コロニーレーザーの照射を承認してしまう。
バナージとリディはガンダム2機のサイコ・フィールドでメガラニカの防衛に成功するが、
その代償にバナージはユニコーンガンダムに取り込まれてしまう。
世界中の人々に向けてミネバが『箱』の真実を明かすなか、
オットーとジンンネマン達は協力して追撃してくる連邦軍艦隊からの離脱を図る。
一方、バナージは父カーディアスの思念に促され、ミネバの元へ帰還する。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
バナージ君はカミーユと同じ最後になってしまったね。
ニュータイプ能力が高ければ高いほど、あっちの世界に行ってしまうようだね。
ああこれはいわゆる次元が変わったのかな?
アセンションだっけ?
ユニコーンガンダムはこの能力のままスパロボに出てきたら、とんでもない能力になるんじゃないの?
さて最後まで何か大儀を成そうとしていたミネバ様がやったことは、結局ちょろっと喋っただけだったね。
何かこれだとほぼ居ても居なくても世界には影響ない感じにしか見えなかった。
まあ崩壊した帝国の忘れ形見なんてそんなもんか。
どれ見てもそういった扱いだもんね。