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レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ノック・オフ

2011年01月22日 17時02分19秒 | アクション

「ノック・オフ」
原題:KNOCK OFF
1998年 米 90分
■監督:
 徐克(ツイ・ハーク)
■出演:
 ジャン=クロード・ヴァン・ダム
 ロブ・シュナイダー
 レラ・ローション
 王敏徳(マイケル・ウォン)

●あらすじ
中国返還の1997年6月30日の香港。
ファッション・デザイナー、マーカス・レイはブランド品のジーンズの「模造品」を専門に扱う身。
彼の新しいパートナー、トミーは実はCIAのエージントでブックマーケットの囮捜査をしていた。
そのジーンズをめぐり不審な事件が発生。
ジーンズの飾りボタンに小型爆弾を仕込み爆破すると脅すグループの存在が浮上。
レイは香港の警官と協力し、事件の背後にいるマフィアと戦うことに。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ヴァン・ダムのくせに、結構面白かったよこれ。
アクション・シーンがほぼ香港映画って感じで、非常に良かった。
まあヴァン・ダムのアクションはほとんどスタントでしたけどね。
ストーリーの方は、いつも通りのB級映画って感じですが
香港返還があまり活かされていないのはマイナスポイント。
ただ、大きな難点としてヘンテコな編集は止めて欲しかった。
本人は格好いいと思ってやってんのかも知れないが
結構ださかったぜ。
まあ、それ以外は概ねオススメ。

黒社会

2011年01月21日 21時27分34秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「黒社会」
原題:我在黒社會的日子/Triads the inside story
1989年 香港 106分
■監督:
 黄泰來(テイラー・ウォン)
■出演:
 周潤發 (チョウ・ユンファ)
 張耀揚(ロイ・チョン)
 成奎安(シン・フィオン)
 陳惠敏(チャーリー・チャン)
 曾江(ケネス・ツァン)
 田豊(ティエン・ファン)

●あらすじ
香港最大のマフィア組織・洪興社の組長クワンがライバル組織に暗殺され、彼の一人息子ホーがアメリカから帰国する。
組織の幹部たちは、跡継ぎになって欲しいとホーを説得するが、マフィアを嫌うかたぎの彼は頑として受け付けなかった。
しかし、縄張りを狙うビョウの手下に襲われたところを幹部たちに助けられたホーは、組織を企業化することを決意。
彼のやり方で黒社会の抗争をまとめてゆこうとするのだが…。
(YesAsia.comより)

★感想など
どうにもファンから評判の悪い作品。
大昔に一回観たきりだったんだが、確かその時の感想も、あまり面白くないだったと思う。
今回久しぶりに観直してみて、やっぱり結論は変わらなかった。
大体この当時のユンファが主演していて、香港ノワールでない時点で駄目だろう。
脇役陣はやたら豪華なんだが、話がイマイチどころかイマサンくらいで、どうにも盛り上がらない。
当時、ユンファが黒社会に無理矢理映画に主演させられて嫌になったと言う噂があったが
もしかして本作がそうなのかもね?
俺は「愛と復讐の挽歌」くさいなあとか思ってたが、なんとテイラー・ウォンは両作の監督だ!
もしかしてどっちもだったりして?

チョウ・ユンファの悪霊退治 デビルバスターズ

2011年01月19日 00時38分35秒 | ホラー

「チョウ・ユンファの悪霊退治 デビルバスターズ」
原題:靈氣迫人/The Occupant
1984年 香港 102分
■監督:
 干仁泰(ロニー・ユー)
■出演:
 周潤發(チョウ・ユンファ)
 草倩文(サリー・イップ)
 黄百鳴(レイモンド・ウォン)

●あらすじ
カナダから香港にやってきたアンジーが紹介されたアパートは、
机が勝手に動いたり、不可思議な現象が起こる部屋だった。
話を聞いてやってきたバレンチノ刑事と、以前この家に住んでいた女性を調べた結果、
リサという女性が引き起こした衝撃的な事件を突き止めるが・・・。
(TSUTAYA onlineより)

★感想など
チョウ・ユンファの初期ヒット作の一本。
香港映画ってこういうホラーを題材にした作品が結構あるが
向こうの人ってホラー好きなのかね?
主要人物は主に三人だが、この三人のキャラが濃く結構退屈しません。
サリー・イップの健康的なお色気と、見事な演技は素晴らしい。
レイモンド・ウォンの演技もかなり濃いんだが、見慣れてしまうのは、別の意味で怖い。
そう考えると、ユンファは結構この二人に喰われ気味かも。
まあ監督は干仁泰なので、結構手堅い作りになっていて案外楽しめます。

モスラ3 キングギドラ来襲

2011年01月15日 23時58分17秒 | SF/ファンタジー

「モスラ3 キングギドラ来襲」
1998年 日本 99分
■監督:
 米田興弘
■出演:
小林恵
建みさと
羽野晶紀
吉澤拓真
篠崎杏兵
鈴木彩野
大仁田厚
松田美由紀

●あらすじ
福井県に巨大隕石が落下し、1億3千万年前に地球上を絶滅させたと言われる凶悪怪獣キングギドラが復活した。
キングギドラは恐竜に変わるエネルギー源として日本中の子供たちを次々とさらっていく。
一方、妖精エリアス姉妹の長女ベルベラは、エリアス族を最後に守ってくれるという”エリアスのトライアングル”を発見したが、
肝心の3つのメタルが揃わず、モスラはキングギドラに苦戦を強いられる。
しかも、感受性の強い三女のロラが、キングギドラに心を奪われてしまった。
モスラがキングギドラに勝つ方法はただひとつ、1億3千万年前にタイムワープし、まだ若いギドラを倒すこと。
だがそれはモスラが2度と現代に戻ってこれないことを意味していた…。
(TSUTAYA onlineより)

★感想など
平成モスラ・シリーズは、昭和の設定に縛られておらず、自由に昔の設定を換骨奪胎しているが
本作でもそう。
それはキングギドラに他ならない。
最初にキングギドラと聞いた時は、またかよと思ったが
これが昔のキングギドラと違い、知能は高いわ、超強いわで面白かった。
恐らく過去最高の強さなのではないだろうか。
だけど最終作がキングギドラになったのは、ちょっと残念だね。
せっかく第一作・二作とオリジナル敵怪獣を用意したのに、ここで既存の怪獣を登場させたのは。
まあ平成の東宝スタッフは守りに入ってようなのばっかりだからしょうがないか。
だからミレニアム以降のゴジラはつまらないんだよなあ。
それと、今回は子役の両親役として大仁田厚と松田美由紀が演じているが
どちらも大根演技だったのには苦笑したが。

モスラ2 海底の大決戦

2011年01月13日 22時39分38秒 | SF/ファンタジー

「モスラ2 海底の大決戦」
1997年 日本 99分
■監督:
 三好邦夫
■出演:
小林恵
山口紗弥加
羽野晶紀
紺野美沙子
細川ふみえ
満島ひかり

●あらすじ
産業廃棄物の影響で、眠っていた怪獣ダガーラが今まさに目を覚まさんとしていた。
そんなおり、石垣島に住んでいる少女・汐里は、不思議な毛玉のような生物ゴーゴと出会う。
ゴーゴを狙うベルベラが、ガルガルIIとともに汐里を襲撃したその時、駆けつけるエリアス姉妹。
フェアリーモスラとエリアス姉妹・ガルガルIIとベルベラの闘いが繰り広げられた……。
(YAHOO映画より)

★感想など
「愛のむきだし」だっけか?
満島ひかりが主演している映画のタイトルは。
評価が高い作品だが、確か3時間近くあるので、観る気がおきなかったりする。
その「愛のむきだし」の満島ひかりが子供時代でヒロインなんだと、ちょっと調べてみたら
満島ひかりは当時Folderの一員だったかららしい。
Folderと言うグループと言えば、デビュー当時テレビに出る度に
ボーカルの男の子が「Folderと言うのはWindowsの・・・」という台詞を
毎回虚ろな目で喋ってた事が凄く印象に残っている。
それを見る度に、「ああ、この子意味も判らず言わされているんだなあ」と感じたものだ。
すっかり脱線してしまったが、映画の方は三部作イチのジュブナイル度である。
ほとんどゲームブックと言ってもよい。
ほとんどテレビゲームではなくて、ゲームブックです。
この感覚、実際に本作を観て感じて欲しい。
観終わってから振り返ると、登場人物が少なく、ストーリーもかなり薄っぺらい事に気付くが
映画を観ている間はゲームブック感覚で楽しめるので、問題ないとも言えるかも。
まあちょっと真面目に語ると、本作の子供三人の友情とか成長がしっかりと描かれているのは
高く評価されていいと言えるけどね。
でもそれに当てはまるのは男の子二人であって(特にメガネのやつ)
ヒロインの満島ひかりは全然成長してない感じだったけどね。