「デス・プルーフ in グラインドハウス」
原題:Death Proof
2007年 米 113分
■監督:
クエンティン・タランティーノ
■出演:
カート・ラッセル
ゾーイ・ベル
ローズ・マッゴーワン
●あらすじ
テキサスの田舎町。人気DJのジャングル・ジュリアは女友達と共にお気に入りのバーにくり出した。
しかし、そこに不気味なシボレーを乗り回す男、スタントマン・マイクがやってくる。
ジュリアたちはバーで会話をするうちに、彼への警戒心を緩めていくが…。
その14ヶ月後、テネシーのとある町。
映画撮影に携わっているキム、ゾーイたちは撮影の合間をぬって車の試乗をすることに。
しかしそんな彼女たちにマイクが目をつけ…。
★感想など
いわゆる話題になったグラインド・ハウス再現映画の一編。
こちらはクエンティン・タランティーノ監督のスラッシャー物。
しかしそうは言っても、殺される美女数は少ない。
さてこちらはタランティーノ特有の、無駄な意味のないおしゃべりが多い。
これがまたつまらなくて、苦痛!
こんなので113分もやってるのは、はっきり言って拷問以外の何物でもない。
しかしその拷問を耐えて、最初の犠牲のシーンは面白い。
特にクラッシュ・シーンを何度も見せるしつこさとかは良かった。
だが、観終わっての感想は、結局そこだけだったという感じ。
いや、ゾーイ・ベルのスタントはかなり凄かったな。
車のボンネットに掴まってのあのスタントは、一見の価値はある。
だが本作に関しては、完全版なんて観る必要は一切無いな。
アメリカみたいに「プラネット・テラー」とあわせての短縮版で充分だろう。
それでも面白いかどうかは解らんが。
PS.チアリーダーの服を着てたリー役の娘は可愛かったな。
だが最後のあの扱いには笑ったが。
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