「デモンズ3」
原題:LA CHIESA
1989年 イタリア 102分
■監督:
ミケーレ・ソアヴィ
■出演:
トマス・アラナ
バーバラ・クピスティ
フェオドール・シャリアピン・Jr
アーシア・アルジェント
●あらすじ
ダリオ・アルジェントが製作・脚本を手掛けた「デモンズ」シリーズ第3作。
中世イタリア。
悪魔崇拝者とされた村人の虐殺が行われ、死体の上に封印として教会が建てられた。
時は移り現代。
古文書を解読した司書が誤って封印を解いてしまい…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
超満足した!
ミケーレ・ソアヴィはセンスの塊だね!
まず映像が素晴らしい! 予算もそこまで潤沢ではないだろうが、世界観がきちんと作られている。
それをさらに観たこともないようなカメラワークで映し出す!
正直この撮り方は度肝抜かれた!
今まで観た事ない映像だった!
そして音楽も完璧!
これがゴシック・ホラーなのだとしたら、十分に堪能した。
そしてダリオ・アルジェントの娘であるアーシアの可愛いこと!
この時まだ13歳か14歳くらい。
イタリアのホラー映画には、何故か14歳の美少女が多い気がしているが、本作のアーシアも正にそう。
このまま成長してくれれば良かったんだけどねえ(笑)
とにかくこのミケーレ・ソアヴィが描く映像・世界観だけで超満腹になれた!
大満足!
こうなると「デモンズ95」も観たくなるなあ。でもVHSしか無いのかな?
それでもいいけど。
などと超オススメみたいに書いてますが、本作は好き嫌いは凄いあると思います。
まずタイトルが「デモンズ3」となっているが、シリーズ作ではないです。
まあ最初はデモンズの3として作ろうとしたとか、閉鎖された空間に悪魔が出てくるとかで似てると指摘する人もいますが。
そもそも100分近くあるうち、90分くらいはストーリーが進まないからね!
先日色々書いた「トマホーク ガンマンvs食人族」よりも進みは遅いかもしれないくらいだし。
なにせイタリア映画だから、辻褄があわないストーリーをぶつ切りに繋いでいるような印象もあるしね。
私は映像美に感動してずっと楽しく観てられたけど、そこがあわない人は超ツマンネーと言うだろうなと。
そう考えるとこれって
私がジョニー・トーが嫌いな理由と全く同じだなと!
あれくらいミケーレ・ソアヴィはクソだ。中身が無いと批判する人が居ても不思議はないかも。
そう考えるとジョニー・トーのファンの人はこういう感覚でジョニー・トーの映画観てたのかな?
まあ正直全く共感できないけど。
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