「パージ:アナーキー」
原題:THE PURGE: ANARCHY
2014年 アメリカ 104分
■監督:
ジェームズ・デモナコ
■出演:
フランク・グリロ
カーメン・イジョゴ
ザック・ギルフォード
キーリー・サンチェズ
ゾーイ・ソウル
マイケル・K・ウィリアムズ
●あらすじ
1年に1晩だけ殺人を含むすべての犯罪が合法となる近未来のアメリカを舞台に描き、
全米でスマッシュ・ヒットしたバイオレンス・スリラーの第2弾。
パージの日を巡って様々な立場の人間が繰り広げる暴力とサバイバルの行方を群像劇スタイルで描き出す。
監督は前作に引き続きジェームズ・デモナコ。
病気の父を抱え、娘のカリとともに低所得者が集まる地域に暮すシングルマザーのエヴァ。
パージ開始まであと数時間と迫る中、まともな防犯設備もない自宅で不安を募らせていく。
別居に向けた話し合いが進む夫婦シェーンとリズ。
買い物を終え、家に向かう途中で車が故障してしまう。
亡くなった息子の仇をとるため、この日を待ちわびていた男レオ。
完全武装し、装甲仕様の車で街へと繰り出すが…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
前作から予算もアップして、街中でのパージを描けるようになった分、やっとパージの設定を活かせるようになった。
ただこの設定難しいなと感じたのは、12時間だけ全ての犯罪を許容するルールはあまりにも自由度が大きい。
ゆえにそこで何を描くかは作りてのセンスとアイデアが問われるが、今のところジェームズ・デモナコ監督・脚本は
自分的にはあまりしっくり来ていない感じだ。
もっと滅茶苦茶で派手なのを期待してるのかな?
そう考えると、パージの設定で色んな監督で作った面白そうだね。
ロジャー・コーマンならいつもの感じになるのが容易に予想出来るし、
ジャッキー・チェンだと、全編「ポリスストーリー/香港国際警察」みたいなド派手なアクション映画になりそうだし。
後はこのパージ法を権力者の側から描いたら面白そうだなと思ったが、次作のタイトルが「パージ/大統領令」だから
ひょっとするとそういった内容になる?