レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

エロチック乱歩 屋根裏の散歩者

2022年11月12日 15時09分57秒 | ミステリー/犯罪

「エロチック乱歩 屋根裏の散歩者」
2006年 日本 87分
■監督:
 三原光尋
■出演:
 嘉門洋子
 窪塚俊介
 村木仁
 永瀬ひかり

●あらすじ
江戸川乱歩の同名短編を、現代に翻案して映画化した官能サスペンス。
主演は嘉門洋子と窪塚俊介。監督は「村の写真集」の三原光尋。
編集者の富岡奈緒子は、おどろおどろしい作風でカルト的人気を得ている今は亡き画家・郷田三郎の特集記事の取材で、
彼が生前に身を寄せていた東栄館を訪れた。
やがて、郷田が屋根裏が大好きだったという情報を聞きつけた奈緒子は、懐中電灯を手に屋根裏へ上がる。
図らずも自分が“散歩者”となった奈緒子は、屋根裏から住人たちの知られざる世界を目の当たりにしてしまうのだが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
江戸川乱歩と言えば、良く”エログロ”と言われるが、正にそのエロの部分を売りとして作られたであろう一作。
タイトルも“エロチック乱歩”だし。
ただそうは言ってもエロの部分は大した事なかった。
と言うかタイトルにエロチックとあるくらいだからどれくらいかと思っていたら、大した事なかったて感じ。
主人公がヌードになるのも唐突な感じは否めなかった。
ではつまらないかと言うとそんな事はなくて、むしろ雰囲気や話とか結構面白い。
逆にエロなくてもいいくらい。
最後の方はミステリーと言うより、むしろホラーな様相も呈してくるのは、主演女優の悲鳴の上手さもある。
あまりにリアルなので、ちょっと「ギニーピッグ」を思い出してしまったよ。
まあタイトルに騙さがちだが、これは良作。正に意外な掘り出し物だろう。
コメント
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