レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

人斬り与太 狂犬三兄弟

2012年12月16日 11時28分36秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「人斬り与太 狂犬三兄弟」
1972年 日本 86分
■監督:
 深作欣二
■出演:
 菅原文太
 田中邦衛
 渚まゆみ
 三谷昇

●あらすじ
深作欣二監督と菅原文太主演による人気シリーズ「現代やくざ」の最終作。
ただし本作は前作「現代やくざ 人斬り与太」の続編であり、「現代やくざ」シリーズとしては番外編とされている。
脚本は松田寛夫と神波史男が担当。
北闘会の会長を刺殺した権藤は、六年間服役した後に出所。
村井組の金バッジになれると思い込んでいた権藤だったが、街では北闘会と村井組が手打ちしたことを聞かされる。
強引な方法でバーの共同経営者に収まった権藤と大野は売春を始め、店は大繁盛となるが、北闘会に目をつけられてしまう。
また村井組も権藤の存在が邪魔になり始めていた。
権藤は店をたたみ北闘会の縄張りを荒らすが、店の用心棒だった谷が北闘会に殺された。
また大野も立ち寄った実家で、実の母親に殺されてしまう。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
プレ「仁義の墓場」。
そうして見ると、親殺しなど反映されている部分もあるが、そのものではない。
深作欣二がやっぱり「仁義の墓場」を作りたくなったのもわかる気がする。
前作との比較として、菅原文太の狂犬ぷりはさらに増しているが、むしろ田中邦衛の熱演が印象に残った。
それと前作では強烈な印象を残した渚まゆみが、本作では一転して内に秘める女を演じており
前作と同じ女優とは思わなかった。これは凄いことだよね。
まあ当時の東映やくざ映画に外れはないので、本作も勿論オススメ。
ちなみに「現代やくざ 人斬り与太」の続編ではありません。
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現代やくざ 人斬り与太

2012年12月16日 11時28分16秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「現代やくざ 人斬り与太」
1972年 日本 88分
■監督:
 深作欣二
■出演:
 菅原文太
 安藤昇
 渚まゆみ
 小池朝雄
 小林稔侍
 地井武男
 室田日出男
 八名信夫
 内田朝雄
 待田京介

●あらすじ
深作欣二が石松愛弘とともに書いた脚本をもとにメガホンをとった任侠もので、「現代やくざ」シリーズの第六作目。
愚連隊のリーダー沖田勇が刑期を終えて出所、本拠地である川崎に戻ってきた。
すでに様子がすっかり変わっており、今では滝川組と矢頭組が敵対していた。
勇はかつての仲間たちを集め、二つの組を相手にしようと企む。
滝川組の子分たちを痛めつける勇たちだったが、逆に滝川組に襲われ負傷してしまう。
矢頭組は勇たちを取り込もうと画策、滝川組は関西の大和会と手を結んだ。
滝川組長を暗殺した矢頭組は、大和会と手を組んで滝川組を潰してしまおうと企む。
大和会は組織に反抗的な勇たちの抹殺を条件に、滝川組の申し出を受け入れることにする。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「現代やくざ」シリーズは、そう言えば全然観てないなあ。
本作のきっかけは、「仁義の墓場」に連なる系譜だと思ったから。
その第一弾として観た本作は、かなりバイオレンスな作品だった。
しかし残虐な感じではなく、どちらかと言うと高校を卒業して愚連隊になった「ビー・バップ」な感じ。
観ている最中はそう感じていた。
そう考えると、東映にとってみればお手の物な作り方なんだな。
菅原文太の狂犬っぷりと、安藤昇の格好良さを感じる作品。
以外とオススメ。
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