レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

新・ガンヒルの決斗

2012年12月03日 22時42分48秒 | 西部劇

「新・ガンヒルの決斗」
原題:SHOOTOUT
1971年 米 96分
■監督:
 ヘンリー・ハサウェイ
■出演:
 グレゴリー・ペック
 パット・クイン
 スーザン・ティレル
 ジェフ・コーリイ

●あらすじ
8年近くの刑期を終えて出所したクレイは、町のバーで彼を裏切った強盗仲間サムの居場所をバーテンから聞き出そうとするが、
バーテンはサムが雇った荒くれ者に殺されてしまう。
死に際のバーテンからサムがガンヒルにいると聞いたクレイは、金を預けている元恋人に再会しようとした。
だが、待ち合わせに元恋人は現れず、現れたのは彼女の娘のデッキーだった。
クレイは少女デッキーとともに復讐に向かうことになる。
(ザ・シネマより)

★感想など
中々面白かったけど、映画としての骨子はぶれまくっていた。
最初は自分を裏切った元仲間への復讐劇かと思いきや、道中は多分自分の娘なんだろうなと思わせる子供との
ロード・ムービーになり、ちょいちょい出てくる子悪党がうざいなと思ってたら、そいつと最終対決など。
どれか一本に話を絞った方が、全体が引き締まるのは間違いないのに、あれこれと詰め込み過ぎて
しかもどれも消化不良な感じだった。
だがマカロニ後なせいか、子悪党のふるまい等にちょいちょいマカロニの影響が見えたりするのが
以外と面白かったりする。
娘役の子もこまっしゃくれてて以外と可愛いし、映画としての体とかを気にしなければ面白い作品ですよ。
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ガンヒルの決斗

2012年12月03日 22時42分28秒 | 西部劇

「ガンヒルの決斗」
原題:LAST TRAIN FROM GUN HILL
1959年 米 94分
■監督:
 ジョン・スタージェス
■出演:
 カーク・ダグラス
 アンソニー・クイン
 アール・ホリマン
 キャロリン・ジョーンズ
 ブラッド・デクスター

●あらすじ
保安官マットは妻を殺した犯人の手がかりである馬の鞍を手にしていた。
鞍に刻まれているイニシャルを発見し、鞍の持ち主が分かったマットは列車に乗りガンヒルへと向かった。
昔なじみで今はガンヒルの町を牛耳っている牧場主クレイグに鞍を返したマットは、
妻を殺したのは、クレイグの息子リックであることを知る。
リックを逮捕しようとするマットであったが、息子を溺愛するクレイグがそのようなことを許すはずもなかった…。
(ザ・シネマより)

★感想など
中々の傑作でしたな、これは。
二人の旧友がお互いの事情から敵対することになるストーリー。
両者とも自分の大事なものを掛けているため、お互いに引くことが出来ない。
しかも両者ともに悪人ではない所が、物語に深みを与えている。
ドラマ部分がしっかりしていて、中々見応えアリな作品。
若いカーク・ダグラスは、息子のマイケル・ダグラスにそっくりだななどと思いながらの鑑賞もまた楽し。
一見の価値ありと言っておこうか。
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