
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/鬼脚」
原題:黄飛鴻之鬼脚七/Kick Boxer
1993年 香港 98分
■監督:
午馬(ウー・マ)
■出演:
元彪(ユン・ピョウ)
午馬(ウー・マ)
元華(ユン・ワー)
任世官(ヤン・サイクン)
太保(タイポ)
●あらすじ
清朝時代に実在した南派少林寺の英雄ウォン・フェイホンの活躍を描いた、大ヒットアクションシリーズの外伝。
本作の主人公は、のちにフェイホンの弟子となる鬼脚。
ジャッキー・チェンらと共に香港映画界を盛り上げてきたユン・ピョウが熱演を見せる。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
これ昔観たんだけど、1時間くらいしたらディスクが不良で続きが読めなかったから
クライマックスの闘いのシーンが観れないという、功夫映画としてはとても悲しい結果だった
俺の中でいわく付きな作品でした。
今回目出度く最後まで観ることが出来たが、やっぱり大して面白くないな。
元彪が自分のプロダクションで作るくらい気合を入れているのに、出来映えは駄目な感じ。
こう考えると、元彪には製作側の才能は無かったってことかな?
こりゃ早いうちに元彪唯一の監督作を観ないとな。
但しラストのアクションは、流石にジャッキー映画でも武術指導をしていただけあって
80年代のジャッキー映画ライクな殺陣になっているのが嬉しい。
最近の黄飛鴻物はそういったアクションではなかったから、結構新鮮に映ったよ。
んで駄目な所だが、元彪演じる鬼脚のキャラクターが魅力がない。
一言で言えばチンピラなんだが、元彪にはチンピラ役が似合わない。
演じているのが鬼脚だけに、いつもよりは脚技が多用されているのは嬉しかったが。
キャラクターとしては悪役の元華の安定感や、悪役に見せて実は正義の人任世官とかの方が巣晴らしかった。
そう言えば任世官は元彪と一緒に「天地黎明」に出ていたなあ。
元彪にとって「天地黎明」はそんなに悔しい作品だったのだろうか?