goo blog サービス終了のお知らせ 

レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ベスト・キッド(2010)

2013年06月14日 22時42分59秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「ベスト・キッド(2010)」
原題:THE KARATE KID
2010年 米/中 140分
■監督:
 ハラルド・ズワルト
■出演:
 ジェイデン・スミス
 成龍(ジャッキー・チェン)
 タラジ・P・ヘンソン
 韓雯雯(ハン・ウェンウェン)
 王振威(ワン・ツェンウェイ)
 于榮光(ユー・ロングァン)

●あらすじ
80年代に大ヒットした「ベスト・キッド」を、舞台を中国に移してリメイクした感動ファミリー・ドラマ。
主人公の少年役には「幸せのちから」のジェイデン・スミス、師匠役にジャッキー・チェン。
母と2人で北京に引っ越してきたアメリカ人の少年が、カンフーとの出会いを通じて
いじめを克服し成長していく姿をさわやかに綴る。
父を亡くした少年ドレは、転勤する母に連れられ北京へとやって来る。
言葉や文化の違いに戸惑いつつも近所の美少女に心ときめかせるドレ。
ところが、同じ学校に通ういじめっ子のカンフー少年チョンの標的になってしまう。
そんなある日、彼はアパートの管理人ハンに助けられる。
彼がカンフーの達人と知り教えを請うドレだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
断然オリジナルの方が良かったなあ。
まあそれはクライマックスの鶴拳キックによるところが大きいんだが。
あのシーンは音楽含めて相当良い!
一方本作はと言うと、クライマックスだけ言うと
本編に登場しない技で勝つなよ!
それじゃあ何のカタルシスもうまれないじゃないか!
あそこは、あの型からトーナメント直前に完成したあのハイキックに繋がるなら分かる。
しかしありゃなんだよ?
ジャッキーの師匠も別にって感じだし。
唯一面白かったのは、冒頭のハエ叩きでしょう。
あれはオリジナルを知っていると、くすっとできるからね。
と言った訳で俺の評価はあまり高くない。
ところで続編が決定しているらしいけど、一体どういった内容にするんだろうか?
思い切って、ラルフ・マッチオが敵役で登場なんてどうよ?

ベスト・キッド3/最後の挑戦

2013年03月20日 20時58分14秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「ベスト・キッド3/最後の挑戦」
原題:THE KARATE KID PART III
1989年 米 107分
■監督:
 ジョン・G・アヴィルドセン
■出演:
 ラルフ・マッチオ
 ノリユキ・パット・モリタ
 ロビン・ライヴリー
 トーマス・イアン・グリフィス
 マーティン・コーヴ

●あらすじ
人気シリーズの3作目。主人公ダニエルと彼の師であるミヤギは2人で盆栽の店を開こうとしている。
しかしそこに1作目で打ち破った“コブラ会”が、彼らをもう一度空手トーナメントに出場させるべく執拗に迫る。
あくまで戦いを拒み続ける二人だがやがて罠にはまり……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
本作の前に1と2の観たいシーンだけを観ていたら、物凄く本作が観たくなったので早速鑑賞。
と言っても遥か昔に観ているので、久しぶりにまた観てみたって感じ。
ちなみに1と2は何度も観ている程、大好きだったりする。
それと比較すると、このパート3は全く駄目過ぎる。
ダニエルさんがちょっと太って老けて見えるのはしょうがないにしても、こいつの性格どうにかしろよ。
勝手にミヤギが良いと思って暴走し、心の中に大事にしまっているものを勝手に踏み荒らすことしきり。
こういった描写は1からあったが、本作でも本当にひどすぎる。
でもそういった感情と言うか、他人の心に土足で入るといった意味合いは
脳みそまで筋肉でできているメリケンには到底理解できないしろものなのかも。
そう考えると、あえてそういった描写を挟んでメリケンの単純さを表現しているこのシリーズはやるかも。
脚本面から言っても、最初から恋愛には発展しないと言い切って登場する新ヒロインの存在も微妙。
彼氏居てもいいから、もうちょっと上手くやれや。
せめて二回目か三回目のデートくらいで彼氏が居ることを告白すれば、もっと盛り上がるのに。
最後にトーナメントで闘うバッドボーイもキャラが弱い。
と言うか、所詮操り人形でしかないことが最初から解ってしまっているので、最後にダニエルさんが勝っても
全然カタルシスが得られないんだよね。
ちなみにパート1のラスト、鶴の形からのキックが決まった瞬間に得られるカタルシスは
今まで観てきた映画の中でNo.1の評価ですよ!
本作から思うに、パート1はコブラ会のジョニーとダニエルさんの確執がきちんと描かれている。
コブラ会のデビッド・ハッセルホフ似の先生は、ダニエルの敵であるジョニーを形成した元凶と言ったところ。
だからラストに今までの全ての苦しみを、あの一撃で粉砕したからこそカタルシスが物凄いことになってるんだよ。
音楽面での盛り上がりも一因だが。
そう考えても、本作では直接の敵が先生側にまわってしまっているから、どこからもカタルシスが得られないのだ。
1や2のように、ラストの勝ち方は特訓で教わった技と言った部分は変わらないが、本作のは非常に解りづらい。
まあ2のでんでん太鼓の技も初めて見た時には爆笑したが。
とにかく本作は出がらしもいいとこの残念な作品。
でも1と2は傑作だぜ!

がんばれ!ベアーズ大旋風 -日本遠征-

2013年02月08日 23時56分35秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「がんばれ!ベアーズ大旋風 -日本遠征-」
原題:THE BAD NEWS BEARS GO TO JAPAN
1978年 米 92分
■監督:
 ジョン・ベリー
■出演:
 トニー・カーティス
 ジャッキー・アール・ヘイリー
 若山富三郎
 石原初音
 アントニオ猪木
 ジョージ・ワイナー
 ロニー・チャップマン
 萩本欽一

●あらすじ
「がんばれ!ベアーズ」シリーズ第3弾は、遂に海外遠征。しかも日本! 
この段階でイヤな予感はしたものの、やはり出来上がった作品は観光趣味のみ優先された末期的状態のものであった。
もっともトニー・カーティス扮する、ベアーズのマネージャーを買ってでた落ちこぼれエージェントの
ドタバタが大半を占めるストーリーのいただけなさは、舞台が日本というだけでは理由にならないだろう。
J・E・ヘイリーと石原初音の淡い恋話なども取ってつけたよう。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
以外と日本描写がしっかりしていると言うか、いわゆるトンデモ描写ではなかった。
まるで当時の邦画を観ているかのような描き方は好感が持てる。
しかしほとんどが日本描写とオヤジ二人の友情話に終始していて、ベアーズは蚊帳の外って感じである。
ほとんど野球シーンもないし。
そう言えばメンバーも半分くらい変わっていたな。
日本人以外にはかなり退屈な映画なんではないだろうか。
いや、日本人から見ても大して面白くないけどね。

がんばれ!ベアーズ特訓中

2013年02月08日 23時56分02秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「がんばれ!ベアーズ特訓中」
原題:THE BAD NEWS BEARS IN BREAKING TRAINING
1977年 米 97分
■監督:
 マイケル・プレスマン
■出演:
 ウィリアム・ディヴェイン
 ジャッキー・アール・ヘイリー
 クリフトン・ジェームズ
 クリス・バーンズ
 ジミー・バイオ

●あらすじ
大ヒットした「がんばれ!ベアーズ」の続編。
ヒューストン名物のアストロドームでの遠征試合が実現したベアーズ一行は、子供たちだけでテキサスへと向かう。
ヒューストンには今やチームのリーダー的存在となったケリーの別れた父親がおり、ケリーは父にチームのコーチを頼む。
互いの誤解も解けようやくアストロドームでの試合と相成るが、相手チームの猛攻に試合時間がどんどんなくなり、
ベアーズは最大の危機を迎える……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前作のキャラがほとんど総登場しているのには驚いた。
不良のケリーなんて絶対にパート1だけの登場だと思っていたのに、まさか又出てくるとはね。
とは言えテイタム・オニールの不在はやっぱり大きい。
彼女の抜群の演技力は、相当の魅力を誇っていたからねえ。
でも以外と楽しめたパート2。
前作が気に入った人なら意外と楽しめるかもよ。

がんばれ!ベアーズ

2013年02月08日 23時55分22秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「がんばれ!ベアーズ」
原題:THE BAD NEWS BEARS
1976年 米 103分
■監督:
 マイケル・リッチー
■出演:
 ウォルター・マッソー
 テイタム・オニール
 ヴィク・モロー
 ジャッキー・アール・ヘイリー
 ジョイス・ヴァン・パタン

●あらすじ
かつてはマイナー・リーグで活躍した事もあるプール清掃人バターメーカーは、
市議会からの要請で少年野球チーム“ベアーズ”のコーチを任せられる。
だが問題児ばかり抱えた“ベアーズ”が強くなる事など絶対不可能だと知ったバターメーカーは、
昔の恋人の娘で抜群の投球センスを持つアマンダと、オートバイを乗り回している不良少年ケリーをチームに加え、
連勝街道に乗り出していく。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
いやあ、これは中々の傑作だったわ!
子供たちを生き生きと描きつつ、それぞれの悩みや環境もしっかり描く。
それでいて説教臭くなく、基本はコメディ路線で進んでいく。
子供たちのやり取りが可笑しくてしょうがないんだよねえ。
コーチのキャラがかなり破綻しているので、最後までうまくは進まないが
ラストシーンと、あの景気の良い音楽を聴いていると、何だか楽しくなってくるから不思議だ。
しかしテイタム・オニールは素晴らしいね。
この年でかなりの演技力。彼女を見ているだけでも楽しい気分になってくる。
そう言えば昔、少年野球に女の子が混じっている漫画があって
その子のあだ名が”セッチ”っていうのがあったけど、それを思い出すねえ。
まああの漫画のアイデアは、本作なのかも知れないが。
とにかくこれは良い映画。
大人子供ではなく、ちゃんとした大人向けの映画なので、
日々頑張っているパパ・ママにはオススメの映画と言えよう。
勿論小さいお子さんにもね!