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レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

中央競馬黄金伝説 ~オグリキャップ奇跡のラストラン~

2012年11月18日 23時38分23秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「中央競馬黄金伝説 ~オグリキャップ奇跡のラストラン~」
2007年 日本 100分

●あらすじ
笠松競馬から中央競馬入りし、無類の強さで頂点を極めた名馬・オグリキャップのラストランとなった
第35回有馬記念に密着したドキュメンタリー。
中央競馬界に彗星の如く現れ、GI4勝という偉業を成し遂げた名馬・オグリキャップの勇姿を収める。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
オグリキャップの有馬記念を前から観たかったので、観て見ました。
昔の「スーパー競馬」の放送をそのまま収録しているのにはビックリ。
鈴木淑子も井崎脩五郎も超若い!
映像も昔っぽくて面白いが、ラストの興奮はやはり凄いね。
鈴木淑子さんが最後、涙で言葉が詰まる所などは観ているこちらもぐっとくるね。
まあ伝説のレースをこうやって後から鑑賞出来るのは、遅れてきた世代ならではの楽しみ。
次はトウカイテイオーの有馬ですかね。

冬物語

2012年10月17日 22時29分52秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「冬物語」
1989年 日本 88分
■監督:
 倉内均
■出演:
 山本陽一
 宮崎萬純
 水野真紀
 斉藤隆治
 犬塚弘
 室田日出男
 柳生博

●あらすじ
原秀則原作の人気マンガを、TVの敏腕プロデューサーとして活躍する倉内均が演出、彼の第1回監督作品である。
大学受験を前に勉強よりも友情や恋に悩みながら、人間として成長していく予備校生たちを描く。
宮崎萬純が年下の主人公に思いを寄せる純粋で明るい女の子を好演。
“ビー・バップ・ハイスクール“シリーズとは違う一面を見せている。
(ぴあ映画生活より)

★感想など
原作は昔好きで良く読んだなあ。
映画を観たら、また原作が読みたくなったよ。
映画版は原作とは違い、明るい青春活劇になっていて
80年代テイストとも程よくマッチしており、観ていて非常に楽しい気分になれる爽快な映画だった。
それは、原作にあったどろどろした部分は全て切り捨て、ひたすらノー天気なノリに。
どろどろ部分の比重が高かった恋愛部分も、原作がLOVEな感じだとしたら
この映画版はLIKEな感じに置き換えられ、爽やかそのもの。
特に宮崎萬純演じる倉橋奈緒子は、原作よりも魅力的なキャラクターになっているくらい!
原作好きには割とオススメ。
ホイチョイ・プロダクションの映画が好きだった人にもオススメかな。

恋しくて

2011年05月14日 00時45分06秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「恋しくて」
原題:SOME KIND OF WONDERFUL
1987年 米 95分
■監督:
 ハワード・ドゥイッチ
■出演:
 エリック・ストルツ
 メアリー・スチュアート・マスターソン
 リー・トンプソン
 クレイグ・シェイファー
 パメラ・アンダーソン

●あらすじ
ボーイッシュなドラマー・ガール、ワッツは、幼なじみのキースが好き。
しかし、彼はそれに気付かず、美しい娘アマンダに憧れていた……。
(ぴあ映画生活より)

★感想など
これはずっと昔から、気になっていた映画ではあったんだよねえ。
意識したのはいつからなのかなあ?
多分、「冬物語」と言う漫画の中で、本作について語られていた時からかなあ。
まあ内容が内容なだけに、ずっと観る事はなかったんだが。
んで、感想。
いかにも80年代らしい、青春ラブ・ストーリーって感じではあったが、悪くはなかったよ。
80年代ロックがガンガン流れ、甘酸っぱいストーリーが展開する。
実は主役は、ボーイッシュな女の子のワッツだと思ってたんだが、男の方だったんだね。
ワッツ役のメアリー・スチュアート・マスターソンが、事実上の主役と言っていい程の
存在感を示しているのには同意だが、それとは別にリー・トンプソンの可愛さも気になった。
リー・トンプソンって、はっきり言うと美人ではないんだが、時々物凄く可愛く見える時があるんだよねえ。
脚本もしっかりまとまっており、脇役たちもドラマがあって非常に良い。
不良役の奴も、最後ここであいつが登場したらなあと思っていた所にバッチリ登場して
美味しい所をしっかり持っていったのも良かった。
ラスト・シーンのキースの選択だけは、唐突な感じがあるのは否めないが
リー・トンプソンのあれやこれやとかで、観終わった後に非常に爽やかな気持ちになれる良い映画であった。
でも本作を楽しめるのは、ある一定層の年齢からかもね。
それともう一つ。
本作の設定って、「電影少女」の漫画がまんまそうだなと思ったんだが
あの作者は本作の設定をぱくったのかもね。

はいからさんが通る

2010年03月13日 22時56分35秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「はいからさんが通る」
1987年 日本 90分
■監督:
 佐藤雅道
■出演:
 南野陽子
 阿部寛
 柳沢慎吾
 丹波哲郎
 野際陽子

●あらすじ
大正時代を舞台にハイカラ少女の恋と冒険を描いた、同名コミックスの映画化。
華族の伊集院家で花嫁修業することになったお転婆娘・紅緒。
ところが彼女は、奉公先の伊集院忍と恋に落ちてしまう。

★感想など
本作の主題歌は結構好きだよ。
アイドル全盛時代の南野陽子にはそんなに興味はなかったんだけど、
時間が経って、懐かしくなってきたので、なんとなく観てみた。
感想はイマイチ。
ちなみに原作も読んだ事あるけど、映画版はそのダイジェスト版になってしまっている。
各キャラクターも、原作版との比較で見てしまうと、どの人も全然駄目だね。
唯一原作に近い雰囲気だったのは、野際陽子くらいかな?
原作でも紅緒と如月の絡みは面白いんだから、その辺をもっと膨らまして欲しかった。
そう言えば、原作絡みで言うのなら、伊集院伯爵と紅緒との和解シーンが無かったのが納得イカン!
あのジイさんは、後に紅緒の良き理解者となる所が好きなのに。
まあ後致命的なのは、主役の南野陽子があまり魅力的に見えなかったとこ。
アイドル映画らしく、もっと可愛いいのかと思ってた。
正直、このキャラクターはあってないんじゃないかとさえ思った。
そして相手役の阿部ちゃんは、全く駄目だ。
あれじゃあ、単なる嫌なヤツでしかない!
こいつが出てこなくなるまでの30分くらいは、ほんとにいつ観るの止めようかとずっと考えてた。
それくらいイラっとさせてくれたね。
まあトータルとして、ナンノのファンか、原作好きくらいしか観ないだろうから
こういった映画を真面目に評価してもしょうがないんだが。
だが、エンディング・ロールの最後で、主題歌が終わる途中でぶった切ったのは許せなかったな。
どうせなら、ちゃんと曲の終わりにあわせて映画も終わらせろよ!

ロッキー・ザ・ファイナル

2009年01月24日 02時04分12秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「ロッキー・ザ・ファイナル」
原題:Rocky Balboa
2006年 米 103分
■監督:
 シルヴェスター・スタローン
■出演:
 シルヴェスター・スタローン
 バート・ヤング

●あらすじ
ボクシング界から引退したロッキーは、かつての栄光の面影はなく、
小さなイタリアンレストランを経営して生計を立てていた。
他界した愛妻エイドリアンとの思い出にすがって生きているロッキーは、己の心の喪失感を埋めるかのように、
再びプロボクサーのライセンスを取得するために立ち上がるのだが。

★感想など
傑作である!
最初にスタローンが「ロッキー」と「ランボー」の続編を作ると聞いた時は
正直「マジかよ?」と思った人がほとんどでしょう。
特に「ロッキー」の続編なんて、どうするんだ? と思っていた。
と同時に、スタローンもいよいよそこまでいってしまったかとも思った。
と言うのは、近年のスタローンは活躍出来ていなかったからだ。
本作が完成するまでの間、ほとんどの人は冷ややかな目で本作を見つめていただろう。
だが本作が完成し、公開されるや大ヒット! 大絶賛の嵐!
凄く興味を持って、去年DVDが出てすぐレンタルで観てみた。
そしたら凄い感動作であった!
初めて観た時は、正直前半が退屈だった。
マリーとかスパイダーなんて知らないし、息子はセイジじゃないし。
だが再び特訓を始める辺りくらいから面白くなってきて、ラストに至っては感動してしまった。
そして今回初めて1から観始め、本作を観なおした。
本作が1のオマージュをこめて作ったとの事だけに
最初から全てが面白かった!
前記のマリーもスパイダーも、1にちょっと登場しただけのキャラクターだぜ。
それが本作で重要な役所で登場。
さらに有名な生卵の飲むとか精肉工場で肉をサンドバック代わりにするとか、セルフ・パロディー満載!
ちなみに今言った事は全て1でしかやっていなかった!
なんか毎回やってるようなイメージがあったけどね。
脚本も実に良かった。
今回はちゃんと1に戻っている。
前作のパート5は、マイク・タイソンとそのトレーナーだったカス・ダマトと
ドン・キングとのエピソードを、ほぼそのまま使用した脚本だった。
カス・ダマトがタイソンに言ったセリフは、ほぼそのままミッキーの言葉として引用し
タイソンが現実に歩んだ人生を、トミーにやらせていた。
まあ確かにその辺りのエピソードって面白いよね。
「修羅の門」のボクシング編で、アリオス・キルレインの設定もほぼそのままだったし。
(一度カス・ダマト辺りで調べてみればすぐ解るよ)
それに比べ、今回はロッキーの原点であったどん底からの脱出だけでなく
失ってしまった現実から希望を持つ事の素晴らしさ・素敵さを描き
しかもそれが現実のスタローンの姿、及び年齢とリンクしている!
そう考えると、ロッキー・シリーズと言うのは、その時々のスタローンという人間を
反映させていたシリーズだったのかもしれない。
ロッキーの頑張る姿、息子に向けた厳しい説教。
どれも胸を打つものばかりであり、感動し、考えさせられる良い言葉だ。
これから何度でも観て、勇気付けられたくなる作品だ!
年を重ねれば重ねる程、本作の重みは増してゆく。
そんな気がする感動作。
1回目より好きになってしまったな。DVD買おうかな。。。