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レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

君が好きだから

2013年12月24日 22時43分17秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「君が好きだから」
原題:縁份/BEHIND THE YELLOW LINE
1984年 香港 99分
■監督:
 黄泰來(テイラー・ウォン)
■出演:
 張國榮(レスリー・チャン)
 張曼玉(マギー・チャン)
 梅艷芳(アニタ・ムイ)
 陳友(アンソニー・チェン)

●あらすじ
2003年4月にこの世を去った人気スター、レスリー・チャン主演のラブストーリー。
正反対な性格の2人の女性と恋の三角関係に陥ってしまった純朴な青年・ポール。
彼は地下鉄で美しい女性・モニカに一目惚れするだが、令嬢・アニタに興味を持たれてしまう。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
世間はクリスマスってことで、こんな映画を観てみました。
ちなみに我が家のクリスマスは三連休でがっつりやったので、
最早自分の中でクリスマスは既に終わったものになっていますが。
と言った余談はさておき、これ程出来の悪い恋愛映画は初めて観たなあ。
レスリーがマギーと出会ってから付き合うまでは、ほとんどストーカーでしかない。
それが次のシーンでは突然ラブラブな恋人になっている展開は、恋愛映画としては駄目だろう。
二人が付き合ったきっかけが殆ど描かれてないから、マギーが突然別れを選択してもさっぱり共感できない。
なんか恋愛ドラマの途中何話か飛ばしちゃったみたいな感じで、消化不足。
マギーのキャラ自体も、どんな男にもふらふら付いていく流され女でしかなく、これも駄目。
ラストも自分から縁を試すゲームを提案し、電車の中でレスリーを想って泣き出すくらいなのに
終電近くなるともういいやとばかりに、自分を前から口説いていた男の家で二人きりになり
酒を飲んだら寝ちゃうわとか言いながら飲んじゃって眠ろうとするなぞ、どんだけ危機管理が出来てないんだよ。
投げやり感があるのかも知れないが、映画を観ていると不倫していた相手が一番好きだったようにしか見えないんだが。
しかもその不倫相手ともきちんと清算してないし。
一方、レスリーも結局アニタに助けられなければ何も出来ない童貞君。
アニタ自身も自由奔放ながらも、割と魅力的には描かれているが、出番は少なく
三角関係もきちんと描けていない。
三人の関係性とかキャラは「冬物語」に似ているが、本作はイマイチだな。
エンドクレジットで、レスリーとマギーが親密な関係になるまでをちらっと描いているが
そこをカットしてどうすると言った、駄目編集だな。

理由なき反抗

2013年11月20日 23時46分10秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「理由なき反抗」
原題:REBEL WITHOUT A CAUSE
1955年 米 105分
■監督:
 ニコラス・レイ
■出演:
 ジェームズ・ディーン
 ナタリー・ウッド
 サル・ミネオ
 ジム・バッカス
 アン・ドラン
 コーリイ・アレン
 ウィリアム・ホッパー
 デニス・ホッパー

●あらすじ
ジェームズ・ディーン主演による彼の代表的作品。
酔った17歳の少年ジムが警官に捕まった。
その晩に起こった集団暴行事件の容疑者として警察に連行された彼は、
そこで美しいジュディと、まだ子供のようなプラトーと知り合う。
間もなく二人は帰宅を許され、ジムも温情ある少年保護係のレイ主任の取りはらいで帰ることができたが、
この三人の出会いは、やがて彼らの持つやり場のない苛立ちを露呈する事件へと結びついてゆく……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ジミー三連打の第二弾。
個人的には「エデンの東」の方が面白かった。
ジミーのキャラクターも「エデンの東」の方が上。
まあ一般的な10代の若者を描いていると言えば、確かにそうかも。
おいらも若い頃はこんなだったかも知れないし。。。
中盤のチキン・レース・シーンの格好良さは特筆モノ。
ああいったシーンは、当時の似たような若者たちを熱狂させたんだろうなとか思わせる。
また本作も前作みたいに父親への愛情を抱えた主人公という点では共通している。
そう言えばチキンと呼ばれるとカチンとするキャラクター設定って本作が元祖で
「B.T.T.F」に受け継がれたんだろうか?
まああちらは2から突然その設定が出てきたけどね。

イージー・ライダー

2013年11月09日 22時27分46秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「イージー・ライダー」
原題:EASY RIDER
1969年 米 95分
■監督:
 デニス・ホッパー
■出演:
 ピーター・フォンダ
 デニス・ホッパー
 アントニオ・メンドーサ
 ジャック・ニコルソン
 カレン・ブラック

●あらすじ
マリファナ密売で儲けた大金をタンクに隠し、
真のアメリカを求めてオートバイで放浪の旅に出る二人のヒッピーを描いた
アメリカン・ニュー・シネマの代名詞的作品。
元々は馬をバイクに乗り換えた現代の西部劇を目指して創られた作品だが、
そこで描き出されたのはドラッグ・カルチャー、余所者への強烈な排他性、
そして名ばかりの“自由”という現代のアメリカであった。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
いやあ、さっぱり面白くなかった!
いわゆるロード・ムービーってやつなんだろうが、ばらばらのエピソードを単に羅列してあるだけ。
余韻も続きも持たせない。
どの話も退屈極まりなかったが、観ている最中、そもそもこれは映画なんだろうか?
と言った疑問もよぎったりした。
これがアメリカン・ニュー・シネマの代名詞的作品なのは知っていたが
やっぱり俺にはアメリカン・ニュー・シネマはあわないな。
今後はアメリカン・ニュー・シネマと言われた瞬間に、観るのを躊躇しよう。
ただ主題歌は良かったよ。

あしたのジョー

2013年09月11日 23時47分04秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「あしたのジョー」
1970年 日本 84分
■監督:
 長谷部安春
■出演:
 石橋正次
 辰巳柳太郎
 亀石征一郎
 小松政夫
 中山昭二
 高樹蓉子

●あらすじ
吹きだまりのドヤ街に、ケンカがめっぽう強い矢吹丈がふらりとやってきた。
ジョーの類い希なるボクシングセンスを見抜いたボクシングジムのオーナー・丹下段平は、
ジョーを一流ボクサーに育てようと全精力を注ぎ込むも、ジョーは窃盗容疑で鑑別所送りになってしまう。
だがそこで、やがては死闘を演じることになる、宿命のライバル・力石徹との出会いがジョーを待っていた・・・。
(ファミリー劇場より)

★感想など
中々楽しく鑑賞しましたよ。
ジョー役の石橋正次が以外に良かった。
初期ジョーの少年ぽさと言うか、明るさが良く出てた感じ。
ストーリーの方は完全に初期の話だが、時代背景が原作にマッチしていて違和感がない。
その辺はとても良かったところだが、リメイク版ではどうしてるんだろうか?
最初から力石戦まで駆け足で描く脚本は、原作を知らないと理解不足な点が多々あるが
映画化当時は誰もが原作を読んでただろうから、逆にこれくらいでも良かったのかもね。
まあ良くあるトンデモ実写化って感じではなかった感想かな。
割と評価が高いリメイク版もその内観てみよう。

カリフォルニア・ドールズ

2013年09月09日 22時29分49秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「カリフォルニア・ドールズ」
原題:...ALL THE MARBLES
1981年 米 112分
■監督:
 ロバート・アルドリッチ
■出演:
 ピーター・フォーク
 ヴィッキー・フレデリック
 ローレン・ランドン
 バート・ヤング
 クライド草津
 ミミ萩原

●あらすじ
黒髪のアイリスと金髪のモリーの女子プロレスラー・コンビ“カリフォルニア・ドールズ”は、
マネージャーのハリーと共にドサ周りの日々。
金のために泥レスをやらされたり、レフェリーの不正で負けたり。
それでも徐々に人気と実力をつけたドールズは、ビッグマッチへの出場機会を得るが・・・。
(ムービー・プラスより)

★感想など
製作年度のせいもあるけど、正にドサ周りの底辺を描いている感じ。
多少のお色気もあるのが、いかにも当時の女子プロレス観に近い気もする。
実際試合で着ている水着とかゆるゆるで、よーく探せばぽろりシーンとかありそうだぜ。
それともしかしてと思っていたら、やっぱりミミ萩原だったんだね。
懐かしいなあ。
まあ題材的に見る人は選びそうだが、そんなに悪くないよってことで。