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レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

『映像研には手を出すな!』第壹話

2023年10月04日 21時09分40秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

『映像研には手を出すな!』第壹話
2020年 日本 24分
■監督:
 英勉
■出演:
 齋藤飛鳥
 山下美月
 梅澤美波
 小西桜子
 グレイス・エマ
 福本莉子

●あらすじ
アニメ好きで想像力豊かだが、極度の人見知りの主人公・浅草みどり(齋藤飛鳥)は、
中学からの同級生である金森さやか(梅澤美波)と共に芝浜高校に入学した。
2人はそこで、カリスマ読者モデルで、アニメーター志望の水崎ツバメ(山下美月)と運命的な出会いを果した。
意気投合した浅草とツバメは想像の世界でカイリー号を作り出し、3人は「最強の世界」を目撃する。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
今度の乃木坂メンバーは、齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波の三人によるドラマだね。
まあ正直齋藤飛鳥はそこまで好きではないんだが、山下美月と梅澤美波は割と好きなのと
齋藤飛鳥と山下美月の”あすやま”コンビは気にいっているので、その辺が観た理由かな。
原作とかはもちろん知らないけど、映像としての作り方は「翔んで埼玉」みたいなギャグ・コメディで
全く肩の力が入らずに観る事が出来る作品だ。
設定もキャラも現実より全然ブッ飛んでいるので、変に真面目に作られるよりもレレレ好きな私には
むしろこういう作りの方が大好き。
反面各キャラとか設定とかストーリーとかは全然知らないので、これから果たしてどうなっていくのか。
だけど齋藤飛鳥の喋りとかキャラは、何か本人とあっていない感じがして、観ていて違和感が凄い。
原作がこういったキャラなのだとしたら、演じる齋藤飛鳥よりに少しキャラを変えるなり
他の乃木坂メンバーをあてるなりした方が良かったのではないかと考えるが果たして。

あさひなぐ

2023年09月25日 18時56分12秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「あさひなぐ」
2017年 日本 105分
■監督:
 英勉
■出演:
 西野七瀬
 桜井玲香
 松村沙友理
 白石麻衣
 伊藤万理華
 富田望生
 生田絵梨花
 中田花奈
 斉藤優里
 中村倫也
 角替和枝
 江口のりこ

●あらすじ
こざき亜衣の同名人気コミックスを、主演の西野七瀬はじめ
乃木坂46メンバー多数出演で実写映画化したスポ根青春ストーリー。
高校で“なぎなた”に出会ったヒロインが、なぎなた部の仲間たちと
インターハイ目指して切磋琢磨していく青春模様を綴る。
監督は「ヒロイン失格」の英勉。
元美術部で運動音痴の東島旭は、入学した二ツ坂高校で1つ先輩の宮路真春と出会い、
その強さに憧れ“なぎなた部”に入部する。
“練習は楽”という誘い文句とは真逆で、過酷な稽古についていくのがやっとの旭。
そんな中、3年生にとっては最後のインターハイ予選を迎える二ツ坂。
順調に勝ち上がるも、決勝で1年生エース・一堂寧々擁する國陵高校に敗れてしまう。
その後、再スタート切った二ツ坂は、山奥の尼寺で地獄の夏合宿を敢行、
一回り大きく成長して秋の大会を迎えるが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
と言う訳で西野七瀬主演の映画を早速観てみました。
まあ一言で言うと、青春映画として普通に面白かったよ。
基本はコメディ要素が多めで笑いも多く楽しく進み、功夫映画のような”修行”・”強敵”・”挫折からの復活”など
王道だが盛り上がる内容を、若きアイドルがフレッシュに演じていて、画面から出てくる映像は爽やかそのもの。
物語の舞台が高校生活ながら変な恋愛要素も無く、乃木坂のファンも安心して観る事が出来る映画。
と言った訳で後は乃木坂たちの演技だが、まず主演の西野七瀬にはあまり魅力を感じなかったな。
まずずっと眼鏡を掛けていたのは自分的にはマイナスポイント。折角の可愛さを台無しにしていた。
そして主役のキャラクター像も、自信がなくて引っ込み思案でドジでみたいな感じなので、
観ていて爽快なキャラではないので、別に楽しくならない。
西野七瀬本人の性格に似ているキャラクターなのかも知れないが、もうちょっと明るくても良かったのではないかと思う。
代わりにもう一方の主役とも言えるくらい目立っていたのが白石麻衣。
こちらは非常に良い演技で安定していた。
薙刀が強くて凛として格好良いキャラクター像は、白石麻衣にピッタリな感じだった。
本人のキャラにピッタリなのか、本人のキャラで演じたのかは知らないが、松村沙友理もハマっていた。
強敵役の生田絵梨花も非常に良く、乃木坂46の面々が演じている役は、どれも見事に描き分けが出来ていた。
これは彼女たちがデビューから乃木坂工事中などの番組で鍛えられてきたから、何にでも対応できる実力を身に付けている事を
実感させられたのではないかと感じた。
こういった色々なキャラクター達を乃木坂46の若いメンバー達が演じるが
中盤で出てきた江口のりこは凄い安定した演技で、若い演技者ばかりのこの映画の全体をピリっと締める事が出来非常に素晴らしかった。
まあ難を言えば試合のシーンが面を付けているので、折角の乃木坂46のメンバーの顔がほとんど隠れてしまっているのが残念だった。
でも西野七瀬だけでなく、乃木坂46の他のメンバーも覚えてきた状態で観ると楽しさが一つではないので面白かった。
西野七瀬が出ていないけど、他のメンバーが出ている物も観てみようかなと思えるしね。
さて次は何観るかな。

アメリカン・グラフィティ

2023年04月24日 20時13分58秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「アメリカン・グラフィティ」
原題:AMERICAN GRAFFITI
1973年 アメリカ 110分
■監督:
 ジョージ・ルーカス
■出演:
 リチャード・ドレイファス
 ロン・ハワード
 ポール・ル・マット
 チャーリー・マーティン・スミス
 キャンディ・クラーク
 ハリソン・フォード

●あらすじ
1962年、カリフォルニア北部の小さな田舎町を舞台に、
ハイスクールを卒業し東部の大学へ出発しようとする若者たちの、最後の一夜を描いた愛すべき名編。
スティーヴとカートは故郷での最後の夜を楽しく過ごそうと、テリーとビッグ・ジョンを誘い町に繰り出す。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ハイスクールの若者たちの恋と青春を、沢山のオールディーズで描いた作品。
「グローイング・アップ」って本作がベースだったんだね。
まあ本作に「ポーキーズ」みたいなエッチ要素を足してるけど。
もしかして「ポーキーズ」も本作みたいに、沢山のオールディーズで彩ってるのかな?
だとしたらまんま「ポーキーズ」だけど、まあ観てみないと何とも言えないか。
本作はあのジョージ・ルーカスが監督しているのもあり、話自体は他愛のないものばかりだが
軽快なロックのリズムに乗せてテンポ良く観る事が出来る。
どちらと言うとハイスクール版「スタンド・バイ・ミー」って感じ。
傑作と評されることはある、面白い映画でした。
ただハリソン・フォードは、最後までハリソン・フォードと気付かなかったけどね(笑)

ルージュ

2023年03月07日 12時48分59秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「ルージュ」
原題:胭脂扣/Rouge
1987年 香港 91分
■監督:
 關錦鵬(スタンリー・クワン)
■出演:
 梅艷芳(アニタ・ムイ)
 張國榮(レスリー・チャン)
 萬梓良(アレックス・マン)
 朱寶意(エミリー・チュウ)
 劉家榮(ラウ・カーウィン)
 惠英紅(ベティ・ウェイ)
 汪禹(ワン・ユー)
 謝賢(パトリック・ツェー)

●あらすじ
1930年代の香港。
遊郭の美しき芸妓、ユーファーは良家の子息チャンと恋に落ちる。
しかし、家柄の違うふたりの関係をチャンの両親が認めるはずもなく、
思いつめたユーファーは、永遠の愛を誓い、心中をはかる…。
50年後。
新聞記者のユンの前に幽霊となって現れたユーファーは、
死後の世界で会うことができなかったチャンを捜すために広告を出してほしいと頼む。
ユーファーに同情したユンは、恋人のチョーとともにチャンの消息を捜すが、
彼らが辿り着いたのは、意外な事実だった…。
(楽天より)

★感想など
冒頭からジャッキー・チェンの製作会社である、(威禾)ゴールデンウェイ・フィルムのロゴが流れたので
ああこれはジャッキー制作だったんだなと分かる。
1987年当時で梅艷芳(アニタ・ムイ)と張國榮(レスリー・チャン)の恋愛映画をプロデュースするのは
確かに軽く驚きがあるね。
内容もそうなんだけど、出演者がゴールデン・ハーベストっぽくない。
張國榮(レスリー・チャン)、萬梓良(アレックス・マン)、朱寶意(エミリー・チュウ)と来ると
どちらかと言うと(新藝城公司)シネマ・シティっぽい面子。
他にも劉家榮(ラウ・カーウィン)、惠英紅(ベティ・ウェイ)、汪禹(ワン・ユー)とくれば
こちらはショウブラ系の劉家良(ラウ・カーリョン)一派だよね。
と言う不思議な組み合わせに加えて内容は悲恋物なんだから、
一体どういう経緯でこの作品をジャッキーはプロデュースしたのか不思議だね。
内容の方はアニタ・ムイが堂々と色々な顔を見せながら全編主役を張っている。
これは確かにアニタの代表作と言える出来栄え。
レスリーとエミリー・チュウはいつもの演技で代り映えはしないのだが
いつもはスケベな悪役が多いアレックス・マンが、本作では押しの弱い好青年を演じているのが新鮮で嬉しい。
アレックス・マンは善人役も似合うんだから、もっとそういうのも観たいなあ。
まあ当時の香港映画黄金時代の作品群が好きな人なら、問題なく楽しめる作品。
本作でレスリー・チャンが京劇を演じているシーンを観て、後の名作「さらば、わが愛/覇王別姫」の脚本を書いたと言う
逸話もあわせて楽しむと、より吉だと思います。

blue

2022年12月09日 12時00分43秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「blue」
2001年 日本 116分
■監督:
 安藤尋
■出演:
 市川実日子
 小西真奈美
 今宿麻美
 仲村綾乃
 高岡蒼佑

●あらすじ
高校の3年に進級し、周囲がそれぞれの進路について考え始めた頃、
桐島カヤ子はひとつ年上のクラスメイト、遠藤雅美のことが気になっていた。
去年、何かの理由で停学し、カヤ子と同級生になった雅美は大人っぽく、物静かな女の子。
カヤ子はそんな彼女に惹かれていく。そして、思い切って雅美を昼食に誘う。
これをきっかけに2人は親しくなっていった。
ある時、カヤ子は合コンで知り合った少年とそのままホテルで関係を持つ。
ところが、その少年が親友の憧れの人だったことから、親友に激しくなじられ落ち込むカヤ子。
そんなカヤ子を雅美は海に誘ってくれた…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
小西真奈美が目当てで観てみた作品。
主演の市川実日子ってどこかげ聞いた名前だなあと思って顔を見たらすぐピンときた!
「カムカムエヴリバディ」のベリーさんじゃん!
あれも良い役だったから、これは中々良い二人の組み合わせの映画だねと思いながら観始めたんだが
これは辛かった!
無音で何んでもないシーンをひたすら引きで撮り続ける。
例えばカメラ固定で二人が海まで歩いていくシーンを3分くらい無音でただ撮り続ける。そしてそのシーンに意味はない。
こんなのが延々と続く。全体的にこの映画が何を伝えたいのかがさっぱり分からない上でそれだ。
さらに悪いのが肝心のシーンは全然キチンと描かない。
例えば少年とホテルに行ったシーンまでの流れ。
1)学校で女友だちから飲み会やろうよと誘われる
2)アイス屋みたいところの前でひたすら座っている
3)居酒屋で飲み会のシーン
4)いきなりホテルで二人。市川実日子帰ろうとする
5)腕だけのアップで少年が無言で腕をつかむ
これで終わりである。なお各シーンの繋ぎはブツ切りで意味不明。
これだけの描写なので二人がその後どうなったのか全然分からない。
話の流れ的にそのまま何もなく帰ったのかと思ったら、どうやらしていたらしい。
しかしそれが判明するのはこのシーンから1時間半くらい経過してからである。
不要な物は多く、必要な物は全然足りないと言う、まるで安いカップラーメンみたいな内容。
昔の邦画ってこんなんばっかりだった気がするから、この頃の邦画嫌いだったんだけど
最近のは割と面白くなってきた感はある。
トータルとして洋邦問わず、90年代と2005年くらいまでの15年間の映画は、どうにも自分にはあわないなって感じはする。
だが2006年作の小西真奈美主演「UDON」はまだ観てないんだよなあ。
まあこちらはスタッフ的にまだ観れそうだが、同じ2006年の「天使の卵」ってのは本作と同じ匂いがして危険そうだなあ。。。