『彼女はキレイだった』が関西テレビ系列で始まった。
これは言うまでもなく、韓国の同名ドラマのリメイクである。
パク・ソジュンとファン・ジョンウム主演のドタバタラブコメディで
非常に面白いドラマだった。
全般的に日本のドラマは韓国のドラマに比べてつまらない。
まず、脚本が面白くない。カメラワークや照明が下手くそ。
そして決定的に役者の芝居が下手である。
そんな理由で普段は日本のドラマは一切見ないのだが
見ずにけなすのも良くないので1話だけ見てみることにした。
結論としては、再現性という意味では期待以上の出来だった。
原作の細かいけれども大事な部分をよく理解して作っていた。
とくに、小芝風花は原作をよく研究していると思われる。
ちょっとした仕草や表情がキム・ヘジンにそっくりである。
もう少し大げさにやってもよかったが。
一方で、中島健人は本業が忙しいせいもあるのか台本を読むだけというような芝居で表情もよくなかった。
主役にアイドルを使うのはなかなか難しいと思う。
役者は脚本をしっかりと読んで役作りに十分な時間をかけるべきである。
カメラマンや照明さんは多くの作品を見て研究を続けなければならない。
なんの仕事でもそうだが、自分の専門分野のエキスパートを目指すことが発展につながる。