昨日は娘の高校の卒業式だった。
式は型通りに進行し、来賓の県議会議員やPTA会長が当たり障りのない祝辞を述べるなか
校長の祝辞は秀逸だった。
人生を如何に生きるべきか、という姿勢を何とかして生徒たちに解ってもらいたいという気持ちがひしひしと伝わるものだった。
その後、各ホームルームへ移動
父兄たちも教室に入った。
個性豊かな担任の先生から、一人ひとりに卒業証書が手渡され
一人ずつ挨拶を行った。
この3年間を振り返るもの
このクラスで良かったと仲間に感謝するもの
担任の先生にお礼を述べるもの
そして
母親に対する感謝を表す生徒がたくさんいた。
それまでは普通に喋っていたのに
「お母さん・・・」という言葉を口にした途端に号泣し始める。
泣きながら親へ感謝の思いを伝えるのはとても勇気の要ることだと思う。
みんな素直ないい子ばかりだ。
一人残らず幸せになることを祈る。