いつかは桜の名所に

午前中はまだ青空が覗いていたが、午後には降りだした。

今日の天気予報はピタリでした。

　

まだ晴れ間のある午前中に、市が進める桜の植樹祭に参加した。

スポーツ公園に隣接する広い遊水池の周りを、

桜の名所にしようと発足した市民団体が主催し

市民からの公募で集った。

植える場所は、池の周りを取り囲むように、染井吉野と河津桜

のエリアに分けられている。

３月から４月の長い期間桜を楽しめるように２種類にしたと説明があった。

　

私たちはあらかじめ染井吉野を希望していたので、指定された自分達の

植樹場所に行くと、名前が書かれた表示板が用意してあった。

植え方や今後の管理の仕方等の説明を受けてから、

持ち込んだスコップで穴を掘り、これから何年か先の

この桜を想像しながら植え込んだ。

木の根元には植樹した人の名が刻まれ、これから

下草刈、肥料、水やり等自分で管理をして行 くことになる。

参加したすべての人たちが、１０年後、２０年後、素晴らしい

桜の名所になるだろうと、同じような思いを抱きながら植樹をしたに違いない。

　

２年後に初めて花を付けると言います。

市民が集う桜の名所になる日が楽しみです。