さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

雁に日本人は昔から熱いまなざしを

2010-10-22 18:24:57 | 野鳥

天気も長続きせず、秋晴れの清々しさがどこいやら。

紅葉の頼りも、だんだん近くなってきているのに。

 

あまり野鳥についての知識は持ち合わせていないのだが、

国が天然記念物に指定した雁の仲間オオヒシクイという鳥を

保護する会に所属している。

毎年11月になると越冬に飛来する鳥で、翼を広げると

180cmにもなる大型の鳥です。

 

雁は万葉集や古今集をはじめ、昔から歌に読まれているのも

数え切れないほどあります。

ことわざも多い。

雁にたとえた言葉も多い。

他の鳥にはみられないほどあるのは、それだけ、日本人はずーと

昔から、雁に熱い眼差しを送ってきたからでしょう。

 

以前は全国いたるところに雁は渡ってきていたが、今では越冬場所

がごく限られたところになり、数も少なくなってしまいました。

関東地方では唯一、霞ヶ浦の茨城県稲敷市だけになり、オオヒシクイが

毎年60羽前後渡ってくるだけです。

そのオオヒシクイを保護する活動をしているわけです。

 

今週末の土曜・日曜は、千葉県我孫子市の手賀沼湖畔で、

開催するジャパン・バード・フェステバルに参加します。

展示するパネル等の準備が整いホッとしているところです。

オオヒシクイのホームページです

 http://www.geocities.jp/wqthx417/index.html