天気も長続きせず、秋晴れの清々しさがどこいやら。
紅葉の頼りも、だんだん近くなってきているのに。
あまり野鳥についての知識は持ち合わせていないのだが、
国が天然記念物に指定した雁の仲間オオヒシクイという鳥を
保護する会に所属している。
毎年11月になると越冬に飛来する鳥で、翼を広げると
180cmにもなる大型の鳥です。
雁は万葉集や古今集をはじめ、昔から歌に読まれているのも
数え切れないほどあります。
ことわざも多い。
雁にたとえた言葉も多い。
他の鳥にはみられないほどあるのは、それだけ、日本人はずーと
昔から、雁に熱い眼差しを送ってきたからでしょう。
以前は全国いたるところに雁は渡ってきていたが、今では越冬場所
がごく限られたところになり、数も少なくなってしまいました。
関東地方では唯一、霞ヶ浦の茨城県稲敷市だけになり、オオヒシクイが
毎年60羽前後渡ってくるだけです。
そのオオヒシクイを保護する活動をしているわけです。
今週末の土曜・日曜は、千葉県我孫子市の手賀沼湖畔で、
開催するジャパン・バード・フェステバルに参加します。
展示するパネル等の準備が整いホッとしているところです。
オオヒシクイのホームページです
http://www.geocities.jp/wqthx417/index.html