『月の沙漠音楽祭』コンクールで演奏するもうひとつの笛のソロ。
予選の結果通知をもらってから一度も練習していなかったので、妻に「ちょっとは
練習したら」と言われてしまった。
まあ、その通りなので、あまりにドロナワ（明日本番）であるが、ちょっと吹いて
みた。
でもねえ、練習してもあんまり代わり映えしないんだよね。
悲しいけど、リコーダーはもう伸び代があまりないような気がする。
今夜は、これから団体出場の方の最後の練習である。
こっちは、みんなに迷惑がかからないように頑張って練習せねば。
『月の沙漠音楽祭』コンクールの練習も残すところあと２回。
前半のピロピロ１６分音符は、相変わらず成功率が低い。
短期間でそんなに上手くなるわけないので（本番は明後日）、情けないが
ここは私の得意のいかに誤魔化すかがキモになる。
当初、会場は野外のはずであったが、当日の天気予報が芳しくないので、
早々と屋内ホ－ルへの変更が決まったようだ。
そうだよな、去年はドタバタだったからね。
終わった後に、おいしいお酒が飲める演奏をしたいものである。
となりで吹いているＮちゃんが、エチュードらしき譜面を見て練習しているので、
見せてもらうと、昔懐かしい『クローゼ』の教則本であった。
たしか、私も昔は持っていたのに、サックスを吹かなくなったらどっかにいって
しまった。
裏表紙の値段を見ると１５００円である。マジですか。
私が買ったのは３０年位前に銀座のヤマハでであったが、確か５千円位したように
覚えている。版ももう少し大きかったような気もするけど。
さっそくネットで購入した。
私にはこのくらいの難易度の教本でちょうどいい。
Ｎちゃん、一緒に頑張ろう！
徒歩圏内に『高級老人ホ－ム（？）』があって、その敷地内にホールがある。
普段は部外者は入れてもらえないが、なぜかピアニストの方と練習に使わせて
いただいた。
内部は教会のように三角屋根の上まで吹き抜けで、残響が長い。
音の大きい楽器はムリっぽいけど、私のような古楽器やギターなんかにはぴったり
である。
グランドピアノもあって、さっそく書きたてのドビュッシーを合わせていただくと
大変気持ちがよい。
今時点では内容不明だが、１１月にはここで演奏出来るそうなのでとても楽しみ
である。
しかし、もったいないよなあ。これだけキレイで音の良いホールなのにもっと活用
出来ないのだろうか。
練習では、お世話になっている筒井政明さんにトランペットパートがクリニックを
受けていた。
参考になりましたか。
夕方からは、いつもの海辺のお店でライブ。
『素手ドラム』に一同驚愕。すげえ。
食事は、久しぶりにいすみ豚のステーキを頂いた。
ド迫力の３８０グラム。これもすげえ。
美味しくてペロッと食べてしまった。
ドビュッシーの歌曲にはまりまくってしまい、何曲かサックスとピアノに書いてみた。
なかでもキレイなのが『アンジェラスの鐘（晩鐘）』と『ロマンス』という２曲である。
今まで聞かずにいて良かったかもしれない。
めぐり合えて感謝感謝である。
実際吹くとなると問題なのが調で、Ｂ♭でシャープが６個、Ｅ♭でフラットが５個に
なってしまう。
でも、やっぱ、原調でやりたいもんな。
明日、最近いつも伴奏して頂いているピアニストのＡさんと会うので、譜面渡して
おこう。
はらどけい、ランチはシソとチーズを巻いた塩だれ風味のカツ丼だった。
家じゃ絶対作らない料理なので、あっという間に食べてしまった。
この美味しい塩だれってどうやって作るのだろうか。
帰宅してからは、レパートリー開拓のためＹｏｕｔｕｂｅを見ていると、発見が。
ドビュッシーの歌曲が、どれもこれも素晴らしくて、『忘れられたアリエッタ』という
曲集なんか思わず涙が出そうになってしまった。
これで、当分は曲に困ることはなさそうである。
市販されている譜面が残念ながらイマイチなので、ソプラノサックスとピアノ用に
何曲か書いた。
サティーやフォーレ、ラヴェルなど引っ越す前だったら絶対吹かなかっただろう曲
ばかりである。
これらには元ネタがあって、２５年前に買ったブランフォード・マルサリスのＣＤを
参考にした。
購入した当時は、いかにもジャズの人が吹くクラシックというカンジで嫌いであった
が（弟のウィントンよりは良かったけど）、今回はエラクタメになった。
ラヴェルやドビュッシーは、可能ならもっといろんな曲を書いてみたい。
ピアノの方が大変だけど、『喜びの島』とか吹いてみたいなあ。
このトシまでバッハ一直線だったので、古典派以降のクラシックを演奏するのは、
みんな超新鮮である。
ハバネロを抜いて世界一辛いという『ジョロキア』を頂いた。
辛いものに目が無い私にはとてもうれしい。
生なのでとにかく香りが素晴らしい。
パプリカを華やかにしたようなカンジである。
さっそくペペロンチーノを作ってみたが、火を通すと辛味が弱くなるようで、
食べる直前に生をみじん切りにして追加してみた。
当分楽しめそうである。
のり子さんと知り合ったのは、家が近所だったので東京に住んでいたころ通って
いたバーであった。
一緒にテキーラを飲んだりして、バカ話しをしている明るいオバサン（失礼）が、
スイングジャーナルの人気投票で上位に位置するジャズフルート奏者であった。
最後に聞いたのはいつだろうか。
引っ越す時も挨拶できなかったし、また聞きたいなあ。
写真の新譜は、日本酒をテーマにしたオリジナルが何曲か入っていてとても
楽しい。
でも、のり子さん、はじめて会った頃と変わらないねえ。
私より２歳上なのに。
３月に届いた数年前に注文してあったリコーダーが、大変かなしい状態だった
ので、製作者に文句を言ったところ、新しい楽器を送ってきた。
前回はあんなに待ったのに、なんだ半年で作れるんじゃんというのは置いといて、
今回の楽器は、ギリギリ合格であった。
調律は完璧ではないが、前回に比べれば調整可能な範囲で、音色もややリーディ
だけど無理矢理個性的ということで納得できる。
改良のキモは、ミドルジョイントの上部にリングを嵌めて管を長くした点らしいが、
それって今頃解ったのとつっこみたくなってしまう。
まあいいや。これなら本番でも使える。
フランスバロックでも吹いてみよう。
しかし、私より前に楽器を受け取った人達はどうしているのだろうか。
牧場内のはらっぱで、お祭仕様のご馳走を美味しく頂いた。
これだけの品数を一人で手作りしたというのだから、頭が下がる。
Ｙちゃんご馳走様でした。
食事後は、遥遥銚子から来ていただいた『ソニアブラス』の方々と合同練習。
ブリティッシュスタイルの金管バンドで、皆さん超ウデが良くて、ホルスト等を大変
気持ちよく一緒に演奏させてもらった。
ああ、楽しかった。
大きな編成で吹くのは気持ちいいなあ。
隣町の勝浦は年に一度のお祭真最中である。
勝浦在住であるクラリネットのＹちゃんが、「お祭仕様の食べ物を持ってくるので
今度の練習前に外で食べましょう」と提案してくれた。
今度の練習（今日）は、勝浦の山の中にある『平岡牧場』で、ゴールデンウィーク
には、家族連がシートを敷いてノンビリしているようなところなのでピッタリである。
手ぶらでは申し訳ないと思って、久しぶりにラタトゥーユを作ってみた。
冷蔵庫で一晩寝かせてあるので、バケット共によく冷えた白ワインでも頂けば
最高だが、今回は練習前なのでアルコールは抜きである。
しかし・・・、まだ９時前なのにもの凄い日差しで、昼間は暑いだろうなあ。
夏剪定しなかったバラが咲き出した。
特に大好きな『アプリコットネクター（写真中）』は、これまでで一番キレイに開いて
くれた。
これなら、無理に夏剪定しなくてもいいかもしれない。
ネットではそろそろバラ冬苗の予約が始まっている。
もう植えるところもあまりないけど、どうしようかな。悩む。
