御宿ひぐらし日記

田舎暮らしをはじめて、、日々の閑話、、

房総グランオテル

2022-06-15 11:51:59 | 本と雑誌

     

御宿を舞台にした小説と言えば、乙川優三郎の『トワイライト・シャッフル』。

   

10年位前(?)に読んだ、シニカルな部分も多い短編集だった。

   

今回の『房総グランオテル』は、まるで映画の脚本の様で極軽い内容。

   

ハッピーエンドで良かった。

 

ハナシの内容はともかく、風景や食べ物の描写が素敵。

   

本当にイイ街に引っ越してこられて幸せ。

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ラブカは静かに弓を持つ

2022-05-22 06:26:20 | 本と雑誌

   

大嫌いなJASRACが、ヤマハ音楽教室へ潜入調査を行っていた事件。

   

もう三年前なのね。

   

その『事件』を題材にした小説があるというので、さっそく取り寄せた。

  

やりきれない内容が続いていく後、ラストは救いがあってホッとした。

   

死ぬときに後悔したくないと『全日本音楽著作権連盟(!!)』を辞めた

潜入調査をしていた主人公。

   

でも、現実は違うんだろうなあ。

   

あの裁判、どうなったのか。

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Le Petit Prince

2020-09-10 16:34:01 | 本と雑誌

    

昨日の映画に小道具として使われていた『星の王子さま』

   

本当の子供の頃は、全く理解できなかった。

   

ずっと放っておいて、やっと腑に落ちたのは高校生の頃。

   

昔から涙脆かったのか、泣いてしまったのを今でも覚えている。

   

もう30年以上(もっと?)読んでいない。

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月の落とし子

2019-11-24 11:54:14 | 本と雑誌

   

引っ越してからあまり本を読まなくなった。

   

東京に居た頃は、完全な活字中毒だったのに。

   

   

昨年まで一緒に楽器を吹いていたWさんが、この本をSNSで紹介していた。

   

この表紙の絵、船橋駅じゃね。

   

何年か前、吉本ばななの『ふなふな船橋』を読んで、あまりに実家の近くが舞台だったので

びっくりしけど、この小説は如何に?

   

楽しみ。

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黒と茶の幻想

2018-11-15 09:54:28 | 本と雑誌

   

久方振りに恩田陸。

   

ちょっと長すぎか。

   

憂理を死なせてしまったいうことは、もう登場することないのね。

   

理瀬より好きだったのに残念。

  

なかなか辛い場面の連続だったけど、悲しいのは4人の内私が誰に最も近いかと

考えると蒔生だな。

     

   

土曜までは、テナーの点検と練習。

   

アンネットさんに迷惑掛けないように頑張らねば。

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黄昏の百合の骨

2018-03-24 11:08:37 | 本と雑誌

   

恩田陸11冊目。

  

ほとんど全てにオチがある、このヒトにしては珍しい一冊。

   

理瀬のブラック度がさらに増すのを望みます。

   

   

東京では桜が満開かとテレビから流れてくるのに、昨年植えた我家の染井吉野は

蕾の先が僅かピンク色になったくらい。

   

やっぱ、土の見えない都会にはもう戻れないね。

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麦の海に沈む果実

2018-03-18 09:59:49 | 本と雑誌

   

恩田陸10冊目。

   

珍しく全てのオチが付く。

   

どうも、私はハッピーエンドを望む凡庸な読者だということに今頃気が付いた。

  

でも、ダークなラストは今後の展開が楽しみ。 

   

年少の読者には、人が死に過ぎかな。

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球形の季節

2018-03-10 17:06:57 | 本と雑誌

   

恩田陸8冊目。

  

また解決のないハナシ。

   

さすがにチョット慣れてきたかも。

  

でも、ブランコのハナシは無理があるような気が・・・。

    

    

久々に聴いたBGMにしていたメンデルスゾーンの弦楽のためのシンフォニアが

名曲揃いで驚いた。

   

バッハにはまってたのが聴いただけでわかるけど、こんなすごい曲を12、3の

子供が書いたというのが凄い。

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蛇行する川のほとり

2018-02-16 14:50:20 | 本と雑誌

   

久しぶりに恩田陸7冊目。

   

トリック的にはあまりパッとしてないけど、一応落とし前もついてその点は

ホッとした。

   

このヒト、女のコを書くのが滅茶苦茶上手い。

   

それにしても香澄を事故で死なせるって。

   

遅かれ早かれってことか。

   

残酷なハナシだけど読めて良かった。

    

映画化したらそれぞれの役を誰が演じるのかしばし妄想。

  

男2人は思い浮かぶけど、女のコは難しいねえ。

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病気自慢

2018-01-20 12:16:48 | 本と雑誌

      

玉村豊男、久しぶりの新刊『病気自慢』

   

学生時代からのファンで、おそらく全著作を読んでいると思う。

   

そうか、玉さんも70過ぎて超健康体でいられる訳ないよな。

   

一度は行ってみたかった信州のお店に、是非足を運ばなければ。

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常野物語

2018-01-09 11:29:58 | 本と雑誌

   

恩田陸4~6冊目。

   

3部作、進めば進むほどダメかなあ。

  

光の帝国はイイ短編集だと思ったし、蒲公英草子もまあ楽しめたけど。

  

でもでも、エンドゲームは、ラストをもうチョット何とかして欲しかった。

   

あと3冊手元に未読文庫があるけど、少し間を空けよう。

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六番目の小夜子

2017-12-26 13:45:54 | 本と雑誌

   

人間ドックの待ち時間に読もうと買っておいた、恩田陸3冊目。

   

途中までは滅茶苦茶面白かったけど、謎はナゾのまま終了。

    

それでも良しとするヒト(≠私)じゃないと奨められませんな。

   

せめて、野犬と竜巻については説明が欲しかった。

   

それにしても、とびきりの美人で、犯罪者体質の塊の様な女の子が怖い。

   

こういう子、いそうだ。

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夜のピクニック

2017-10-21 11:05:18 | 本と雑誌

    

恩田陸、2冊目。

   

イイトシして、こういう内容にまだ共感出来るんだなとちょっとビックリ。

   

ラストがとても素敵。

     

    

録音しておいたエッシェンバッハのブラームス3番。

  

3楽章、今にもとまりそうな遅さ。

    

私の好みとは対極の演奏だけど、ここまでやればそうですかと言うしかない。

  

エッシェンバッハってピアノはイイと思ったこと一度もないけど、破綻寸前まで

追い込む終楽章共々大変面白かった。

   

それにしても、N響って上手いねえ。

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トワイライト・シャッフル

2014-07-18 13:27:55 | 本と雑誌

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引っ越してから、新刊の小説を買うことは滅多になくなった。

 

週中に行った病院の主治医が、「○○さん(私の苗字)、本読む人ですか?」と

言って薦められたのが、乙川優三郎の『トワイライト・シャッフル』。

 

御宿、勝浦が舞台の短編集で、実名で登場するホテルや、露骨に我家周辺

に違いないと思われる描写が続く。

 

その主治医の先生、急に「ハナシの中に、ジャズ・ピアニストが出てくるん

だけど、これって○○さん(私の苗字)がモデルなんじゃないの?」と言うので、

「んな訳ないじゃないですか」と笑っていたのに、読んだら、ちょっとショック。

 

オレって他人から見ると、ああいう人間に見えるのかねえ、スゲーびっくり。

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