なんとなく引き続き音楽ネタで。
最近のお気に入りSuemitsu & the Suemiths。
「Piano it's me」というアルバムに入ってる「White Cat Walts」という曲。
子猫が目の前で毛糸の玉とじゃれあっているような光景が目に浮かぶキュートな曲。
Suemitsu & The Suemith - White Cat Waltz
3拍子って不思議。
シュトラウスの「美しき青きドナウ」や「春のワルツ」みたいに、
メジャーコードでそこそこ早いテンポだとウキウキモードのハッピーな曲調になるし、
New Year's Concert in Vienna 2009
(2009年のウィーンフィルのニューイヤーコンサートより)
ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート 2006 - ワルツ「春の声」
マイナーもしくはメジャーの和声でもテンポがスローになると、
アンニュイで物悲しい曲調に様変わりしますよね。
加古隆 「黄昏のワルツ」 富士山
ここで、大好きなJ-POP3曲のご紹介。
まずはBOAのメリクリ。
BoA / メリクリ
ホントに美しい曲。
まだ若いのに、彼女にとっては外国語なのに、
ホントうまく感情表現してるなーと聞くたびに感心します。
次は、ゴスペラーズの名曲「残照」。
残照 ゴスペラーズ
Love Notes 2(初回限定CD+DVD)
ぜひともライブで楽しんで欲しい1曲です。
ちょっと古めのアパートに西日が入るイメージと、今も昔の恋人のことが
忘れられない男の「未練」があいまって、忘れたい、でもふっきれない葛藤が
うまーく曲に込められていてとてもいい感じで仕上がっています。
リーダーと黒ポンの、まるでボクシングのようなコーラスの殴り合い?
は、一聴一見の価値あり!
そして最後はやっぱりこの曲、
竹内まりやさんの「人生の扉」。
ホント、完成度の高い楽曲。
弛まぬ反骨精神というか、永遠の青春を歌い上げるのがロック、
もしくはポップスの真骨頂なのに(この考えもそろそろ古いけどね)、
年を重ねていくこと、しかも90歳過ぎまでも生きる~なんて、
いわゆるポップスの禁じ手的ともいえるテーマに果敢に取り組んで、
「年を重ね、人生を生き抜く」
というこの哲学的で重いテーマを、3拍子のリズムを使って
わかりやすい言葉で歌い上げた名曲中の名曲。
竹内まりやで
J-pop、お気に入りの3曲。
共通点は3拍子。