烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

8月の出先ラーメン #01;和寒編

2009-09-02 21:22:51 | そとめし;ラーメン
“都”食堂@和寒町/南町で“チャーシュー麺(塩)”


8月上旬,名寄方面出張帰り.同僚とは現地で別れ,身軽な帰札.昨年醤油を頂いた“都”の塩を狙う.車はR40沿い(裏口?;昨年の画像参照)の駐車場に置き,仲通の表口から入店.平日・時分過ぎ,前客無し.“チャーシュー麺(塩):¥700-”オーダー.葱を刻む音を聞きつつ暫し.


刻みたての小葱たっぷり(葱増しはしていない;別途“葱ラーメン”あり).
先ずスープ.醤油を頂いているのである程度の予想は付いていたのだが,違わず極めて柔かい口当り.それにしても,此方の脂のテクスチャは独特だ.
前回も書いたが,出汁の味が入っている感じで,脂こさを感じさせない.結構乳化はしているのだが,過っての“富公”(及び一徹など)のように高温の中華鍋で一気に乳化させたものとは全く異なる.おそらく,とろ火で出汁を煮出す過程で時間をかけて乳化が進行しているのだろう.


麺は旭川系の中細緩縮れ・加水率低目のもの.麦の風味が程好く,柔かいスープを良く纏って旨い.
脂身の殆ど無い腿チャーシューは歯応えのあるタイプだがぱさつきも無く薄味が良く染みてモロ私好み.スープに沈めると脂を吸って美味いこと! 細めに揃えられたメンマも薄味でしっとりとした歯触り.麺やスープと絶妙なコントラストを成している.


いやあ,美味かった! ご馳走さま!
こういった柔らかな出汁のラーメンは,私は塩に偏ることが多いのだが(“まるひら”@釧路然り),此方は甲乙つけ難い.あと,此処には味噌は無いから,我侭言うなら塩に西京をほんの小匙半分,溶いて頂いてみたいかな.
コメント
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