烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

'09,9月の出先メシ;上川編 #02

2009-09-28 21:07:41 | そとめし;ラーメン
“米代”@士別市東7-7で“味噌ラーメン”

長期ロード中盤,2日間のインターバルを取りに一時帰札する日.作業を終え,車中で日報にカキコしていると,“手練Nクン”が寄って来て思わせ振りにボソリ.“帰りがけ,‘むらやま’オサえて下さいョ”
Nクン居残り,交代のウチの若手との作業を託す.私が戻る日にはNクンは別件で日高.暫しの暇.

社中泊に備え,モバイルカードをレンタルして来た(無論,仕事上のメールチェック用である… よね?)と言うNクン,食い物の情報チェックも抜かり無い.“むらやま食堂”は士別市街の外れ(名寄向き),R40沿いに在るラーメンのお店.スープ切れ次第終了(概ね13時頃)とハードルが高く,Nクンも未食と言う.
ならば先鋒,と意気込んだのだが,一歩及ばずタイムアウト.仕方なく市内を流すと住宅街にアヤしい店構え.赤い暖簾に“米代”の大書.あれ,Nクン“味噌,美味いス”って言ってたよな.


カウンター3席・キツキツ4人のテーブル2脚・小上りにこれもキツキツ4人の卓袱台2つ.こじんまりとした店内は,Nクンの言“ヒマそう”からの予想に反しカウンターを残し埋まっている.休日だからかな? 
この日の厨房はおじちゃん・おばちゃんと若衆一人で回していたが,おじちゃんは私の入店と前後して出前に出動,若衆は追廻に終止.
カウンターに収まり,品書筆頭の醤油をスルー,Nクンプッシュの“みそ,お願い!”
その後も空いた席は次々後客で埋まり(出前の電話も入る),


おばちゃん大車輪で供された“みそラーメン”の面構え.
一啜り… 濃い!味噌が! 何を措いても味噌が来る!
次いで卸大蒜のアタック,韮の香りと旨味・モヤシの甘さ.出汁は何なのだろう? 獣系+αとは思うが,この強い味噌味では仔細は定かに判別できない.


旭川系の中細緩縮れ麺は,出前を受ける店の習い性か,かなり硬めの茹揚げだが,在りがちな粉っぽさは無く強い味噌味に好い具合で対抗している.
野菜を炒める音は聞こえなかったので,恐らくは出汁を行平に沸かし,野菜を火当てしたところに味噌ダレ(肉味噌状のものだと思う)を溶くのだろう.湯煎したラード(多分)と卸大蒜は予め丼に仕込んでいた.


ご馳走様.美味かった!
何にせよ,直球勝負.頭で作った味じゃァ無い.俺には少し味噌が濃すぎるから,今度機会があれば味薄め(挽肉の量はガッツリ減るだろうなァ)でお願いしてみたい.

色んな想いで店を辞し,車をバックで車線に出せば,対向に見覚えのある車…
Nクン,結構御執心なのね (^^;) …
コメント
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