ラッシーママのひとりごと

仕事を辞め好きな事に一日を費やしている主婦です。

映画3本!

2015年12月21日 | 映画・観劇・コンサート・博物館

12月も残すところ10余日、子供の頃はお正月と言えば
お年玉やご馳走、それに新しい洋服も切られ「もう幾つ寝ればお正月」と数えたり
街の商店でも一斉に休む為に、子供の凧揚げや羽根突き等でお正月らしかったが
今では日常からご馳走が食べられ、コンビニはお正月関係なく開いているし
宅配便などは元日から働いてるので、お正月=全員休暇という感覚が薄れていますね。


昔はお正月前には大掃除をし、主婦などは夜なべをしておせち料理作り
3ケ日はおせち料理を食べてゆっくりするのが、年1度の楽しみだったような・・・


時代は変わり、女性でも結婚後も退職せずに子供を産んで育てながら働いている人が増え
保育園が足らなくなり、国でも待機児童を0にしようと増やしつつあるようで
市によっては待機児童0のところもあるようですね。

働く女性も増え、益々家庭で費やす時間も少なくなり
コンビニやスーパーなどでは簡単に食べれるよう、切った野菜や肉・魚を
そのまま煮ればよいように調理もしてあり、働き易い環境になってきました。


おせち料理も暮れになれば沢山のお店が予約を受け付け
金額さへ払えばお正月前に美味しいおせちが届きます。
これが時代の流れと言うのでしょうか・・・

私は時代に逆らって昔のようなお正月を迎えたい・・・などと言ってるのではなく
その時代に合ったお正月を過ごせば良いのでしょうが、余りに時代の流れが速くて
あと10年後のお正月はどんなになるのでしょう・・・


話しが逸れてしまいました。
映画の話しをしようと思ってたのでした。


私は特別映画が好きな訳ではなく、何十年も観た事が無い時もありまっしたが
ある時期から(5,6年前?)観るようになりました。


それはブログ仲間に歌舞伎が好きな銀河さんに、初めて歌舞伎に連れて行って貰いましたが
それまでは何故か歌舞伎と言うと、私達とは生活レベルが違う高級な奥様が行く感覚でしたが
連れて行って貰ったら、鑑賞する金額もが高いのから安いのまであって驚いたのです。


それまでは「歌舞伎座」などTVで見て知ってはいましたが、自分で行くなど考えた事も無かったのですが
無理せずに私達にも鑑賞できる事を知り、その後は10回以上は行ってますね。


それまでは生の舞台など観た事も無かったのですが、それ以後は色々な観劇にも行くようになりました。
観劇こそ、銀河さんの影響が大きいと思います。
それまでに知らなかった世界を教えてくれたのですから・・・


その時に「ゲキ×シネ」劇団☆新感線の舞台を最新技術で映像化した「ゲキ×シネ」と
シネマ歌舞伎」歌舞伎の舞台公演をHDカメラで撮影し、映画館の大スクリーンで
楽しめる・・・がある事を教えて貰い、どちらも観に行ってるのです。


特に「シネマ歌舞伎」は年に10回上映されてるので、わざわざ「歌舞伎座」や「国立劇場」
まで行かなくても、映画館で観られるのです。
これは「月イチ歌舞伎」と言って、4月から12月まで1週間上映されてます。

去年は毎月のように通いましたが今年は1回しか行ってなく
どうしても観たかったのが「ヤマトタケル」、11月28日~12月4日まで
四代目市川猿之助・九代目市川中車(香川照之)の襲名披露された時の舞台が
シネマ歌舞伎となって上映されるので、観に行って来ました。


何と上映時間が約4時間、鑑賞券3000円で、間に5分ほどの休憩時間が2回ありましたが
長い事など感じさせぬ素晴らしい歌舞伎でした。


今迄にも実際に歌舞伎を何度も観てますが、3種類の演目に分かれていて
全部観終わるのが4、5時間程度ですから、如何に長いかが分かりますでしょ。

そして出てくる人数も多く、その人達が舞台上を動き回るのですから
毎日の練習がおろそかでは、ぶつかったりしてあのような素晴らしい舞台にはならないでしょう。
私は特に猿之助さんのファンではないですが、毎日の練習の賜物と思うような素早い動き
女性になるきる、あの声、どうして男性役から女性役に変わった途端にあのような声が出るのか・・・
兎に角、4時間が面白かった・・・


そして翌週は「杉原千畝 スギハラチウネ」を観に行って来ました。
この映画も公開されるのを待っていました。
第 2次世界大戦時、ナチスに迫害されたユダヤ難民にビザを発給して救いの手を差し伸べ
「日本のシンドラー」とも呼ばれた...そうですが
私がこの方を知ったのはTVでです。


この方に助けられたユダヤ人が杉原千畝さんの消息を訪ねて外務省に来るのですが
そんな人は居ない・・・と帰すのですが、実は外国人には杉原千畝さんの
千畝(チウネ)をセンポと呼ばせていた事もあったが
外務省の命令を聴かずに独断で6000人ものビザを発行した杉原千畝さんを許せず
1947年に外務省を辞めさせているのですが、戦後46年掛かって名誉を回復したそうです。


どの人種だろうと人間の感情に差など無く、恩義を感じれば恩義を返す・・・
観ていて何度胸が熱くなった事か・・・


そして翌週も「海難 1890」を観に行った。
1890年和歌山県沖で台風に遭遇し沈没したトルコ軍艦の乗組員たちを
村人たちが救った1890年のエルトゥールル号海難事故と
イラン・イラク戦争でイランに取り残された日本人たちの救出に
トルコ人たちが尽力した1985年のテヘラン邦人救出劇。

日本ではエルトゥールル号海難事故はあまり知られてないが
トルコでは小学校の教科書には載っていて、誰もが知ってる有名な話しだそうです。
私は、この事も以前にTVで取り上げていたので知ってましたが
このように詳しく映画で知り、又トルコ人がイラン・イラク戦争で取り残されそうになった
日本人を自国の飛行機をチャーターしてくれて日本に送り届けてくれたトルコ人に感謝・感謝
↑の映画にしろ、素晴らしくて涙無くしては観れない映画でした。


2週間の間に素晴らしい映画を3本も観てしまって感動してます

 

 



 



 

コメント (20)
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