印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

シープホーンの印材

2018年06月29日 | 印鑑の素材
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

先日、メールからのご注文でシープホーン(羊の角、ツノ)の銀行印を彫りました。店頭の接客と同じように、印材を見ていただきたくて写真で数本を撮って、メールの添付でお客様に送信しました。シープホーンの印材は、物によって色の濃い、薄い、の違いが出ます。

お好みで選んでいただいた方がよいと思いました。「左端の薄い色の材料でお願いします」とお返事をいただいて、ご指定の印材に彫刻しました。

印材(印鑑の材料)で、象牙、白水牛(同じランクの場合)、黒水牛などは、色の濃淡はあまり違いが出ませんが、シープホーンは違いが出ます。仕入れの段階で、濃い色、薄い色を取り混ぜて揃えています。色の違いによる品質の優劣はありません。


▲シープホーンの印材です。左側2本は薄い色です。
この規格は直径12ミリ、長さ60ミリで銀行印向きの寸法です。
上部に指型(ゆびがた)があり、捺す時に上の位置が分かり易い印材です。




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