小林真 ブログ―カロンタンのいない部屋から since 2006

2006年開設の雑記ブログを2022年1月に市議当選でタイトル更新しました。カロンタンは40歳の時に飼い始めたねこです

「動く」より「感じる」

2007-05-19 13:28:02 | ねこ
春に生まれたこねこも、大所帯過ぎるのか生きられなかったものも多く、気づいたらもう2頭だけ。やつら、友だちのことなんておぼえていないように、たったかぴゅんぴゅん走り回る。
小さいやつらが動き回ると、もうちょっとおおきいやつらも、ぱんぱん、ととっ、ちょん。「動く」の幸福を味わっているようで、ねこにもインフルエンスはあるに違いない。
そしてふと、もう十年くらい前か、カロンタンを連れてきてくれたOGのSさんが中学生の時、理科で神経を勉強していた時の話を思い出した。

神経には感覚神経と運動神経があります、反射は刺激が脳に行かないで脊髄だけでの反応です、さて、感覚神経がないと何も感じられません、運動神経がないと動けません、どっちかしかないとしたら、どっちがあった方がいいですか。
くだらぬ「究極の選択」に、Sさんはニコニコしながら応えた、私は動けないとヤですよ、感じられなくてもいいです。

ああ、この子はこういう子なんだと思ってすぐに、でもそんなふざけた質問に、「感じる」方がいいなんて応える中学生がいるだろうか、あまりにおろかな質問なのでほかの誰にもしていないけど、いまの私自身ならぜったいにこう応えるだろう、動けなくてもいい、感じられないのはいやだ、ねこどもは動く、そして感じる、うっかり車検が切れて乗れなくなったので次の車が来るまで父親の車を借りて動いているだが、思った通りやつら私の車で帰ってきたのでないとすぐには集まって来ない、やはりやつら、車のエンジン音で誰が帰ってきたのわかるのだ。

もうSさんも24歳。いつか機会があれば、このくだらない問いをまたきき直してみたい。これから、十年に一回くらいで。

(Phは右「/(スラッシュ)」と、デスクトップ上は春こねこ2名でなかなか止まらず。BGMはきっとメンバーは「感じる」を選びそうな80年代英国の名盤ペイル・ファウンテンズ pacific street)
コメント
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