しこたまらいふ

岩手県奥州市で、スローライフを実践中♪ 田舎暮しや食べ物の話題。

乗り物がら落ぢる

2007-04-11 | 岩手県奥州市の方言
いわゆる東北弁っていいますが、実はいろいろ違うところがあって、岩手の方言でも、沿岸内陸南部北部で全然違ったりします。そんなわけで、どこまで続くか分かりませんが、自分の理解の範囲+想像+妄想で、奥州市の方言について書いてみようと思います。音読すると、より理解が深まるでしょう。

・「落ぢる」
「落ちる」というと、机やハシゴやとかの高いところから「落ちる」というのが普通です。が~、奥州市では、乗り物から「降りる」ことを「落ぢる」といいます。

「車がら落ぢる」「バスどご落ぢる」って感じです。

*用例
「えぎめぇegime(駅前)で、バスどごbasudogo落ぢでojide、汽車さkishasa乗りがえるのよnorigaerunoyo」
 (訳 駅前でバスを降りて、電車に乗り換えなさい)

「汽車さkishasa乗ってってnottette、みんつっあ(水沢)でminttuade落ぢんのよ。ojinnoyo」って感じかな。
 (訳 電車に乗って水沢で降りなさい)

ちなみに、車から本当に「落っこちる」ことも、落ちるといいますが、区分するためには、「ただぎ落ぢるtadagiojiru」を使うといいでしょう(^^;

*用例
「オラえのoraenoあんやanya、軽トラがらkeitoragara、ただぎ落ぢでtadagiojide、骨っこhonekkoおっぱしたのよ~oppashitanoyo」
 (訳 うちのお兄ちゃん軽トラックから落ちて、骨を折ってしまいました。)

 

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