しこたまらいふ

岩手県奥州市で、スローライフを実践中♪ 田舎暮しや食べ物の話題。

東京オリンピック記念千円銀貨 1964年

2023-12-09 | 甘茶堂
昭和39年に開催された東京オリンピックを記念する1000円銀貨。
直径35mm 品位925 量目20g

子供のころお小遣いが一日10円だったので、雲の上の存在というか憧れの銀貨でした。なにしろお小遣い100日分です。100円の銀貨は、なんとか親に買ってもらったのでコレクションしてました。

このコインは、100円銀貨と伴に日本の記念コインの第一号で、当時プレミアがついて高い時には、1万円以上していたように思います。人気があって追加発行もしています。当時親戚のおじさんがじゃらじゃら持ってて、一枚くれないかとうらやましく思ってました。発行日を見ると100円が9月21日、1000円が10月2日です。

図柄は、五輪に1000YENの文字、裏側は富士山と桜です。富士と桜の図柄はとても美しく金額だけじゃなく憧れの銀貨でした。





その後、昭和の時代には記念銀貨や記念銀貨が時々発行されてきたのですが、平成に入ると皇室関係はもちろんのこと博覧会やオリンピック、アジア大会等々たくさんの記念硬貨が発行されました。

こうなってくるとこの1000円硬貨のプレミアがはげ落ちて、今や地金型銀貨となってしまいました。ヤフオクなどを見るとだいたい2000円ぐらいで取引されています。

この銀貨には、20g×0.925=18.5gの銀が含まれています。現在の純銀1gあたりの価格は130円程度ですから、130円×18.5g=2405円となり、およそ2400円程度の価値があることがわかります。

ヤフオクでの取引価格は前述のとおり2000円ですから、鋳潰せば400円程度の利益が出るのですが、貨幣損傷等取締法というのがあって鋳潰すことができません。

私は将来銀価格が暴落しても1000円という額面が保証されているので、時々ヤフオクで購入してみますが、手に取ってみると子供のころの憧れが手のひらにあるので、不思議にニヤニヤしてしまいます。これもコイン収集の楽しみの一つです。

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開元通宝

2023-05-27 | 甘茶堂
穴あきの古銭をじゃらじゃらしているとほとんどは寛永通宝なんですが、時々出てくるのは渡来銭と呼ばれる昔の中国の銅銭です。これには実にたくさんの種類があるのですが、写真のものは開元通宝というお金です。このお金は唐時代から五代十国時代まで約300年にわたって流通した貨幣です。


最初の発行は唐の武徳4年ですからなんと!西暦621年です。実に1400年ぐらい前です。中国では618年に隋が滅んで唐が建国されていますから、唐代初期のお金なんですね。622年は日本では推古天皇30年で、厩戸皇子が斑鳩宮で没していますし、同じく622年はムハンマドがメディナへ遷るヒジュラ(聖遷)の年です。 ヨーロッパは、東ローマ帝国がササン朝と攻防を繰り広げているころです。

渡来銭は遣唐使、遣隋使がもたらしたのがはじめとされ、その後の平安、鎌倉、室町幕府や民間の貿易によって日本国内でも流通するようになりました。

渡来銭は、寛文10年(1670年)の渡来銭禁止令で一応は使用ができなくなりましたが、実際には寛永通宝などにまぎれて、流通していました。江戸時代以前の一般庶民は、字が読めませんでしたからあまり区別せずに使っていたのかもしれませんね。

その後明治政府は、渡来銭の一部を一厘として流通することを認めたので、わずかながらも通貨としての命脈を保ち昭和初期の廃貨まで使用することができました。

廃貨となったとはいえ、もともとはお金ですから誰も簡単に捨てることはしなかったので、1400年たった今でも私の手元にこうしてありつつけているわけです。
写真の開元通宝は見た目は同じように見えますが、向かって右側のものは、磁石にくっつきます。銅銭は磁性がないですから、もしかすると日本国内で鋳造されたものかもしれません。

それにしても1000年以上の間に何人の手を経ているのやら?恐ろしいほどの時間圧をたった4グラムにも満たないこの小さな貨幣の中に感じます。そんなことを思っているとなんだか歴史が身近に感じられて楽しいです。

コメント (2)
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パキスタン ONE PICE 銅貨 1952年

2023-04-18 | 甘茶堂
実は、子供のころからコインを集めるのが好きでたくさん集めてたんですが、いろいろあってなくしたと思ってたのですが、倉庫の端っこに古い段ボール発見!

その中にむかし集めたコインがいろいろ入ってたんですよね。なんか懐かしい友達に会ったようで、とてもうれしかったです♪
そんなわけで、ブログのネタに少し載せてみようと思います。

このコインは、パキスタンの1パイサ銅貨。100パイサで1ルピーです。計ってみると重さ1.98g、直径21.4mm、厚さ0.9mmのごく小さいものですが、さらに真ん中にでかい穴が(^_^;)

パキスタンは、1947年にイギリスから独立したので、このコインは独立から5年目のパキスタンとしては早い時期のものです。1952年4月28日にサンフランシスコ平和条約が発効し、日本は独立を回復し、まさにその日に日本はパキスタンと外交関係を樹立しました。なにやら意味深い年のようですね。
 


現在パイサの単位は、パキスタンではほとんど使われていないようです。インフレなのかな。なにやらかわいい銅貨だし、チェーンを通せばコインペンダントとかにもなりそうです。それにONE PICEってなんか人気コミックスのワンピースみたいで面白いかも。
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渋谷泥詩作 鬼萩ぐい呑み

2007-03-23 | 甘茶堂


手にしっくりして、口当たりがいい。ちょいとお気に入りのぐい呑みです。それほど高くないので、普段使いにいいですね。

私は、お酒はもちろんのこと、芋焼酎を飲むときにも使います。というのは、中に氷を一つ入れて、そこに焼酎を注ぎます。これだと焼酎が薄くならずに、香も楽しめます。もちろん、チェイサーをつけてますが^^
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山根清玩 萩窯変徳利

2007-01-13 | 甘茶堂
大きさ約17cmの萩焼の徳利です。使いやすそうなんで買ってみました。普段使いによさそうです。お酒を入れて使うごとに味が出てきそうです。たまに焼酎の前割りにも使っています。


萩焼(はぎやき) 鬼萩ぐい呑山根清玩作・木箱付/
【←酒好きの方へのプレゼントにいいかも♪】
HESAKA(ヘサカ)
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大平孝昭 備前徳利

2006-09-24 | 甘茶堂
高さ13cm、黄胡麻被りの長首徳利です。ちょっと小振りでかわいい感じ。花活けにもよさそうです。使い込んで味が出てくるとなおいいかも。



☆作者紹介
大平 孝昭(おおひら たかあき)
昭和19年生まれ。窯元備前一創設者の故大平誠之助の長男。昭和50年備前陶芸センターに入所後独立。
受賞暦 県展、全関西美術展、茶の湯造形展各入選
所属団体 備前焼陶友会・備前育陶会


備前焼 (NHK美の壺)
日本放送出版協会
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古伊万里金襴手麒麟図鉢

2006-09-07 | 甘茶堂
ヤフオクで何気に入札していたら落札。ちょっと書き込みが細かいし、
中央のキリンの絵がなにやらプリチー^^

ただ、ニュウがあるので修理が必要。。。またよっしーにお願いしようかなぁ
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加藤舜陶作鉄絵皿

2006-03-29 | 甘茶堂
直径20センチちょっとの皿で、粟を描いたと思われる鉄絵が力強いです。違い棚等に飾ってもいいのですが、私は使いたい人なんですねー^^

てなわけで、なじみの蕎麦屋に持っていって、そば皿に使っています。私の好みの島美人をロックで何杯か飲んだ後、おもむろにモリを注文。待つ間にもう一杯♪

細打ちのつややかなそばが盛られて出てきます。食べ進むうちに大好きなこの皿の絵が現れます。器は使ってこそと思う瞬間です。
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加藤舜陶 御深井釉 呉須鶴文角皿

2006-03-26 | 甘茶堂
舜陶の作品は、ヤフオクでけっこうでているので、ちょこちょこ入札しています。これもそんななかの一つで、呉須の発色がよいので落札してみました。割と安い値段でした。この値段だと普段使いできるのでいいですね。なじみの料理屋へ持っていって、マイ刺身用皿に使っています。お気に入りです。器がいいと料理もいっそうおいしいなぁ。
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