しこたまらいふ

岩手県奥州市で、スローライフを実践中♪ 田舎暮しや食べ物の話題。

される 【方言】

2016-03-29 | 岩手県奥州市の方言

「される」といっても、受動態ではありません(^^;

いろいろなものが、日光や雨等に当たって色褪せたり、もろくなった状態をいいます。風化して朽ちた感じですが、完全に壊れたものには使いません。主に表面が劣化した状態かな。物体にのみ使用し、命のあるものには使いません。

 

【用例】

1 ありゃ~、網戸立でるべど出してみだれば、すっかりされでらったじゃ。

  arya, amidotaderubedo dashitemidareba sukkari sarederattaja.

    あれー、網戸を立てようと出してみたら、すっかり古くなっていました。

2 雨ざらしにしてっとハ なんでもされでしまうんだじゃ。

    amazarasini shitettoha, nanndemo saredeshimaunndaja.

  雨ざらしにしていると、なんでも色褪せてしまいますよ。

 

語源は、古語の さ・る 【晒る・曝る】 でしょう。

1 日や風雨にさらされて、色や形が変わる様子。

2 日や風雨が当たるままにする。さらす。

とあります。(出典 学研社)


かばねやんで されかまねでっとは なんだりかんだり されでしまうんだおや


 
コメント
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