怒る

　いつでも好きな時にトイレに行けるとか、好きな時にあくびできるのとかは本当に幸せな事なのだ。
　そういう事を我慢して、生理的欲求さえ押し殺し、上司や客のワガママに我慢して働きつつ、納得いかないなよなぁと思うのが会社勤めの人間である。意外にコレが本当に辛いのだ。
　給金で職場に社畜として飼われている人間の恨みつらみは、本当に大きい。
　サラリーマンは、つとめに行かなくて良い全ての人間を本当は恨んでいる。
　その恨みは口には出さないけど大きい。

　おしつぶされたサラリーマンでも、たまに怒る。
　怒る人間は自分の怒りは正しいと信じて怒る。
　いや、怒りとは、世間的な善悪に関係なく、もっと根本的な自分は自分だというような、正しいとか正しくないでなく、自分の怒りが絶対であるような、自分は自分だみたいな肯定の感情で怒る。

　とにかく、怒る人間は間違いなく自分の怒りは正しいと信じ込んでいる。

目を合わせない

月曜の朝

　今朝も朝から良く晴れているが日の出の時間は夏に比べてだいぶ遅くなった。家を出る時間にやっと太陽が昇りはじめ、空には鳥でなくコウモリが飛んでる。涼しい風が優しく吹く。