墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

母の胎内

2007-09-06 19:09:30 | 駄目
 家庭を持つ男にとって、家庭とは本来、安らぎの場所である。
 その男にとっての都合の良い家庭を『母の胎内』と視るのは、例えはおおげさだけど外れてはいないと思う。
 でも実際に、男が家庭に望むのは『猿山のボスの座』だと思う。
 指導者である男の意思の元に完成された世界が、男の望む家庭である。
 命令に従い、男の意のままにふるまう家族。それが男の理想だろう。


援助交際がいけない理由(10)

2007-09-06 19:00:42 | 駄目
 普段は天然の癒し系だけど、いざとなったら頼れる父になりたい!

 そんなで。

「お父さん、そろそろまとめないと」

 夢想世界の仮想現実な娘である、みのりがそう言う。
 なぜ、そう言うかと言えば、その理由は内緒だ。
 教えない。
 
 と、思ったけど、気が変わった。
 教えよう。
 教えないと先に進めないような気もするからだ。
 
 俺は、夢想世界で、「なぜ援助交際がいけないのか?」について、仮想現実内の俺の娘の中学生のみのりと話しあってきた。

 ちなみに、「仮想現実内の俺の娘の中学生のみのり」などという、「の」が3連ちゃんで接続する文章は明らかに良くない。素人臭い。
 まぁ、素人だから別に良いのだけれども、出来る事なら避けた方が良い文章ではある。このような文になった時は、できるだけ他の接続詞に置き換える事のが望ましい。
 例えば、
 『俺の仮想現実内で、娘で中学生のみのり』
 『仮想現実内で、俺の娘は中学生のみのり』
 『みのりは中学生で、仮想現実内で俺の娘』
 『中学生のみのりは、仮想現実内で俺の娘』
 『仮想現実内で、中学生のみのりは俺の娘』

 などなどが、考えられるが、文章としてのまとまりを考えると、全体としての見直しも必要になる。

 と、なると。

 「なぜ援助交際がいけないのか?」について、俺は、仮想現実内にだけいる娘の中学生みのりと話しあった。

 の、方がスッキリ行くような気がする。

「お父さん!
 いいから話を進めようよ!
 まとめようよ!!」

 そう言う、俺の仮想現実内で、娘で中学生のみのりは、仮想現実内で、俺の娘は中学生のみのりが、みのりは中学生で、仮想現実内で俺の娘で、中学生のみのりは、仮想現実内で俺の娘と、仮想現実内で、中学生のみのりは俺の娘。

「お父さん!」

 また怒られる。

「ちゃんと、まとめようよ。
 最後がいつもいい加減なのは、お父さんの悪い癖だよ!」

 俺は答える。

「まとめられるかよっ!
 援助交際がいけない理由なんか本当は無い。
 理由なんかあるワケないし、援助交際だってなくなりゃしないっ!
 世の中はなるようにしかならない!
 下らねぇんだよ。
 付き合ってられるかっ!
 そもそもまとめちゃいけないんだよ。
 まとめるって事は、世間をそういう視点でしか見れなくなるってことだ!」

 娘は言う。

「お父さん、それでも駄目なものは駄目って言ってもいいんじゃないの?
 駄目なものは駄目と言い切る事が、結局は人の命を救う事にもなるんだよ」