おふくろはなんでもお見通しである。てゆーか、おふくろが俺の事をお見通しの状態であることをを俺は容認している。勝手に俺のカードの利用明細の封を切り中を確認していても俺は何も言わない。ゴミ箱のレシートをあさっていても何も言わない。
それがパラサイトシングルの生きる道である。親の好きにさせればいい。俺のプライベートなど隠す必要もないほど薄っぺらいもんだしな。だが中学生高校生の頃は母親のそういうところに心底あたまにきた。よく怒鳴り合いのけんかとかしてた。だから、高校卒業と同時に新聞屋の寮に入ったんだが、新聞屋を辞めてアパートで一人暮らしを始めたら家賃が払えない。滞る一方だ。
払うべきは家賃だけではない。水道代、ガス代、電気代。年金に税金。払わなけりゃならない金は山ほどある。若い頃の俺はバイクに旅行に酒に漫画と、金を湯水のように使ってた。とても、給料だけじゃやってけない。仕方なくアパートを引き払い実家に戻った。
それ以後はおふくろの監視を容認し受け入れつつ生きている。好きにすればいい。俺のプライベートなんぞペラペラのうすうすだ。
そんなで、おふくろは俺の部屋のエロ本の隠し場所すら熟知している。
珍しく、俺の部屋に女の子が遊びにくる事になった。俺は部屋を掃除した。おふくろが掃除機をかけてくれた。おふくろに聞かれる。
「あら、あの大きいカバンはどこにやったの?」
「あ?使ってないモニターの上だよ。」
使ってないモニターが俺の部屋のゆういつの収納であるクローゼットの扉をふさぐように置いてあるのを見ておふくろはにやりと笑った。
あー!そうだとも。そのクローゼットの中は俺のエロ本コレクションでいっぱいだもんね。女の子にはとてもじゃないけど見せられないもんね。使ってないモニターで扉を封印しておきゃ、中を見られる心配もないしね。封印と言うよりはもはやバリケードだけどね。
その日は久しぶりに母親の監視癖に殺意をおぼえたが、許した。さすがに人間30を超えると丸くなる。
てゆーか、俺自身が、かったるくて中のエロ本を取り出せないでいる。もういい。俺はこれから彼女以外では抜かない。そうすりゃいいんだ。もう、そうする!
馬鹿な事を書いてるなとは本人自身が自覚している。
それがパラサイトシングルの生きる道である。親の好きにさせればいい。俺のプライベートなど隠す必要もないほど薄っぺらいもんだしな。だが中学生高校生の頃は母親のそういうところに心底あたまにきた。よく怒鳴り合いのけんかとかしてた。だから、高校卒業と同時に新聞屋の寮に入ったんだが、新聞屋を辞めてアパートで一人暮らしを始めたら家賃が払えない。滞る一方だ。
払うべきは家賃だけではない。水道代、ガス代、電気代。年金に税金。払わなけりゃならない金は山ほどある。若い頃の俺はバイクに旅行に酒に漫画と、金を湯水のように使ってた。とても、給料だけじゃやってけない。仕方なくアパートを引き払い実家に戻った。
それ以後はおふくろの監視を容認し受け入れつつ生きている。好きにすればいい。俺のプライベートなんぞペラペラのうすうすだ。
そんなで、おふくろは俺の部屋のエロ本の隠し場所すら熟知している。
珍しく、俺の部屋に女の子が遊びにくる事になった。俺は部屋を掃除した。おふくろが掃除機をかけてくれた。おふくろに聞かれる。
「あら、あの大きいカバンはどこにやったの?」
「あ?使ってないモニターの上だよ。」
使ってないモニターが俺の部屋のゆういつの収納であるクローゼットの扉をふさぐように置いてあるのを見ておふくろはにやりと笑った。
あー!そうだとも。そのクローゼットの中は俺のエロ本コレクションでいっぱいだもんね。女の子にはとてもじゃないけど見せられないもんね。使ってないモニターで扉を封印しておきゃ、中を見られる心配もないしね。封印と言うよりはもはやバリケードだけどね。
その日は久しぶりに母親の監視癖に殺意をおぼえたが、許した。さすがに人間30を超えると丸くなる。
てゆーか、俺自身が、かったるくて中のエロ本を取り出せないでいる。もういい。俺はこれから彼女以外では抜かない。そうすりゃいいんだ。もう、そうする!
馬鹿な事を書いてるなとは本人自身が自覚している。