墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

かの山

2004-10-03 22:51:33 | こうさぎ
 どうも、こうさぎは投稿のタイトルを口にし易いと気づいた内山憲久35才です。
 それでタイトルは「かの山」です。
 こうさぎのおいしをいじってて「かの山」と言わせた人はビンゴ!欲しいものをあげますから手を上げてそこで待ってて下さい。


京たび日記 3

2004-10-03 21:50:21 | 旅行記
 訂正。昨日の「おめんや」は「名代おめん」の間違いでした。

京都 銀閣寺 名代おめん ~すばらしき旬の宝物を皆様に提供したい~

 しかし、すごいね最近は。東京にいながらにして京都の飲食店の店名が一発検索。
 名代おめんさんではじゃこめしとさんまの塩焼きを食しました。京都にまで行ってさんまかよと、あざ笑っておいて下さい。さんまうまいんだもん。
 
 で、実はここでここだけの重大発表です。なんとこのブログの記事数は今日のこれをもって、100回となりました!なんと100回記念です。
 それだけなんですが、本当にそれだけなんです。
 
 九月二十五日 早朝

 昨日、しこたま飲んで九時に寝たので、朝の四時前に目が覚めた。
 起きて、まずテレビを消す。小橋さんが夜中見ていたのだろう、テレビがつけっぱなしになっていた。どーりで変な夢をみたはずだ。テレビの音声が俺の夢にかぶったのだろう、いやに滑舌のいい夢だった。
 起きてなんとなく思う、あぁ京都にいるのだと。ねなおすなんてもったいない。リュックにレンズと三脚を詰め込み、朝風呂に入り歯を磨いて、まだ薄暗い京の町へ出かける。
 さすがに九月だ。秋の夜長なわけである。陽はまだ昇っていない。まずは、橋のたもとから鴨川のほとりに下りて川沿いに南へ、京都駅の方へ歩き出す。
 三条大橋付近までくるとヒトのつがいや、若い人達がたむろしている。うーん、みんな一晩中ごくろうさん。俺なんか七時間も寝たんで元気ハツラツさ~。てゆーか、つがいはうざい。めざわりだ。とっととSEXでもして寝ろ。一晩中いちゃつくな。クソ。けっして嫉妬なんかじゃないし、うらやましくもない。
 そこらへんまで歩いてきて五時頃だ。まだまだ暗い。写真を撮る気にはならない。今度は町に戻り先斗町通りを歩いてみる。独特の雰囲気の町並み。ほとんどの店は閉店しているが、どこからかかすかにカラオケの音などが聞こえてくる。野良猫が多い。
 四条通りの交差点を渡り、さらにぶらぶら歩く。五条大橋の付近で明るくなる。夜明けだ。真左から昇る太陽。今日は晴れそうだ。
 交差点の途中に牛若丸と弁慶の銅像がある。写真に撮ろうと思ったがあまりに真逆光なので、やめておく。五条大橋付近からもう一度、河原に戻り鴨川沿いに歩く。
 どんどん歩いて行くと目の前に電車が行き交う陸橋がある。地図で確認するとJR琵琶湖線、東海道本線の陸橋だ。あそこまで行ってみよう。
 陸橋の脇で誰かが笛をふいている。行ってみるとおじいさんが90センチ、三尺ほどの尺八を吹き鳴らしている。さすが京都だ。渋すぎる。多摩川なら下手なトランペットだ。おじいさんを横目に陸橋をくぐる。くぐったら、そろそろ戻ろうかなという気になった。もしかしたら小橋さんが起きて待っているかもしれん。それに、もうこの先は単なる田舎のようだし。
 首から下げたカメラのカウンターを確認して、くるりとUターンする。今日はこれからなにがあるんだろう。どーせたいした事件は起きないだろうが、せっかくここまで来たんだ。それなりの事もあるだろう。
 来たときと同じ様な歩調で俺はホテルフジタへと戻る。