墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

マックの三階

2004-10-22 16:42:01 | 悩み
 人間関係は損得勘定だ。親子や兄弟以外の人間関係は損か特かで考えて間違いはない。結婚は契約だ。彼氏彼女はおままごとだ。
 感情さえ殺せば人間関係は損得と契約の枠をでない。それでいい。それ以上を望むのは無粋でかっこが悪い。好き嫌いなんぞ感情に流された馬鹿者の言葉だ。
 ただし感情を否定しているわけではない。感情もうまく利用すれば金になる。
 
 マックの三階の喫煙席で、左となりは人待ち顔の若い女性。右隣は不動産関係のサラリーマン二人というシュチュエーションの間の席に座り彼女の話を聞く。
 いくら聞いても彼女の望んでる物がわからない。彼女の話はあっちこっちに飛ぶので要領を得ない。
 
 まさかと思う。彼女は感情を望んでるのであろうか。好きであると言う自分の感情をおさえられず、俺に近づいてきたのか。そんな奴はアッチュウマに損得の流れに乗せられ消費されるだけだ。あまりに無防備すぎる。俺を好きになってもあなたは一円だって得をしない。
 あなたは得するだけの権利がある。なにより若い。いまの世の中は若い者が得しやすい世の中になっている。わざわざ損なんかすることない。
 うまく生きたいなら消費する側につくべきだ。消費される人間になってはいけない。

 だが、彼女の望みはただひとつ。俺が好きであるということだけだった。
 ただあるがままのむきだしの感情でここにきたのだ。
 俺は彼女を料理できる権利を手にしてしまったのだ。

 どうしよう。どうする。このまま俺にとって都合のいい彼女にでも改造するか。それとも飲み食いの金でも彼女にねだるか。
 あぁ、今まで思い描いていただけでできなかった、あんなプレイやこんなプレイもこれからは楽しめるのだ。

 もちろん、そんなのは嘘だ。
 とゆーか、俺にはできない。そういう事する能力が欠けてるからだ。あったら今頃、誰かのヒモにでもなっている。俺には自分の得に向かって、猫まっしぐらみたいな真似ができないのだ。お兄さんなんだから、妹にもおやつを分けてあげなさいとしつこく教育されたおかげだろう。

 じゃあ、むきだしの感情を俺にぶつけるこの子をどうしたらいいんだ。

 俺は感情には感情でしか答えられない。なら、彼女の望みどおり恋愛ごっこでもするか。だけどそれはやめたほうがいい。俺と遊んでても、得はしない。一生、おいしいおもいなんかできないのだ。マジで一生だぞ、俺はバイト君なのだ。得が出来ない事は、もはや、それは確定申告だ。

 感情はめんどくさい。わけがわからん。思考停止だ。それにこの子は俺にとりタナボタだ。タナボタならタナボタを食えばいいだけだ。SEXできるチャンスだ。

 でも、本当に俺が今まで一番欲しかったのは、そういった感情なのかもしれない。

  損得なんて銅像にでもなりやがれとも思う。感情をむきだしの彼女を利用することはできない。 第一俺は感情には感情でしか答えられない。馬鹿だからな。


生きることに意味などない。生きることは目的である。

2004-10-22 15:43:53 | 足の裏
 生きることに意味などない。生きることは目的なのだ。
 俺は誰にも必要とされてない。だが俺には俺が必要だ。
 
 そんな標語みたくして今日も始めてしまいました。晴れてくれたんで気持ちは良いんですが、今日は理性の方が、主に言語中枢の方が調子悪いんで、ろくなことが書けません。

 言い訳ばかりしてますが、言い訳は大好きです。あぁ駄目駄目だ。