正統保守の敵「つくる会」一部首脳を追撃します
「新しい歴史教科書をつくる会」が自由社から出した教科書は反日自虐。 フジサンケイグループ育鵬社こそが正統保守教科書です
★チャンドラ・ボースの名前を削除した自由社版教科書-記述検証〈11〉
「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)の自由社版中学校歴史教科書には内村鑑三や新渡戸稲造ら重要人物が載っていない―とお伝えしたところ、キリストの幕屋の信者の皆さんを中心に多数のお問い合わせをいただきました。
★内村鑑三も新渡戸稲造も載っていない自由社版教科書-記述検証〈4〉
神奈川県教育委員会はこのほど、この夏の教科書採択の参考資料として「中学校、中等教育学校の前期課程用教科用図書調査研究の結果(平成24・25・26・27年度用)」(いわゆる調査研究資料)を作りましたが、そこでもフジサンケイグループ育鵬社の人物重視と自由社版の人物軽視が浮き彫りになっています。
これがその調査研究資料の一部です。(神奈川県教委が差し替えたので訂正版を掲載し直しました)
育鵬社が取り上げている人物数は524人で、清水書院、帝国書院、日本文教出版の倍以上です。自由社版は東京書籍とほぼ同数の350人です。こんなところも自由社版と東京書籍は似てますね。
神奈川に関連する資料や記載事項は育鵬社が28でトップ。神奈川に関連の深い人物は育鵬社の7人をベースに、帝国書院が6人、教育出版、清水書院、日本文教出版、自由社が5人となっています。
育鵬社と自由社版の取り上げている人物一覧を並べると、こんなに面積が違います。
この資料によると、育鵬社に載っていて自由社版に載っていない主な人物は次の通りです。
【古代】太安万侶、孝謙天皇、光明皇后、道鏡、長屋王、仁徳天皇、稗田阿礼、ヤマトタケル(日本武尊)、山上憶良、和気清麻呂、王仁…
【中世】西行、竹崎季長、日野富子、北条時政、源義仲、毛利元就、蓮如…
【近世】市川団十郎、上杉鷹山、大岡忠相、太田道灌、大友宗麟、お江、春日局、賀茂真淵、光格天皇、コペルニクス、坂田藤十郎、シーボルト、ジョン万次郎、大黒屋光太夫、高田屋嘉兵衛、伊達政宗、ニュートン、橋本左内、支倉常長、塙保己一、藤田東湖、三井高利、柳沢吉保…
【近代】明石元二郎、アタテュルク、アンネ・フランク、石川啄木、井上毅、岩崎弥太郎、内村鑑三、江藤新平、江戸川乱歩、榎本武揚、大田実、大村益次郎、大山巌、尾崎行雄、和宮、金子堅太郎、久坂玄瑞、洪秀全、後藤象二郎、後藤新平、重光葵、島崎藤村、チャンドラ・ボース、津田梅子、天璋院(篤姫)、徳富蘇峰、豊田佐吉、ナポレオン、西田幾太郎、新渡戸稲造、ピカソ、二葉亭四迷、前畑秀子、山内豊信、山田耕筰、横山大観、ワシントン、ワット…
【現代】安倍晋三、石原裕次郎、王貞治、ケネディ、香淳皇后、大鵬、太宰治、ダライ・ラマ14世、長嶋茂雄、藤田嗣治、古橋広之進、棟方志巧、力道山…
日本人の基礎的な教養に必要な人物が自由社版には載っていません。今回、育鵬社は現行扶桑社教科書にない人物をかなり追加しています。皇統を守った和気清麻呂、江戸時代に皇威を高めた光格天皇、今まで教科書に載っていなかったことが不思議な藤田東湖、トルコ建国の父・アタテュルク、「沖縄県民斯ク戦ヘリ」の大田実…。大河ドラマでおなじみの天璋院(篤姫)、岩崎弥太郎、お江らも載っています。
自由社はヤマトタケル(日本武尊)を載せずに神話を教えたつもりでしょうか。
あれれ? このリストを見て「まさか」と思いました。「自由にして繁栄に充ちたる新東亜の建設」にあたり、日本が指導的立場に立たねばならないのは歴史の必然である…あのチャンドラ・ボースが自由社版に載っていない?
なんと自由社は今回削除したのです(大東亜会議の記念写真には写っていますが)。チャンドラ・ボースが載っているのは育鵬社だけです。
育鵬社は進化した教科書になっているのに対して、自由社は退化としか言えない変化が起こっています。
(つづく)
※これまでの連載
★南京事件への疑問を削除した自由社版教科書-記述検証〈1〉
★秀吉の朝鮮出兵を「侵略」に戻した自由社版教科書-記述検証〈2〉
★梶山静六を梶山清六と書く自由社版教科書-記述検証〈3〉
★内村鑑三も新渡戸稲造も載っていない自由社版教科書-記述検証〈4〉
★魏志倭人伝への疑問を削除し、ありがたがる自由社版教科書-記述検証〈5〉
★東京書籍の年表を盗用した自由社版教科書-記述検証〈6〉
★靖国神社も水戸学も載っていない自由社版教科書-記述検証〈7〉
★東北の太平洋岸を水没させた「白由社」版教科書-記述検証〈8〉
★陸奥宗光を睦奥宗光!ここが違う自由社版教科書-記述検証〈9〉
★国旗・国歌法がただ1社載っていない自由社版教科書-記述検証〈10〉
※育鵬社や自由社版の記述について情報を募集しています。
project-justice@mail.goo.ne.jp
※自由社の現行版(平成22年度版)の記述については、こちらから順次ご覧ください。
★安重根を取り上げ志士と称える自由社版教科書-扶桑社版からの改悪<上>
★内村鑑三も新渡戸稲造も載っていない自由社版教科書-記述検証〈4〉
神奈川県教育委員会はこのほど、この夏の教科書採択の参考資料として「中学校、中等教育学校の前期課程用教科用図書調査研究の結果(平成24・25・26・27年度用)」(いわゆる調査研究資料)を作りましたが、そこでもフジサンケイグループ育鵬社の人物重視と自由社版の人物軽視が浮き彫りになっています。
これがその調査研究資料の一部です。(神奈川県教委が差し替えたので訂正版を掲載し直しました)
育鵬社が取り上げている人物数は524人で、清水書院、帝国書院、日本文教出版の倍以上です。自由社版は東京書籍とほぼ同数の350人です。こんなところも自由社版と東京書籍は似てますね。
神奈川に関連する資料や記載事項は育鵬社が28でトップ。神奈川に関連の深い人物は育鵬社の7人をベースに、帝国書院が6人、教育出版、清水書院、日本文教出版、自由社が5人となっています。
育鵬社と自由社版の取り上げている人物一覧を並べると、こんなに面積が違います。
この資料によると、育鵬社に載っていて自由社版に載っていない主な人物は次の通りです。
【古代】太安万侶、孝謙天皇、光明皇后、道鏡、長屋王、仁徳天皇、稗田阿礼、ヤマトタケル(日本武尊)、山上憶良、和気清麻呂、王仁…
【中世】西行、竹崎季長、日野富子、北条時政、源義仲、毛利元就、蓮如…
【近世】市川団十郎、上杉鷹山、大岡忠相、太田道灌、大友宗麟、お江、春日局、賀茂真淵、光格天皇、コペルニクス、坂田藤十郎、シーボルト、ジョン万次郎、大黒屋光太夫、高田屋嘉兵衛、伊達政宗、ニュートン、橋本左内、支倉常長、塙保己一、藤田東湖、三井高利、柳沢吉保…
【近代】明石元二郎、アタテュルク、アンネ・フランク、石川啄木、井上毅、岩崎弥太郎、内村鑑三、江藤新平、江戸川乱歩、榎本武揚、大田実、大村益次郎、大山巌、尾崎行雄、和宮、金子堅太郎、久坂玄瑞、洪秀全、後藤象二郎、後藤新平、重光葵、島崎藤村、チャンドラ・ボース、津田梅子、天璋院(篤姫)、徳富蘇峰、豊田佐吉、ナポレオン、西田幾太郎、新渡戸稲造、ピカソ、二葉亭四迷、前畑秀子、山内豊信、山田耕筰、横山大観、ワシントン、ワット…
【現代】安倍晋三、石原裕次郎、王貞治、ケネディ、香淳皇后、大鵬、太宰治、ダライ・ラマ14世、長嶋茂雄、藤田嗣治、古橋広之進、棟方志巧、力道山…
日本人の基礎的な教養に必要な人物が自由社版には載っていません。今回、育鵬社は現行扶桑社教科書にない人物をかなり追加しています。皇統を守った和気清麻呂、江戸時代に皇威を高めた光格天皇、今まで教科書に載っていなかったことが不思議な藤田東湖、トルコ建国の父・アタテュルク、「沖縄県民斯ク戦ヘリ」の大田実…。大河ドラマでおなじみの天璋院(篤姫)、岩崎弥太郎、お江らも載っています。
自由社はヤマトタケル(日本武尊)を載せずに神話を教えたつもりでしょうか。
あれれ? このリストを見て「まさか」と思いました。「自由にして繁栄に充ちたる新東亜の建設」にあたり、日本が指導的立場に立たねばならないのは歴史の必然である…あのチャンドラ・ボースが自由社版に載っていない?
なんと自由社は今回削除したのです(大東亜会議の記念写真には写っていますが)。チャンドラ・ボースが載っているのは育鵬社だけです。
育鵬社は進化した教科書になっているのに対して、自由社は退化としか言えない変化が起こっています。
(つづく)
※これまでの連載
★南京事件への疑問を削除した自由社版教科書-記述検証〈1〉
★秀吉の朝鮮出兵を「侵略」に戻した自由社版教科書-記述検証〈2〉
★梶山静六を梶山清六と書く自由社版教科書-記述検証〈3〉
★内村鑑三も新渡戸稲造も載っていない自由社版教科書-記述検証〈4〉
★魏志倭人伝への疑問を削除し、ありがたがる自由社版教科書-記述検証〈5〉
★東京書籍の年表を盗用した自由社版教科書-記述検証〈6〉
★靖国神社も水戸学も載っていない自由社版教科書-記述検証〈7〉
★東北の太平洋岸を水没させた「白由社」版教科書-記述検証〈8〉
★陸奥宗光を睦奥宗光!ここが違う自由社版教科書-記述検証〈9〉
★国旗・国歌法がただ1社載っていない自由社版教科書-記述検証〈10〉
※育鵬社や自由社版の記述について情報を募集しています。
project-justice@mail.goo.ne.jp
※自由社の現行版(平成22年度版)の記述については、こちらから順次ご覧ください。
★安重根を取り上げ志士と称える自由社版教科書-扶桑社版からの改悪<上>
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