
いいか
アメリカ本土では、GIらしく振る舞え
ご婦人には笑顔を絶やすな
将校には「イエス、サー」だ
ボックスアートを見つけた者は、2週間の特別休暇だぞ!
…はたして、アメリカ本土に潜入した特殊部隊が、入手したものとは…
ボックスアートに登場するオジサンは
ウィリー・レイ(1906年~1969年)
ドイツ系アメリカ人の科学ライター。
ドイツ生まれ。
フォン・ブラウンがいた「宇宙旅行協会」メンバー。
ヘルマン・オーベルトと共に映画『月世界の女』の
制作顧問を努める。
1935年、アメリカ合衆国に移住。
1944年、帰化。
1950年代から1960年代にかけて
アメリカのロケット工学、宇宙開発に関する
科学ライターの第一人者として知られる。
死後、功績を称え、月クレーターに
彼の名がつけられた(レイ・クレーター)
へェー、すごいオジサンなんだね。
スケスケボディを通して中身が見えるというプラモデルは、
当時の流行で、レンウォールの人体模型とこのP51がその双璧。
中身も正確に再現しなければならないため、メーカーの技術力が問われる
のと同時に、発想力が勝負となる。
空軍の募集ポスター風ボックスアート。
次回の更新は、9月30日夜の予定
モノグラムのボックスアートギャラリーは
まだまだ続くゾ!
私がこどもの頃、アメリカのプラモは
高嶺の花で、おいそれとは入手できない
ものでした。
とくに、モノグラム製品はレベルと並んで
プラモの最高峰で、ちょっとしたステイタス
でした。
それが、レベルと合併したかと思いきや、
いつの間にか、モノグラムの文字が
消え失せ、アメリカの企業買収の凄まじさが
ひしひしと伝わってきました。
レベルが存在する限り、モノグラム製品も
そのまま存在はするのでしょうが、
ブランドとしてのモノグラムは、もう復活
しないのでは…などと考えてしまいます。
そんな思いもあったので、モノグラムの
ボックスアートをまとめてみました。
喜んでいただけて、幸いです。