ドイツ軍によるボックスアート輸送大作戦
今回も掲載記事多数のため、お休みです。
別にネタ切れではないゾ!
60年代最後の興奮!
ロケットプラモは
アポロで頂点に達した!!
ロケット・ミサイルプラモ、さらには宇宙開発モノの中で、もっとも売れた商品は
やはりアポロ関連ではないだろうか。
人間が他の宇宙天体に降り立つというのは、人類史上初の偉業であり
20世紀最大の宇宙開発一大イベントであった。
そのため千載一遇のチャンスとばかりに、各プラモメーカーで関連モデルの
発売が相次いだ。
アイテム数でいうと、やはり地元アメリカの大手企業レベルがイチバン多く、
次いでモノグラムといった具合だった。
レベルの場合、純然たるアポロ関連以外に過去に発売したマーキュリー
ジェミニなどの製品の再販もあったため、それらを含めると他企業を抜きんでていた。
世界の超大国アメリカが
体感できるキット!
サターンロケットのプラモは、他メーカーでも
発売していたが、これだけ巨大なものはなかった。
当時のアメリカの男の子は、このプラモを
所持することが一種のステイタスだったに
ちがいない。
アポロ計画の概要を記したパンフレット付
超ド迫力!アポロ打ち上げ映像
http://www.youtube.com/watch?v=3mt9znatmyQ
アポロ・サターンロケット・オンボード映像
切り離されたロケットが青い地球へ落下していく
シーンは、とても幻想的。
http://www.youtube.com/watch?v=HTGk3UM-IOU&feature=related
ロケット・オンボード映像
アポロほどの迫力はないが、地上からどんどん高度を増して
大気圏外へ飛び出すところは感動的!
http://www.youtube.com/watch?v=f0Qr1g70aOg&feature=related
アメリカの歴代宇宙カプセル(マーキュリー・ジェミニ・アポロ)をセットにしたプラモ。
マーキュリー・ジェミニは60年代前半のレベル黄金期の作品なので、
よく出来ている。それに比べると、アポロはけっこう大味な作りなので
チョッと残念。
Wikipedia
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アポロ計画初期の概念図。
Wikipedia
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アームストロング船長の「人間にとっては小さな一歩だが、
人類にとっては偉大な飛躍だ」という名言が表示されているバージョン。
お客さんに感動を与えつつ、売上増大を狙ったところがニクい。
アポロ関連書籍というのは、洋書和書含めてけっこうあるが、
その中で印象的なものは、コレ!
アポロ計画といえば、人類史上初の有人月面着陸に目がいって
しまう(これは当然なのだが…)が、一方でアポロ13号の事故も
忘れることができない。
事故発生現場が宇宙空間であっただけに、とても救助には行けない。
命の綱は地上との無線交信だけという、きわめてキビシい状況のなか
NASAのスタッフは事態解決のために知恵を絞る…というところが
感動させる。
1970年代初頭、アメリカの玩具メーカー・マテル社に買収されていた時期のもの。
マテルのロゴが見える。
レベル製品をモノグラム・ブランドで発売したときのもの。
1967年に訓練中のアポロ1号船内爆発炎上事故で
亡くなったガス・グリソム宇宙飛行士の記念バージョン。
オッと、ロケットプラモじゃないけれど…
アポロ11号回収に活躍した空母ホーネットのプラモ。
パーツ番号68がアポロ11号で、宇宙カプセルのパーツをひとつ加えるだけで
アポロ関連商品となる。レベルも商売がウマい!
空母ホーネットによるアポロ11号回収作業映像
http://www.youtube.com/watch?v=nlhjJHHBnWY
ジェミニもあったゾ!
こちらは、ジェミニ宇宙船回収に活躍した空母ワスプ。
ボックスアートにも、回収シーンがシッカリと描かれている。
もちろん宇宙船のパーツも付属するのだが、このスケールだと
小さすぎてヨーわからん。
パーツ番号68がジェミニ宇宙船のパーツだ。
そういえば、ホーネットのアポロ宇宙船のパーツ番号も
同じ68だった。
空母ワスプによるジェミニ宇宙船回収作業映像(音声なし)。
帰還する宇宙飛行士歓迎式典の準備風景などが
記録されていて興味深い。英雄をひと目見ようと
集まった乗員が、艦上に鈴なりになっている状態がスゴい。
http://www.youtube.com/watch?v=iOMRE8PEkak
オマケ 架空宇宙モノ
架空の宇宙ステーションとはいえ、この作りこみはスゴイ!
実物が存在しないのをいいことに適当にゴマ化さなかったのは
さすがにレベル。
次回の更新は、3月15日夜の予定です。
ある時、白黒のテレビがピョンピョン跳ねて歩く人を映し、それを真似したものです、それか月に到達した事、なぜか、記憶にあるのですよね。いつも、懐かしく拝見しております、これからも、ブログ更新楽しみにしております。
アポロ11号の月面着陸シーンは、当時日本でも
テレビで実況ナマ中継をしていました(多分NHK)。人類が月面に降り立つところは、日本時間で
深夜だったので、大半の人は徹夜で見ていたのではないかと思います。両親も徹夜組でしたが、私は睡魔に耐えられず寝てしまい、決定的瞬間は見ていません。
ヒューストンと宇宙飛行士との交信は、同時通訳の
オジサンが翻訳していましたが、徹夜でやっていたので、番組が終了したときは目にクマをつくって、グッタリしていたそうです。
次回のブログは、エアフィックスなどアメリカ以外のメーカーが発売したアポロ関係をやる予定です。
よろしくお願いいたします。