絶版プラモデルやじ馬考古学・ボックスアート美術館(なつかしき50~60年代アメリカプラモの世界)

古き良き時代の絶版プラモを発掘する、インターネット考古学。現在、・ボックスアート美術館にてエレール特別展を開催中!

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プラモよ あれが巴里の灯だ!エレール・ボックスアート美術館

2015年06月30日 | プラモデル

アメリカ軍によるボックスアート奪還大作戦
       ※このストーリーはフィクションです


「勇敢なる革命戦士たちよ
 帝国主義者どもの息の根を
 とめるのだ」


「ヤンキーどもを蹂躙しろ」






「ゲリラ野郎に一泡吹かしてやるぜ」






「こちらサーフサイド6
 キューバ軍は戦車を先頭に
 突撃を開始したぞ」




「マクナマラだ
 いまから大統領命令を
 伝える
 時間との勝負だぞ
 迅速に動け」


つづく

プラモよ あれが巴里の灯だ!
エレール・ボックスアート美術館


過去に欧米主要メーカーのボックスアートを
取り上げてきたけれど、肝心なものが欠落した
ままだった。映画やドラマに登場したアメ車
特集をしばらく続けたので、ここで本来の
ボックスアート路線に戻るのもイイかも…
と思い、手つかずだったヨーロッパ大手
エレールの特集を組むことに…





日本におけるエレールという
ブランドは、チョッとマイナーな印象があるように
思える。同じヨーロッパのメーカーである
エアフィックスなどのように、かつて
日本の模型専門店に行けば、いつでもどこでも
入手できるようなメジャーさはなく、どちらかというと
店内の片隅にひっそりと置かれ、他のプラモに
埋もれ、あたかも宝探しのように数ある他社
プラモのパッケージをかきわけながら
ようやく発見するようなイメージがあった(…そう思ったのは
私だけか?)。

その後、日本でも1970年代以降トミーやツクダオリジナル、
グンゼとの提携品としてエレール製品が国内流通したこともあったので、
ややメジャーになった感があった。

エレールは、1957年に設立されたフランス最大のプラモメーカーで、
当初は主としてフランス機のモデルを発売していた。
日本では知られていない地味な機体が多く、プラモを見て
実機の存在を知ったという人も多いのではないだろうか(私も
そうだが…)。
1970年代になるとメッサーやスピットファイアーといった
有名機もリリースするようになったが、私が興味をもっている
時期はやはりかたくなに自国機をリリースしていた愛国的企業の
香りプンプンの1960年代だ。

その後、倒産など紆余曲折もあったが現在でも
エレールのブランドが存続していることは、
プラモファンの一人として喜ばしいかぎりだ。


この時代のVTOL機というと、
XFY-1やXFV-1に代表される
ようなアメリカ機が知られているが、
どっこいフランスにもあるんだョ…
ということか。
ビヤ樽スタイルの機体がユニーク!


Wikipedia
ボックスアートは、この画像が
大いに参考になったのでは
ないだろうか。マーキング等が
ない状態の機体は、ボックス
アートと同じだ。


YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=AixAp_MgGVo




マッハというメーカーからも
1/72スケールで発売されていた。

こんなモノもありなのか?

Wikipedia
ヒラー社が開発したビヤ樽型実験機。

オマケ
VTOLプラモあれこれ

昭和30年代生まれの世代では
VTOLといえば、やはりポゴがおなじみ。
当時の子ども向け飛行機図鑑等で
よく紹介されていた機体で、
マンボウみたいなスタイルが
ユニーク。





参考資料

ポゴのある程度まとまった資料としては
「NAVAL FIGHTERS」シリーズがある。


Wikipedia

コンベア社が制作したXFY1ポゴのテスト飛行記録映画。
https://www.youtube.com/watch?v=WeptJEnA8Gs

デルタ翼のポゴに対して、
ライバルのロッキードは
直線翼を採用し、その独自性を
アピールした。

同一の絵を使いながらも、
ロゴタイプやパッケージデザインが
異なるもの3種。








XFV-1の姿が見える1953年のストロンベッカー広告。
カットラスやスカイロケットなど、当時現役だった機体も
多い。なお、これらのキットはソリッドモデルで、プラモが
普及する以前は木材を加工したパーツを組み立てるのが
一般的だった。
ある程度おおまかに削られたパーツを組み立てるのだが、
プラモほどの精度があるわけでもなく、ストレートに作った
だけではリアル感はあまり期待できない。
納得のいく作品にしたければ、工作技術の向上に
ひたすら努めて、根性で組み立てるしかなかった。


1950年代になると、ソリッドモデルにも
変化が生じてくる。
そのひとつはプラスチック製パーツの
登場だ。主要パーツは依然として木製だが、
小パーツ類はプラとなり、多少なりとも
完成時の精度が向上してきた。




ダイナミックな構図がすばらしい。


YouTubeで見つけたXFV-1の記録映画。
https://www.youtube.com/watch?v=k4_X3XqFJ2w


XFV-1の資料としては、やはり
このシリーズものが手ごろ。

NAVAL FIGHTERS

アメリカ海軍機の資料としては、
手ごろな存在。
有名・無名の機体を問わずしっかりとした
構成は好感がもてる。












YouTube
空母ハンコック着艦事故映像(事故は
動画開始5分50秒あたり)。
大破炎上したカットラスは、そのまま海上
へ転落し、パイロットを乗せたまま水没してしまった。
https://www.youtube.com/watch?v=iLVFse5Dyto




























































































































おそらくオーロラのプラモが存在
しなければ、テムコTT-1という機体を
知ることもなかっただろう。


ストロンベッカーも発売していた。


フランスのジェット練習機フーガ・マジステール。
戦闘機をベースにしたものではなく、当初から
ジェット練習機として開発された機体では
これが世界初となる。




かつてハセガワが1/72スケールで
発売していたのが思い出される。



































その他VTOL機もの






Wikipedia


Wikipedia






グレンコモデル版。中身はITCのもの。


Wikipedia




1959年に計画された三軍(陸軍・空軍・海兵隊)共同の
輸送機プロジェクトでベル社が開発。実際はペーパー
プランで終わったようだが、のちのX-22の基礎となった。

X-22

Wikipedia




Wikipedia

ベルXV-3実機映像。
https://www.youtube.com/watch?v=WL2SeFy2Czs



















国産プラモもあるでよー!








日の丸姿のオスプレイは、いよいよ
現実味をおびてきた。
人員や物資の輸送、災害救助、
離島対処などに活躍が期待されている。

い…いかん!
脱線してしもうた!

















YouTube


YouTube


YouTube
『頭上の脅威』 予告編
https://www.youtube.com/watch?v=jMJmD4goaDM


1964年公開のフランス映画『頭上の脅威』は
ある意味で空母やヒコーキが主役だ。
フランス軍が全面協力しただけあって、
空母クレマンソーやエタンダールが、これでもかと
ばかりに画面いっぱいに描き出される。
フランスの国威が示された作品だ。



オマケ

長年探し求めていたコーポラル・トランスポーターの
動画をYouTubeでついに発見!
1957年のニュース映画に登場したもので、イギリス軍に供与された
コーポラルが撮影されている。

YouTube
トランスポーターの独創的な
デザインがすばらしい!
このユニークなスタイルは
まさにプラモ向きだ。


YouTube


YouTube
ケロヨンの目玉みたいに飛び出した
運転室がユニーク。


YouTube
コーポラルwithトランスポーター映像(音声なし)。
https://www.youtube.com/watch?v=BHWFKJnJC3M

コーポラルwithトランスポーター映像。
上記と同一の車両を撮影したものだが、
上記映像とは異なるシーンがいくつもあって
興味深い。なお、コーポラルが登場するのは
映像の後半からになる。
https://www.youtube.com/watch?v=1knjL_1qVbQ

撮影場所については、ちょっと自信がないのだが
スコットランドのサウス・ウイスト島に設けられた
王立ロケット実験場ではないかと思う。


1958年版、まだトランスポーターが
付けられていないバージョン。


1959年版、従来のミサイルキットに
トランスポーターを加えたもの。
コーポラルといえば、やはりこれでなくちゃ。


1983年版、ヒストリーメーカーズ・シリーズのアイテムとして
再登場。当時としては、かなり高額だった。


2010年版
再販は当分の間見込めないと思い、
各地の模型店から、かき集めたゾ。


2010年、ドイツレベル版。
国際標準スケール1/35だと
堂々と表示されているが、実際は1/40。








トランスポーターのデザインが斬新だったせいか、
ミニカー会社でもモデル化していた。



次回の更新は、平成27年8月31日夜の
予定。
※今回も諸般の事情により、更新を
  9月30日にさせていただきます。
  まことに申し訳ありません。


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