お庭な出来事

since may 5 2005
庭で見えるもの・・・色々です

虫たちは日が陰ってから活動です。

2007年08月11日 | 虫など
雑草も害虫も元気なこの頃。
何とかしてくれー。って感じがしますよね。

今日は、今シーズン一番の暑さだったそうで、あちこちで猛暑日になったらしいです。
いやぁ~、本当に暑かったです。その暑い中、庭取材をしても昆虫の姿も無く、害虫の姿を追ってしまいました。
日が影って、少し気温が落ち始めた頃、やっと昆虫達が活動を開始です。

なんて、来たのはアキアカネ去年も現れた奴です。今年も何回か記事に書いています。

庭の日が影ってしまい、場所によってはまだ日があたっている頃です。背景のなっているところはまだ、日向。。。暑かろうに。ここは日陰なので少しらくちんと思います。

ばてているわけでも無いと思いますが、人が近づいても全然飛び立つ素振りも無く、じーっとしていました。やる気が無いのかな?

ちょっとだけ、移動して別のはの上に。何故か先端に止まらない変な奴です。
以前見たアキアカネ(トンボ)よりもちょっと小さめな気がしますが、こんなもんかな?


もちろん、出勤の遅いクマバチも、日が陰ってから来ました。直射日光の無い中で、蜜を集めだしました。やっぱりチェリーセージが好きなようです。

下の記事と比較するとホッとする昆虫たちです。

バラシロカイガラムシって言うんだそうな

2007年08月11日 | 番外編
今年はカイガラムシの被害が凄いです。
以前、ジェミニについたのは書きましたがもともとは昨年に黒真珠の枝が真っ白になったのがきっかけです。結局あの時にちゃんと退治出来ていなかったのが悪かったみたいです。

住化武田農薬(株)のボルンを散布して、その後歯ブラシで落としたのですが、どうもその落とした白い円形のものが卵らしく、地面に落ちてから孵ってしまったようです。
ボルンは、●カイガラムシに効果の高いマシン油を成分としたカイガラムシ退治の専用エアゾール剤です。と書いてありますが、効果があるのは[若令幼虫]との事でした。

また、このカイガラムシというのは、
カメムシ目(半翅目) Hemiptera ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
カイガラムシ上科 Coccoidea 
マルカイガラムシ科 バラシロカイガラムシ Aulacaspis rosae

年2回発生し、受精した雌の成虫で越冬し、4月ごろ産卵する。ふ化当時の1令幼虫には脚があり、脱皮後定着して養分を吸収する。この幼虫は6~7月に第1回の成虫となり、ついで8月下旬~10月に第2回めの成虫が現われる。のだそうだ。

これがつくと、症状としては、排泄物にすす病菌が寄生するため枝や幹が黒く汚れるのだそうだ。確かに黒くなっているところがあったりする。
また、生態としては、雄成虫はハエのような虫で飛び回れる、幼虫と雌成虫は翅ばない。
葉や枝の組織内に口吻を突き刺し汁を吸う。

防除法としては、①環境改善(弱った木に繁殖しやすい、また風通しの悪い環境を好む)②捕殺、歯ブラシ等でこすり落とす (針ではがして中に虫がいたら幼虫、いなかったら卵、卵をこすり落としても孵化してはい上がってくる)③薬剤散布、という事なのですが、②の歯ブラシで落とすのをうかつに行うと、このような事になってしまうみたい。

さて、今まで遠目に見ていたので実態が掴めていなかったため、今日は更にマクロを使って近接撮影してみました。(クリックすると拡大しますが、拡大しない方が良いかも・・)

既に丸くなってしまったのは雌の成虫です。この姿のまま産卵するらしい。小さい粒のようなのが、1齢幼虫と呼ばれ、孵ったばかりの状態。白い細長いのが、2齢幼虫の雄のようです。オスはここからさなぎになって、羽がある成虫になって飛んでいくそうです。雌は2齢幼虫のタイミングで、円盤のような形になっていくみたいです。
透明の細い毛のようなものが沢山あるのですが、これは雌のものかな?
何とも気持ちの良いものではありません。
今日、ボルンを散布したので、幼虫は何とか捕殺できたのではないかと思うのですが、この白い奴はどうしたら良いものか。歯ブラシで落とす時に上手く集めないとまた広がってしまいそうです。
 
意外とデータが揃っているところが無くて、情報収集に苦労してしまいました。
それにしても、凄い虫ですよね。。。。先が思いやられる。。

珍しくコオロギが出てきた。

2007年08月11日 | 虫など
今日は暑いですね。
12時頃の気温が36度越えていたようです。猛暑です。

虫もこの暑さのせいか、飛んでこなくなりました。あまり飛び回るのがいません。
なんて、汗をかきかき庭にいたら、何ともドジで間抜なコオロギを発見。
こちらの気配に驚いて、壁にぶつかっていったりしていました。
ちょっと気を取り直した瞬間を撮影。その後消え去りました。

このコオロギはツヅレサセコオロギというそうです。
子供の頃はコオロギというとエンマコオロギだったのですが、あまり見たことの無い形です。

ツヅレサセコオロギ Velarifictorus aspersus
バッタ目 コオロギ科 コオロギ亜科 大きさ 13-22mm
良くいるコオロギらしいです。あまり家の庭では、コオロギって見ないような気がします。