満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

ドク次長退職

2010-04-07 | 会社のハチャメチャ
つい先ごろ、正月だったと思ったら…もう4月である。早いの~
木の芽時は体調を崩すことが多い。なんだか暖かかったり寒かったりと気温も安定しない
関東も3月は20度近く気温が上昇したかっと思えば10度以下に落ちたりと乱高下が激しく
さすがの私も具合を悪くしてしもうた。

皆さんは元気に生活しておるかい?(笑)

4月になり新入社員が入社してきたが、今年は全営業所を合わせてもたったの2名であった
業績が右肩上がりの我が社でもこんな調子である。就職活動も大変だろうなっと思う。

大手企業と違い、我が社のような商店株式系な小粒会社は
トップにシッポさえ振っておれば、本人が嫌だと言うまで何歳まででも在籍出来る。

年金がアテにならないのに、いつまでも親のスネをかじり続ける子供がおったり
要介護の家人がおったり、まだ年金年齢に達していない妻なんぞが無職でおれば
どんなに給料が少なくなったとしても「働く場所が欲しい」っと思うので
千切れんばかりにシッポを振って居残りに命を懸ける

会社も、今までのノウハウを生かしてくれて、給与を減らしても文句を言わないのなら
新入社員を雇い入れるよりは楽なのである。
確かにデフレの影響もあると思うが、「将来に対する不安感」が呼んだ悪循環だと思う
だから必死に振られているシッポを見かけても、決してバカには出来ん。

ただ…シッポをブンブン振ったあと、疲れてしまうのか
仕事に対しての意欲・根性・粘りがなく、居眠りしたり仕事を投げ出したりと
ヤル気の無さを見せ付けられたりする時は、あんたらが辞めてくれりゃ~
フレッシュな新人を入れられるのにの~とかは考えるがの(笑)

ところが今回、珍しくも「60歳でキッパリ定年!」を選らんだ御仁がおる。

私のブログでもお馴染みの「ドク次長」である。

あの映画「バックトゥーザフューチャー」に出演の物理学者「ドク」にソックリな人での

肌は色白だが外人系というより…ラットの皮膚に似た感じで、ちょっと赤みがかっておる
頭髪も真っ白なのだが…映画のドクよりも頭皮に風が当たりやすい(アハハハハハ)
ほいで無類の酒好きでな。何度も酒で失敗をしておる

家で飲んでおったのに、気が付きゃ道路で車に轢かれてたってなこともあるし
会社で頂いた酒を給湯室に置いておいたりすると、帰りがけに一杯引っかけて飲んじゃうし
公園のベンチから会社へ出勤したこと数知れず~ってな御仁での(笑)
の割りに風呂嫌いなもんだから、酒やら変な匂いやらでたまらん体臭の持ち主なのである

仕事上でも頑固一徹! 自説を曲げるシーンを見たことがない(ハハハハハ)

っとコレだけ言っておるから…満天さんってドク次長が嫌いっと思うかもしれんが
彼と私は実は、そこそこ仲が良い(ブワハハハハハ)ま、だから言えるんだがの(笑)

そんな彼が60歳で会社を辞めると言う。
頑固者な彼の言うこと、誰が止めたって聞く耳なんぞ持ちゃ~しない
それでも仕事の関係上、誕生日退職を伸ばしてもらい3月退職としてもらった

正直なところ、誰だって60過ぎてまで頭を下げながら働きたかぁない
パッと退職して、何か好きな事して年金貰いながら悠々自適で暮らしたい
が、大手企業に在職しており、企業年金と通常年金をダブルでもらえればまだしも
通常の年金だけでは、なかなか生活を維持できないのが現状である

それに…元気そうに見えてもやっぱり体は正直での~
人間頑張って働ける年齢って、昔の定年55歳が限度かもしれん
若い人には解らんかもしれんがの~。ホントに、シンドイのよ(アハハハハハ)

さて、普通ならこのままショボショボ~っと引退まで行くのだが
そこへ彼にとって、一生に一度あるかないかの「花」が咲き誇った

それは…昨年入社した購買部の30代主婦の「チャラ子ちゃん」が
「私、ドク次長が好きです!っと公言したからである(笑)

「ど・ドコが!?」っとオノノク社員を尻目に

「背が高いし~~
 ま、確かに背は高いが…腹もかなり出ておるぞ…

「ロマンスグレーだし~
 ろ・ロマンスなんぞ感じないシラガだぞ!しかも、頭皮が見えておるし…

「お酒の飲みっぷりが素敵~
 えっ!? ただの飲んだくれなオヤジにしか見えんが…

人の好みはそれぞれである。
あまり失礼なことを言っては、ドク次長の妻に失礼なので控えるが…
社員一同、誰も彼女の嗜好を理解できないでおった(ハハハハハハ)

とはいえ「好き」っと30代の人妻に言われて…中年男子が平常心で居られるハズもなく…
この頑固一徹オヤジがデレデレ~っと身も心も溶けて行ったのは言うまでもない(笑)

送別会でも二人はピトっと張り付いて、二人だけの世界を作っておった・・・・。
せっかくの送別の会であったが、誰も挨拶に近寄れない(アハハハハハ)
二次会へ誘う体制もままならず、結局二人で何処かへ消えて行ってしもうた~

ま、その後二人に何かあったとは思えんが…(そこまでバカな二人ではないと思う)
ただ、私の場合、父の浮気云々で子供の頃から苦労していたもんで
どうしてもそういう行動、もしくはそれっぽい行動を受け入れられない(笑)
だもんで、少~しだがキャピ子ちゃんから距離を置いている自分が居るだ~

好きとか嫌いとか関係なく、どうしても生理的に受け付けない事象というのはあるもんだ
こんな事程度は大きな気持ちで受け止めて、ツラ~っと出来ればエエんじゃが
やっぱまだまだ私も度量が小さい(笑)
夫が居てこういう事をする子てのは、きっと何か満たされず寂しいんだろうと思うが…
やっぱり…相手をしたくないな~~(ハハハハハハ)

なんてチラっと思いながら幹事の仕事をしておると…
35歳独身の女性社員が…一人黙々と食っておる姿を見てしまった
こちらは色気よりも食い気か…(ガハハハハハハ)

会がお開きとなる頃、彼女が眉間にシワを寄せているのでどうしたかと思ったら
「食べ過ぎて…お腹が痛い…。」と言っておった

「色気」も過ぎるとなんだが、「食い気」も過ぎるとなんだよな~
(アハハハハハハハ)

二人を足して2で割ると丁度エエんじゃが…世の中上手くいかんもんだの~(笑)

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)