満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

日食

2009-07-16 | 昔話のハチャメチャ
7月22日(水)に、「日食」がおこる

北日本は少々ショボイ(笑)

  

それに比べて南国は凄い!

  

※詳しくは「プレ天文」コチラをどうぞ~

今回のように日本でダイヤモンドリングが見られることは、非常に珍しい
よって、たいそうな人が奄美大島へ押し寄せるとか?

晴れて、綺麗に見られたらエエね(笑)←私しゃ、仕事で会社を休めない・・・・

ダイヤモンドリングは、この先しばらくは見られないのだが
上の絵のような屋久島でみられる「金環日食」は、今後もけっこうある。

「2012年5月21日京都」と「2030年6月1日北海道」

だが、京都は早朝だし、北海道は夕方におこる。
どちらも太陽が地平線に近い位置だからな~、見られるかの~

北海道出身の私が親に聞いた話によると…

1948年に北海道で「金環日食」が見られたそうだ(夫の生まれた年)
さすがに私しゃ、生まれてないので解らんがの

記憶にある私の日食は「1972年7月11日」
お昼前後にピークを迎えた普通の皆既日食だったがの
小学生の私にとっては、一大イベントであった(笑)

まず…悪友数名と廃屋に忍び込み、ガラス窓を数枚拝借した。

それから、祖母の部屋に忍び込み、ろうそくとマッチを拝借。

その足で近所の公園へ走り、平たい石の上にろうそくを立て火を付け

ろうそくの炎の先にあたるようにガラス板をあぶり、ススを付けた。

っというやり方を1948年に金環日食を見た父親から聞いたのだ。

私の父は偉大であった。(いや…まだ、どこかで生きておるがの…ハハハハ)
遊びに関しては、子供に決してひけをとらない(笑)
仕事は大っ嫌いだし、大ボラ吹きだしで、しょーもない大人ではあったが
何歳になっても新しい事にチャレンジし続ける、いつも真剣な男であった(笑)

そんな何時も真剣な男が、その熱くなりやすい血をひいた子供に
自分の目で見た「金環日食」の話を、そりゃ~熱く語ったのだ
話を聞いた子供が…萌えないハズがない(笑)

既に皆既日食の2週間前には準備を整え、今か、今かと待っておった

ところが皆既日食の1週間ほど前に、
学校の先生が「日食を見るために用意するもの」っというプリントを配ったのだ

それによると…ススを付けたガラス板なんぞの話は、どこにも書いておらず
黒い色の下敷きがあれば見られるっと書いてあった(ガ~~~~ン)

そうなのだ…1948年になかったが、1972年にはあった文房具
それが「黒い下敷き」であった(笑)

せっかく作ったんだからと、ススを付けたガラス板も使って見てみたが…
黒い下敷きの方が、はるかに綺麗に見ることが出来た
が…金持ちの子供がデパートで買ったと言っていた
「日食を見るための板」ってのが一番綺麗に見えた(ハハハハハハ)

それでも、やっぱり日食は小学生の私にとっては凄いイベントに見えた
あの太陽の影の部分は月なんだ!
1972年のこの日食の3年前。1969年7月20日に
アポロ11号が月面着陸し、アームストロング船長が一歩を踏み出した月なんだ!

今回の皆既日食は、どれだけ沢山の子供たちに、どんな衝撃を与えるだろう

あの時の私の父は偉大だった
日食を子供と一緒に見るため…っていうか自分が見たいがために…
仕事を休んでおった。
今、あの時の父と変わらぬ年齢の私は…会社を休めない(ガハハハハハハハ)

父を乗り越えられないの~~~~

※ちなみに…忙しいアナタのために

太陽を直接見ると、紫外線で目を傷めてしまうので、
なんの道具も用意できなかった、忙しいアナタにオススメする観察方法がある
「木漏れ日観察」
ピンホールを通る光は、その光源の形を現す。
小学校の理化で習ったあの原理(笑)
木漏れ日が三日月の形に見える不思議さに酔いしれて欲しい~

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