正月も終わって、やれやれと思ったら
桜の花が咲き、花粉症と闘い、楽になったな~っと思えば梅雨が来て
ハッと気付けば、もう…7月。
年々、日付も季節も飛ぶように過ぎ、ボケボケしてたら
あっと言う間にボケ老人の仲間入り。
気をつけねば…っと思った時には、遠くから除夜の音が響く~(ハハハハハハ)
毎度こんなことの繰り返しでございます。
みなさん「そうだ、そうだ」と笑ってらっしゃいますがね
アタシのこのお話が終わる頃には、話の枕なんぞ忘れていらっしゃる
三歩あるいて忘れていた頃が懐かしい、アノ頃はまだ頭がハッキリしていた。
今じゃ一つ聞くと一つ忘れ、突き出しのところてんのような頭は年中夏ですから
ツルっとハゲてサッパリ。じゃないですよ。
ツルンとした脳みそには、何も引っかからないってヤツです(笑)
さて、ところてんと言えば夏。夏と言えばお中元の季節でございます
大丈夫ですか~~? ちゃんと付いて来てますか~~(笑)
最近やっと不況バロメーターも、地表にたどりついたらしく、
これ以上は下がれませんや~あとは登るだけでっしゃろ
ってなことを脳天気なお役人方が言ってましたがね
大企業はそうかもしれませんが、中小企業はそうもいきません
不況バロメータだって地中に潜る勢いでやんす
亭主の稼ぎが悪くなりゃ、奥さんの財布の紐だってギューっと硬くなります
「お世話になったアノ方へ…お歳暮は贈ってもお中元は省こうかしら?」
なんぞと独自の省エネ理論にニンマリとされている奥様も多いとか
ま、ご家庭なら省くってことも出来ますが、
企業、特に小さい会社としては、5千円前後のエサに
大魚が引っかかる可能性がある限りは、省くわけにはいきません
ある会社の会長さんが、暑いのにエアコン切って熱弁しております
会長「いいか。高級煎餅持って挨拶回りするんだ。
絶対に手ぶらじゃ帰らない!っという信念を持って行って来い!」
この会長さん。暑い盛りにエアコンを切っているところから察するに
相当な倹約家、省エネダイプで言いますところの「ケチ」でございます
社員の実家が煎餅屋ってなこともあり、そこから安く仕入れた煎餅を
「高級煎餅だ」と言って営業マンに持たせるわけです
しかも、この会社では、お中元もお歳暮も同じ煎餅を使っております
お中元とお歳暮が同じ商品。煎餅は賞味期限が長いっとくりゃ
お察しの良い方は、ハハ~ンっと思われるかもしれません
お中元で余った煎餅は、お歳暮へ
お歳暮で余った煎餅は、お中元へ、
これぞ見事なリサイクルっと言えなくもありませんがね(笑)
しかしですね
毎年、毎年同じ煎餅を持って挨拶回りに行かなきゃならない身にとっては
大変辛い時期だと言えます
高級煎餅も一口食べれば高級じゃないってことはスグに解ります
社員A「こんにちは~セコ商会ですが。営業の佐藤さんいらっしゃいますか」
セコ商会ってな名前を聞いただけで、女子社員が嫌な顔をします
女子社員「またあの不味い煎餅が来たわよ~」
この時期の女子社員の対応は、客が持参したものによって明らかに変わります
メロンの最高峰「夕張メロン」なんぞ持って行ってみなさい
女子社員の目の色が変わり、お茶は出るはコーヒーは出るは
肩まで揉んでくれ、帰りぎわ、そっとメールアドレスなんぞも渡してくれます
それが20年以上、年2回、最高級と偽った不味い煎餅だと
お茶だって入れてはくれませんし、会いたい人を呼び出してもくれません
女子社員「なんか用ですか~~」
社員A「あの…お中元を持参いたしまして…営業の…」
女子社員「あの変な煎餅でしょ。いらな~い。持って帰って」
社員A「えっ…」
女子社員「去年お局さまがあの煎餅食べて、差し歯取れちゃったんだから
あの煎餅を見ると機嫌悪くなるのよ、だから持って帰って」
煎餅を見ただけで機嫌が悪くなるお局さまがいらっしゃるんじゃ仕方がありません
結局、渡せずじまいの社員A君。
そんなこんなで、お客さまに拒否された高級煎餅。
半年持ち越しできても、さすがに1年持ち越しは出来ません。
だからと言って仕入にお金がからんでいる物を
社員にタダでやるのは我慢ならない会長
そこでケチ会長が考えた手は…
「そうだ!出入りの業者に売ろう!」
この会長、賞味期限が切れた品物だとニコニコ笑ながら社員に配りますが
3日でも賞味期限が残っている品物だと、売ろうと考えます
この精神。これを本当のエコっと言います。
さて、その会社の女子社員はというと…
賞味期限の切れた煎餅なんぞは、若い男性社員へポイっと食べさせ
取引先から頂いた、本物の高級煎餅とお茶をすすっております
満天「やっぱり、高級お煎餅は美味しいわ~~」
女子社員が食べた高級煎餅はコチラの「海老づくし」
海老御菓子慮「桂新堂」
で、次に彼女が手にした御菓子が「ゆかり」
「坂南総本舗」
いや、マジで最高に「美味かっただよ~」
そして、最後に袋に移し変え、自宅へ持って帰り夫と仲良く食したのがコチラ
山形産のさくらんぼ「佐藤錦」
で、さくらんぼを美味い、美味いと食べ過ぎたこの女子社員さん
その日の夜には、お腹を壊し…トイレから離れることが出来なかったそうです
(ガハハハハハハハハ)
なにごとも「過ぎたるは なお 及ばざるがごとし」
なんでも程ほどがよろしいようでございますね
エコもやり過ぎるとセコくなり、
人にゴリ押しすると、エゴになる。
エコで食べるとエ~うんコ。
エコを無視すれば、エらいうんコ。
本日は、ちょっとやり過ぎてしまい、
自分の会社の営業マンと業者さんに嫌われてしまった、某会社の会長さんと
会社に頂いた美味しいお中元をバクバク食べてしまい
お腹を壊したアホな女子社員さんのお話でございました
あくまでも落語のお噺でございます。
おそまつさまでございました~~~(ガハハハハハハ)
ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)
桜の花が咲き、花粉症と闘い、楽になったな~っと思えば梅雨が来て
ハッと気付けば、もう…7月。
年々、日付も季節も飛ぶように過ぎ、ボケボケしてたら
あっと言う間にボケ老人の仲間入り。
気をつけねば…っと思った時には、遠くから除夜の音が響く~(ハハハハハハ)
毎度こんなことの繰り返しでございます。
みなさん「そうだ、そうだ」と笑ってらっしゃいますがね
アタシのこのお話が終わる頃には、話の枕なんぞ忘れていらっしゃる
三歩あるいて忘れていた頃が懐かしい、アノ頃はまだ頭がハッキリしていた。
今じゃ一つ聞くと一つ忘れ、突き出しのところてんのような頭は年中夏ですから
ツルっとハゲてサッパリ。じゃないですよ。
ツルンとした脳みそには、何も引っかからないってヤツです(笑)
さて、ところてんと言えば夏。夏と言えばお中元の季節でございます
大丈夫ですか~~? ちゃんと付いて来てますか~~(笑)
最近やっと不況バロメーターも、地表にたどりついたらしく、
これ以上は下がれませんや~あとは登るだけでっしゃろ
ってなことを脳天気なお役人方が言ってましたがね
大企業はそうかもしれませんが、中小企業はそうもいきません
不況バロメータだって地中に潜る勢いでやんす
亭主の稼ぎが悪くなりゃ、奥さんの財布の紐だってギューっと硬くなります
「お世話になったアノ方へ…お歳暮は贈ってもお中元は省こうかしら?」
なんぞと独自の省エネ理論にニンマリとされている奥様も多いとか
ま、ご家庭なら省くってことも出来ますが、
企業、特に小さい会社としては、5千円前後のエサに
大魚が引っかかる可能性がある限りは、省くわけにはいきません
ある会社の会長さんが、暑いのにエアコン切って熱弁しております
会長「いいか。高級煎餅持って挨拶回りするんだ。
絶対に手ぶらじゃ帰らない!っという信念を持って行って来い!」
この会長さん。暑い盛りにエアコンを切っているところから察するに
相当な倹約家、省エネダイプで言いますところの「ケチ」でございます
社員の実家が煎餅屋ってなこともあり、そこから安く仕入れた煎餅を
「高級煎餅だ」と言って営業マンに持たせるわけです
しかも、この会社では、お中元もお歳暮も同じ煎餅を使っております
お中元とお歳暮が同じ商品。煎餅は賞味期限が長いっとくりゃ
お察しの良い方は、ハハ~ンっと思われるかもしれません
お中元で余った煎餅は、お歳暮へ
お歳暮で余った煎餅は、お中元へ、
これぞ見事なリサイクルっと言えなくもありませんがね(笑)
しかしですね
毎年、毎年同じ煎餅を持って挨拶回りに行かなきゃならない身にとっては
大変辛い時期だと言えます
高級煎餅も一口食べれば高級じゃないってことはスグに解ります
社員A「こんにちは~セコ商会ですが。営業の佐藤さんいらっしゃいますか」
セコ商会ってな名前を聞いただけで、女子社員が嫌な顔をします
女子社員「またあの不味い煎餅が来たわよ~」
この時期の女子社員の対応は、客が持参したものによって明らかに変わります
メロンの最高峰「夕張メロン」なんぞ持って行ってみなさい
女子社員の目の色が変わり、お茶は出るはコーヒーは出るは
肩まで揉んでくれ、帰りぎわ、そっとメールアドレスなんぞも渡してくれます
それが20年以上、年2回、最高級と偽った不味い煎餅だと
お茶だって入れてはくれませんし、会いたい人を呼び出してもくれません
女子社員「なんか用ですか~~」
社員A「あの…お中元を持参いたしまして…営業の…」
女子社員「あの変な煎餅でしょ。いらな~い。持って帰って」
社員A「えっ…」
女子社員「去年お局さまがあの煎餅食べて、差し歯取れちゃったんだから
あの煎餅を見ると機嫌悪くなるのよ、だから持って帰って」
煎餅を見ただけで機嫌が悪くなるお局さまがいらっしゃるんじゃ仕方がありません
結局、渡せずじまいの社員A君。
そんなこんなで、お客さまに拒否された高級煎餅。
半年持ち越しできても、さすがに1年持ち越しは出来ません。
だからと言って仕入にお金がからんでいる物を
社員にタダでやるのは我慢ならない会長
そこでケチ会長が考えた手は…
「そうだ!出入りの業者に売ろう!」
この会長、賞味期限が切れた品物だとニコニコ笑ながら社員に配りますが
3日でも賞味期限が残っている品物だと、売ろうと考えます
この精神。これを本当のエコっと言います。
さて、その会社の女子社員はというと…
賞味期限の切れた煎餅なんぞは、若い男性社員へポイっと食べさせ
取引先から頂いた、本物の高級煎餅とお茶をすすっております
満天「やっぱり、高級お煎餅は美味しいわ~~」
女子社員が食べた高級煎餅はコチラの「海老づくし」
海老御菓子慮「桂新堂」
で、次に彼女が手にした御菓子が「ゆかり」
「坂南総本舗」
いや、マジで最高に「美味かっただよ~」
そして、最後に袋に移し変え、自宅へ持って帰り夫と仲良く食したのがコチラ
山形産のさくらんぼ「佐藤錦」
で、さくらんぼを美味い、美味いと食べ過ぎたこの女子社員さん
その日の夜には、お腹を壊し…トイレから離れることが出来なかったそうです
(ガハハハハハハハハ)
なにごとも「過ぎたるは なお 及ばざるがごとし」
なんでも程ほどがよろしいようでございますね
エコもやり過ぎるとセコくなり、
人にゴリ押しすると、エゴになる。
エコで食べるとエ~うんコ。
エコを無視すれば、エらいうんコ。
本日は、ちょっとやり過ぎてしまい、
自分の会社の営業マンと業者さんに嫌われてしまった、某会社の会長さんと
会社に頂いた美味しいお中元をバクバク食べてしまい
お腹を壊したアホな女子社員さんのお話でございました
あくまでも落語のお噺でございます。
おそまつさまでございました~~~(ガハハハハハハ)
ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)