満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

砂の薔薇(デザートローズ) 作:新谷かおる 

2009-07-10 | 漫画紹介


いつもブログで遊んでもらっておる「tooruさん」からお借りした

「砂の薔薇」っと言えば…砂漠でカルシウムなんぞが結晶した石を思い出すが…
こちらは人間のお話。しかも…26歳、超美人!ほいで…強くて頭も良い。

テロによる飛行場の爆破事件で、
夫と幼かった子供を失った真理子・ローズバンク。

真理子は胸に爆破の破片が突き刺さり、生死の境をさまようが
無事、命を取り留めることが出来た

彼女はテロや戦争とは、まったく無縁な日本人であるから
テロを憎む気持ちがあったとしても…
なすすべもなく「泣き寝入り」するしかない

普通はね…(笑)

ま、そこは漫画。

彼女は民間の対テロ組織専門の傭兵集団へと身を投じ
数年で女性テロ戦闘集団「ディビジョンM」の指揮官となり
組織の中でもトップクラスの成績をあげていく

憎むべきは夫と息子を殺したテロリスト「グリフォン」
胸に負った傷跡が薔薇のように見えることから「薔薇のマリー」と呼ばれている

作品は1989年に「月刊アニマルハウス」で掲載されたらしい
新谷かおると言えば…「エリア88」しか知らんかったもんで…
しかも…今回色々と調べて…初めて知った事実に仰け反ったほどである

「新谷かおる」って…男だったのかっ!

いやね。あんまし可愛らしいお姉ちゃんを描くから…
テッキリ女性だと思っていただよ~(ハハハハハハハ)
確かにな~女性にしてはメカを上手に描くし、性的目線も男っぽい(笑)

※以下ウィキペディアより
大和和紀、山岸凉子のアシスタントを経て
1973年に松本零士のアシスタントを経験する。

あっ。な~~るほど。
彼の描く漫画に出てくる女性の腰が、松本零士氏の描く女性の腰によく似てる
つまり、いったい食ったもんは何処へ行くの?ってな細いウエストなのだ

成人男性の大きめな手に少し余る形の良い胸
40センチを切るだろう腰
なのに、思ったよりも大きいプリプリなお尻
ほいでもって「ハフゥ~ン」ってなお色気

「おおお~~~~! たまらん!」

よく映画なんぞで出てくる「女性の傭兵」とは一味も二味も違う

以前にもチラっと読んだことのある漫画なのだが
読んだのは同人誌であった

当時、「聖闘士星矢」のBL同人誌を作っておった友人がおり(笑)
その彼女から、和田慎二のスケバン刑事と砂の薔薇のコラボ作品を借りて読んだ
残念ながらその内容は覚えておらん(アハハハハハハ)

その時は本当に記憶が無かったのだが…
今回、「砂の薔薇」を全巻お借りし、あらためて通して読んでみて
主人公の真理子・ローズバンクの性格にかなり惹かれた

女性だけの集団を、こんな風に纏めることの出来る彼女の行動に
学ぶ点は沢山あったな~~
そうだな。作者が男性だからこういう風に描けるんだ(笑)

アニメにもなっているらしい
「砂の薔薇」(音あり)

海外ドラマ「チャーリーズ・エンジェル」よりはハードアクションだが
先日なくなった「ファラ・フォーセット」さんを彷彿させる漫画である

強くって色気のある女性。カッチョエエ~っと思い、つい…
「ハッ!」っと空手のマネをして右手を突き出したら
右腕の振袖お肉が「ブルン」っと唸った(ハハハハハハハ)

男性はもとより
仕事で、女性ばかりの部門を纏めなければならない女性にも
オススメの漫画です~

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