満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

目の悪い人々

2008-07-15 | 美健なハチャメチャ
昨日、会社帰りにコンタクトレンズを買いに行った
夕方になっても気温は下がらず蒸し蒸しとしたネバッ濃い夜じゃった

コンタクトレンズを購入する時は眼科医の健診が必要なので
同じフロアにある眼科医へ書類を持って行く
(こういう時は総合施設は便利である)

眼科の病院へ入って驚いた
エライ混雑しておる・・・・・。

そういえば…夏場はプールや海へ行って目が充血したりと
目の病気の人が増える時期でもあったな~~(笑)

本を持参しなかったし…携帯ゲームをやる訳にも行かず
仕方がないので人間ウォッチングを開始した

まず、目に付いたのは…30代女性のヒップハンガーのパンツに丈の短いTシャツ。
この手の装いをしておる人の多いこと、多いこと
暑いからヘソを出したい気持ちも解るが…
ほぼ皆さん座ると、
背中のお肉がヒップハンガーのパンツに付けているベルトの上に乗っかる
腹の肉も乗っかる。脇の肉も乗っかっておる。
凄い肉のオンパレードじゃ~~っとビックリした(笑)

お次に目に入って来たのが…40代後半と思われる女性
お相撲さんばりの肉体にブカブカなTシャツを着て
丈の短いホットパンツを履き
ザンバラなロングヘアを右に左へと振り回しておる

眼科医補佐のイケメン兄ちゃんを捕まえアレやコレやと質問しておるのだが…
全身から滲み出る雰囲気は「女子大生風」・・・・
でも…口から出る言葉の数々は「オバハン風」・・・・
歳が私と近い分、見ていてやるせない(笑)

「○○みたいな~~」を連発しつつも
同じ内容を何度もリピートする…
○の開いている所を言う目の検査でも
「上?」「下?」っと一々、疑問系&語尾を上げる(笑)

極めつけは…相当目が悪いにも関わらず
眼鏡をかけずに毎日車を運転していたらしい…

「夕方になると全然前が見えないのよ~~~」(当たり前じゃろう!)

「アタシって相当、目が悪い人だから~~~」(他人事のように言うな!)

「このコンタクトだと近くが見えな~~~い」(そりゃ老眼だろうが!)

「きゃ~~~立つとクラクラする~~~~~」(若い兄ちゃんに抱きつくな!)

「怖くて歩けない~~~~~~~~~~~~」(お前が一番怖い!)

っと…延々1時間以上もやっておった…(ハハハハハハハ)

結局、このオバちゃんが3人居る眼科医補佐の1人を掴んで離さんもんで
こんな時間帯にも関わらず眼科医が混雑していたらしい(笑)
その場に居た20人余りの患者全員の白い目をモノともせず
これだけの醜態をさらけ出せるほど、周りが見えてないって事は…
確かに相当、目が悪いらしい…(ガハハハハハハ)

若い頃の栄光にすがっておるのか…
自分の肉体の変化について行けずに、若い恰好をしたり
若い言葉を羅列したり…

30代を過ぎたら自分を知ろうよ
目をそむけずに裸になって全身を鏡に写そうよ
若い恰好をしたいなら、それなりの努力をしようよ

気持ちを若く持つことは間違いではないが
言葉や品格は落ち着いた中年女性ならではの美しさを持とうよ

若い頃、思わんかったかい?
凛とした佇まいの中年女性を見て
「美しいな~」って
そういう人を誰も「オバハン」とは呼ばなかったよ~


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