満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

弁当について

2007-04-02 | 昔話のハチャメチャ
 

これらは、ここ最近の私の自作弁当なのだ~
材料は前の日の晩飯。
食べるのは私。
ダンナ様は「愛妻弁当」が苦手らしい…(笑)
裏読みすれば…妻も職業を持っているから大変じゃろう~の配慮かも…
もう一つ裏読みすれば…愛妻弁当持参じゃ~
女子社員にモテナイからかの…(笑)

弁当というもんは、これで結構作るのが大変な代物で
条件としては腐りにくい食材やニオイのキツイ食材は使わないとか
冷えても美味しく、彩りにも気を使うってな事があるのだが…
作るのが大変っという事も解っているのだが…
あえて言いたい。私の人生の「ワースト3」弁当を~(笑)
まぁ~ご自身の給食及び弁当が、いかに幸せの産物であるかを
確かめながらお聞き下されや~(ハハハハ)

ワースト3 「自作おにぎり」

以前から申しあげている様に、私には3人母がおります
最初は実母、その後のほとんどを継母に育てられて過ごしておりました
ので…中学になり弁当持参の学校生活が始まると…
継母は気が向いた時にしか弁当を作ってくれず、
ほとんどの弁当を自分で作っておりました

その日は寝坊をしてしまい…えらいこっちゃ~っと
あわてて握り飯を作りました
女子中学生は育ち盛り!握り飯は最低でも2個は食いたい~
が…時間が無かった私は…よせばよいのに…デカイ1個の握り飯を作り
学生カバンの中に無理やり突っ込み、走って学校へ出かけました~

さて昼休み…
昼食をとろうと学生カバンに手を入れると…ナニやら平べったい物体が…
そうなのです。デカイ握り飯が超特大の煎餅に変身しておりました~
女子中学生は乙女の真っ盛り~
とてもじゃ~ないが…みなの前に出して…食べれない。。。。。
でも…女子中学生は半分男勝り~
お腹が減ったのと色気を両天秤に掛け~
笑いを取りながら食べた昼飯どした~(笑)

ワースト2 「給食のモナカ」

小学校は6年間、キッチリ給食のご厄介になりました
その節は給食のおばちゃん、ありがとうございました~

ある日の給食時、教室内がざわめき立ちました!
な・なんと!給食にアイスモナカが出品されたのです~!!!!
すげ~っ!今日はアイス付きだよ~嬉しいよ~
教室内のあちらこちらで感涙の涙に咽ぶ生徒達

給食当番の「頂きます!」を合図に、ほぼ全員がモナカにかぶりつきました
一瞬。
モナカにかぶりついた生徒達全員の頭の上に「?」マークが点灯したのです

そうなんです。
給食にアイスが出るハズもなく、アホな子供達の大いなる勘違いなんですが…
ならば…モナカの中身は普通なら「あんこ」でしょうに
この時のモナカの中身は誰が考えたやら…「納豆」でした。。。。
一口かぶりついた全員の口からモナカまで、つり橋のような糸が引き
「うぇ~~~!」の叫び声と共に教室中に糸が飛ぶ~
そんな昼食時の楽しい一時でございました~(笑)

本来はモナカの蓋を取って
ソレを器に納豆を食べるモノだったっと思うのですが…
当時の主食はパンでして…飯の主食は出た事もなく…
何故に納豆だったのかは未だ不明のままなのです~(笑)

ワースト1 「ドカタ弁当?」

男勝りよりも乙女心が優ってきた中学3年生の頃
継母が珍しくも弁当を作ってくれました。
「わ~い。嬉しいな~!」っと思い、ルンルンで学校へ向かった私。

さて昼飯時に弁当のおかずは何じゃらホイ?っと蓋を開けた私は
即効で蓋を閉めました~
チラリと見ただけじゃが…一面…白一色だったような~?
もう一度蓋を開けて見て愕然としましたがな~
どう見ても飯しか入っとらんじゃん!

この頃になると…高度成長期の日本のお弁当には
タコさんウィンナーや玉子焼き、白いご飯の上には海苔がひいてあり
金持ちの子供なんぞは別のタッパーで果物まで持参するお弁当業界の中で
乙女ド真ん中の女子中学生の弁当で「どかた弁当」なんぞはありえない!

ところが…2度目に蓋を閉めた時にホノカ~な香りが…
「ん?」っと思った私は、もう一度蓋を開け箸でご飯を突付いてみれば~
なんと、中からカレーが現れた。。。。。。
最悪じゃ~っと思った瞬間、女友達の一人が素っ頓狂な声で
「満天ちゃ~ん!それスゴ~イ!」っと言い出し
あれよ、あれよの人だかり…
「私も~カレーが食べたいな~っと思っていたのよ~
こうやってお弁当にすればイイんだ~」などと取りざたされましたがな~
でも…その後、だ~れも私の弁当の真似なんぞしてきませんでしたけどね~

後に「弁当の蓋を開けて白一色じゃ~恥ずかしかったよ~」っと
継母さんへ抗議をしたならば…
それから数ヶ月後に、やはりカレーをサンドしたご飯の上に
福神漬けが乗った新たなバージョンの弁当を持たされました~

よって、それ以降は継母さんの手を煩わせるのを辞めて
自分で弁当を作るようになりました~(アハハハハ)

人それぞれに弁当には色々と思い出があるんでしょうね~
今日は私が最悪じゃ~っと感じた弁当のお話でした~(笑)