恐妻来社！

「エクアドルのバナナ売りさん」52歳。
彼の恐妻で有名な奥様が来社されました。
ダンナの仕事ぶりを見に来た…のではなく（笑）
彼の乗っている車に大事な物を置き忘れたとかで、来社されました。
（ホントかな～？）
奥様は私と目が会うと
コソコソと物の影に隠れます（笑）
何故かというと…（時効だからイイでしょう）

昔、バイトで30代の人妻が週に３回働きに来ていました。
名前を「ボインちゃん」としときましょう。
（女性差別用語でしょうか？）
（でも、ナインな満天にとっては羨ましいので…この名称で良いでしょう）

ボインちゃんはアル理由から
ダンナと離婚。
名古屋出身で盛大な式を挙げた手前、実家に帰れず
東京で一人暮らしを始め
我社のバイトも辞めて新規一転、新しい職場を見つけました。
私は彼女の色々な相談事にのっていて
メールのやり取りやら、会って話したりと
交友は続いていました。

ある日、彼女から「助けて！」のメールが届きました。
何事？っと思いメールを読むと…
ダンナと別れたボインちゃんは
始めての一人暮らしの生活に寂しさを感じ
よりにもよって、
「エクアドルのバナナ売りさん」にメールを入れました。
彼としてはボインちゃんからのメールに悪い気はしません。
でも、奥さんが怖くて会うまでには至りません。
そんな二人はメールでお話をするようになったのです。

メールやブログなどは
相手と会って、目を見て話さない分
時には大胆な言葉も綴ってしまうモンです。

「エクアドルのバナナ売りさん」は
少々エッチなメールも送るようになっていき
ボインちゃんもメールの気軽さから
エッチな文章に、
お返しのエッチなメールを返すようになっていきました。

そんなメールのやり取りを
奥様が見つけてしまったのです！

さー大変！
親戚一同呼び集められての家族会議。
ボインちゃんの自宅に奥様の殴りこみ！
何度、メールだけです！っと言っても聞く耳持たず！
しつこくボインちゃんを攻め立てる妻！

そこで、ボインちゃんからの「助けて」っとなる訳です。

私にとっては「ど～でもイイこと」なんですが…ね（笑）

とりあえず、
エクアドルのバナナ売りさんに
「事情は総務の満天さんが知っている。
　これ以上事を荒立てると会社中に知れて
　自分は会社に居られなくなる」っと
奥様に言いなさい。とアドバイス。

奥様も引っ込みがつかなくなっただけ。
よく頭を冷やせば大した話でもなし
自分のダンナにお灸をすえるつもりで騒いだだけでしょう。
騒ぎは一件落着。

別に総務は医者や、弁護士と違って秘守義務もゆるいでしょうが
もちろん、この話は誰にもしてはおりません。
いがいに社員の「生老病死」及び色々な家庭の事情に
精通してしまう「総務」としては
目は魚のごとく、耳は猫のごとく、
口は貝のごとく、行動は脱兎のごとく…なのです（笑）
但し、どの会社の皆様も
総務を怒らしてはいけません。
総務とは仲良く円満にお付き合いした方が身の為ですヨ