藤井インターおりて数分で、葛井寺に到着しました。
西国巡礼で多いのですが、お寺さんの呼び方が難しいと私は感じます。
葛井寺の住所は藤井寺1-16-21です。
でもお寺の名前は「葛井」でふじいと読ませています。
「葛」といえばマメ科の蔓性 (つるせい) の多年草のことを指し、秋の七草に入っています。
でも「藤」は春に咲き、この葛井寺さんは藤の花が有名となっています。
じゃ、藤井寺でよろしいのでは?と思うのですが、なぜ「葛井」なのかというのは、百済の渡来人「葛井氏」の氏寺として建立されていたという説によるものなのかもしれません。
その日は毎年恒例の「藤まつり」が開催されていました。
ボランティアさんもたくさんテントで待機されていましたが、肝心の藤の開花がまだまだという感じで、藤のたくさんある棚で一つだけは花がきれいに咲いていました。
町中にあって立ち寄りやすい雰囲気のお寺さんで、ご近所らしい参拝車で活気があふれていました。
葛井寺は真言宗御室派。
本堂の拝観とご本尊の十一面千手千眼観世音菩薩さまのご開帳は、縁日の毎月18日と8月9の千日まいりの日。
境内では西国三十三観音めぐりができます。
弘法大師お手堀井戸。
藤井安基がこの井戸により蘇生させられ、それ以降寺 門興隆に力を注いだと言われているそうです。
弘法大師お手堀と言われ、目の治療や心を開眼させる聖水の湧く井戸なのだそうです。
日本では、千手観音は四十二手とされるのが一般的ですが、葛井寺のご本尊の十一面千手千眼観世音菩薩さまは、文字通り゛千の手”と”千の目”を持つ千手観音像。
頭上に十一面をいただき、そして正面で手を合わせる合掌手、宝鉢や宝輪、数珠などをもつ40本の大手に、クジャクのようにひらく1001本の小手、合わせて1043本の手を持ち、掌にはそれぞれ眼が描かれているそうです。
国宝となっておられます。
御開帳の時にお参りしたいものです。
護摩堂。
境内に駐車場がありますが、停められる台数に限りがあり、途中の道が対向車とすれ違えないほど細いところがあります。
私はお寺さんの近くのコインパークに停めました。
特にお寺さんのおまつりの時は、コインパーク利用が気持ちとしてもラクかもしれません。
周辺道路は細い道が多くて、一方通行道路などもありました。
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