白山島には、八乙女伝説があります。
白山島の近く、由良温泉の「ホテル八乙女」のHPによりますと・・・
羽黒山が霊山として開山したのは、現在から1400年以上も前のことで、当時の第32代・崇峻(すしゅん)天皇は、家来の蘇我馬子(そがのうまこ)に暗殺されてしまう。崇峻天皇の子どもだった蜂子皇子(はちこのおうじ)は難を逃れるため、京都の由良(ゆら)という浜から舟で北へと逃げ、北へ向かう航路で、ある日、荒波にそそり立つ絶壁、その岩上では八人の美しい乙女たちが領布振り、笛を吹き、舞いながら蜂子皇子を導き迎え入れたといわれます。その地が現在の八乙女浦で、名の由来もこの伝説の名残りだといわれています。八乙女浦に上陸した蜂子皇子は三本足の烏に導かれ、羽黒山へとたどり着いたとされています。羽黒山と八乙女の洞窟は、羽黒山頂にある鏡池と繋がっているといわれています。
白山神社へと続く橋のそばには、快水浴場100選に選定された「由良海岸」のきれいな砂浜が続いています。
由良海岸のシンボルである島で、3,000万年前の火山性噴火によってできたといわれているそうです。
砂浜から島までは、177mの赤い橋がかけられています。
冬の日本海は、幻想的な美しさです。
こんな冬の寒い時節に、観光で島に渡る方はあまりないのか、カモメがこちらをじっと見ているようです。
朱色の鳥居が雪の白によく映えます。
この鳥居をくぐると、この島も漁港であることがわかります。
後から知ったのですが、白山島は高さ72m、周囲436mの島で、夏の夜にはライトアップもあるようです。
白山神社へと続く石段は、263段もあります。
膝も痛いし、何度も何度も休み休みしながら、雪の石段を上りました。
もう少しでてっぺんです。(ハアハアです・・・)
あの赤い橋が、こんなに小さく見えます。
白山神社を建築するためには急な傾斜かこの石段を往復したに違いなく、この神社への信仰の強さに感心させられます。
木々に覆われていますが、冬の日本海の美しさも感動的です。
行きもあれば、帰りもあります。
好奇心のままに上ったは良いですが、帰りは傾斜のためと雪で足が滑るため、用心しなければなりません。
白山島は、高さ72m、周囲436m。
島内を一周できる遊歩道が完備されています。
岩肌に日本海の荒波が押し寄せ、絶え間なく波のせせらぎがこだまします。
自然の凄さを感じます。
冬の遊歩道は途中の道からは、通行できなくなっていました。
残念ですが・・・
雪の白山島も魅力的です。
通歩道は、釣堀(冬期休業)からのコースと、白山神社からのコースがあります。
夏に来たら、夏の美しい白山島に出会えることでしょう。
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