内部に入ってみる。数ある世界遺産の中でも、これは間違いなく見るに値するものだと思う。
「ヨーロッパのいかなる教会とも違った雰囲気」ととある旅慣れた人が言っていたが、確かにそうかも知れない。柱が上に行くにつれて枝分かれし、天井の装飾とも相まって森を見上げている様な雰囲気になっているのである。独特である。最後の3枚は教会の中心にあるキリストの磔刑像であるが、最後から2枚目が開館直後、最後が確か午前10時くらいで、最後の写真では窓から太陽光が綺麗に差しこんで像が輝いているのが分かる。ただ天気が今一つ安定せず、残念ながら屋上までのエレベーターは営業していなかった。教会の端の方に動いているエレベーターを見かけたので、職員に「このエレベーターに乗れますか?」と聞いたら「これは職員だけ」と日本語で答えが返ってきた。日本人の姿は物凄く多く、「るるぶ」を持ち歩いている人をそこら中で見かけた。
ガウディは「美は真実の輝きである」と述べており、彫像のリアリティにもこだわった。そこまでなら普通かもしれないが、何と天使の像の一部は本物の人間の骸骨を使って型どりをしたのである。また、キリストの磔刑像を制作するに当たっては現場の作業監督を裸にした上で壁一面に鏡を貼った部屋に入れ、実際に磔刑のポーズを取らせてデッサンしたという(写真が残っている)。少々変わった人物ではあったようだ。
「ヨーロッパのいかなる教会とも違った雰囲気」ととある旅慣れた人が言っていたが、確かにそうかも知れない。柱が上に行くにつれて枝分かれし、天井の装飾とも相まって森を見上げている様な雰囲気になっているのである。独特である。最後の3枚は教会の中心にあるキリストの磔刑像であるが、最後から2枚目が開館直後、最後が確か午前10時くらいで、最後の写真では窓から太陽光が綺麗に差しこんで像が輝いているのが分かる。ただ天気が今一つ安定せず、残念ながら屋上までのエレベーターは営業していなかった。教会の端の方に動いているエレベーターを見かけたので、職員に「このエレベーターに乗れますか?」と聞いたら「これは職員だけ」と日本語で答えが返ってきた。日本人の姿は物凄く多く、「るるぶ」を持ち歩いている人をそこら中で見かけた。
ガウディは「美は真実の輝きである」と述べており、彫像のリアリティにもこだわった。そこまでなら普通かもしれないが、何と天使の像の一部は本物の人間の骸骨を使って型どりをしたのである。また、キリストの磔刑像を制作するに当たっては現場の作業監督を裸にした上で壁一面に鏡を貼った部屋に入れ、実際に磔刑のポーズを取らせてデッサンしたという(写真が残っている)。少々変わった人物ではあったようだ。