インド人の同僚から聞いた話。インドでは今でもカースト制度が残り、社会に大きな影響を与えているようだ。しかもこのカーストは複雑怪奇な代物で、全部で1000近いカーストが存在し、結婚、宗教、職業などに各種の制約を与えているとの由。寺院などでも、上位カースト用の入り口と下位カースト用の入り口が別れていたりするそうだ。特に地方に行くと、誰が何のカーストかを皆知っていて、狭い町の中でのゴシップには事欠かなくなると言っていた。違うカーストの人とは付き合い方も変えないといけないらしい。何だか嫌な感じである。そもそもこの状況でもし下位カーストに有能な人物が現れたら、一体どうなるのだろう?自分がもしそうなったら、インドを出る道を探すだろう。恐らく。
そこで問題になるのが海外でのインド人の振る舞いである。我々の職場にも数名のインド人がいて、彼らのカーストは皆異なる筈なのだ。でも彼らがお互いに付き合い方を変えている様には見えない(これは同僚も認めていた)。こういうインド人が増えて、彼らが帰国した時に少しずつインドも変わっていくのかも、と思う。望むらくは。
そこで問題になるのが海外でのインド人の振る舞いである。我々の職場にも数名のインド人がいて、彼らのカーストは皆異なる筈なのだ。でも彼らがお互いに付き合い方を変えている様には見えない(これは同僚も認めていた)。こういうインド人が増えて、彼らが帰国した時に少しずつインドも変わっていくのかも、と思う。望むらくは。