SMS

上司の一人はおよそ最新電子機器とは縁のない人物である。携帯電話は当然ガラケー、連絡も電話と留守番電話のみ、電子メールなど夢のまた夢という人物であるが、唯一不思議なのは携帯電話あてのSMSに関してだけは速やかに返信が来るのである。上司に「SMSにはお詳しいんですか？」と聞くと、上司「別に全然詳しくないよ。第一、俺、送り方を知らないもん」。自分「？？じゃ、何で私が送ったSMSに返信できるんですか？」。上司「君から来たSMSを開いて、その時画面に出る『返信』ってボタンを押すと文章が打ち込めるから、それで送っていたんだ。自分から新規メールをどうやって作成するかなんて、知らないよ」。自分「。。。。」

1週間が過ぎて

少しずつ生活は元に戻っていく。結局は時の力というか、時間が癒してくれる事を期待するしかない。ドストエフスキーの言うが如く、「人間はすべてに慣れていく動物」である。昔書いた年忌の事をもう一回思い出した。
別れ
年忌のこと